M S Technical Laboratory

趣味の電子回路工作の成果を披露する場として開設しました。他の趣味に関わる画像も掲載します。

仕事納め

2013年12月31日 17時04分01秒 | DIY Electronics
 受注案件の配線が完了し、DC試験までこぎつけました。今年の工作はこれで終わりにします。
 予算と納期の制約から、MS-1111を改装して渡すことに決まったのを受けて、真空管を全部別品種に切り換え、回路も変更しました。保守用の在庫まで考えると6SL7も6BX7も手持ちの数量では不足、新たに調達するのは論外ということで、6CW7(ECC84)と6CK4の組合せを選択。どちらも10本程度の手持ちがあるし、いつか使ってみたい球だったので迷うことなく決めました。

 将来、球の交換をすることを考えて、直結部の電圧調整機能を追加。当初、MOS-FETを抵抗として使う案で着手したのですが、思ったような動作に落ち着かず、最も信頼できる真空管式に切り換えました。こちらはすんなり動作してくれて、5814Aが一本シャーシに立っています。この球も昔からたくさん持っているので、予備には困りません。
 再利用していたブロック型の電解コンデンサは早晩劣化するので、手回して新品と交換しました。大穴をパンチングメタルで隠しています。

 いずれ、写真はきちんと撮り直します。ベンチとは別に撮影用の机が確保できるといいのですが...。

目覚めよと呼ばわっても

2013年12月24日 21時41分14秒 | Books
kindleが目を覚ましません。夕方、歯医者の待合室までは問題なかったのに。
Googleに相談したところ、電源スイッチを20秒押したままにすれば復帰するとの情報がありました。早速実行したところ、無事にThe Plains of Passageの読みかけの所に戻ることができました。一瞬、今後はiPad2だけで行くかと覚悟もしたのですが、引き続き併用することにします。

かかとのwine

2013年12月19日 22時29分01秒 | Liquid propellant
 これまで、Italyの土踏まずwineを高く評価していました。思いついて、かかと(現地語でPuglia州、英語表記だとApulia)に挑戦。隣の州とは言え、面している海が違うし、葡萄の種類も違うので、全く別の味が楽しめました。多様性ですね。
どちらを選ぶかと言われたら、やっぱり土踏まずにします。


 こちらは到来物で、飲みやすく楽しくいただきましたが、それだけ。

516-F2: 竣工

2013年12月15日 21時40分30秒 | DIY Electronics
 Smoke testはまだですが、部品交換と配線のやり直しが終わりました。今回の改装で、KWM-2Aとの接続cableがだいぶくたびれているのがわかったため、もう一仕事しないといけないかも知れません。絶縁体が固くなっているし、内部導体も変色しているところがあり、電気的に不安です。
 終わってみるとシャーシ内部にはまだ空間が残っています。高さ方向の制約が厳しいので、平面積だけでは解決できないところがあり、思ったより難工事でした。

シャーシ上面に並んでいたブリーダ抵抗は新しいものに交換し、放熱板を兼ねたアルミ板を立てています。そのままでは高圧部がむき出しになるので、元からついていたパンチングメタルのcoverを残しました。