M S Technical Laboratory

趣味の電子回路工作の成果を披露する場として開設しました。他の趣味に関わる画像も掲載します。

DC-DC converterの雑音評価

2020年03月31日 22時44分59秒 | DIY Electronics
 ぺるけさんから、DC-DC converterの雑音が入力側に大きく出たと聞き、先日組み上げたbias回路を評価してみました。確かに入力側に大きな雑音が認められます。出力側は50mVを少し超える値が-12Vラインで観測されました。

 出力側の雑音を減らそうと、EMI filterを入れてみましたが、ほぼ効果なし。画像のように、空中配線で100uHのトロイダルコイルを入れたら改善が見られました。

円筒コアの1mH inductorでは34mVp-pになったので、他のinductorでも実験してみようと思います。入力側は同じ1mH inductorが大きな効果を示したので、採用とします。


抵抗を追加

2020年03月25日 20時00分01秒 | DIY Electronics
+B電源の負荷試験の結果、少し電圧を下げないと球の定格を超えることがわかりました。急遽ラグを増設して抵抗を追加。

シャーシ上面に通風孔を開けようにもトランスが邪魔で加工できません。かくして側面に穴加工しました。

 電源にめどが立ったため、ここからは普通の手順で組み立てに掛かります。

高圧電源も順調

2020年03月23日 22時39分09秒 | DIY Electronics
 今回の電源トランスはかなり容量に余裕があるようで、追加した+B電源回路に想定される負荷をかけてもheaterに十分な電圧が出てきました。電源トランスの容量不足に悩むことが多いのに、珍しい結果です。

安心して、整流基板の上部に通風孔を追加しました。上の画像の矢印部分です。

Heater回路の実験

2020年03月20日 20時28分24秒 | DIY Electronics
Schottky diodeを基板の切れ端に実装し、heater回路の検討を進めました。

基板を普段は使わなさそうな隙間に押し込んでみました。

5Vと6.3V巻線を直列接続してbridge整流することでPCL86に必要な14.5Vを確保しようと目論んでいます。高圧巻線が無負荷の状態で測定しましたが、満足のいく結果が出ました。1.2A取れればいいので、順方向電圧降下の小さいdiodeを選んだ効果が出ています。

電源トランスを実装

2020年03月18日 23時13分48秒 | DIY Electronics
 重たいprojectに切り換りました。最近は、電源トランスは信号系が動き出してから実装することにしていましたが、今回は例外。信号系には実績があるが、このトランスは初めてという事情からです。

 負荷時の電圧がどうなるかによって、後ろにつながる電源回路が大きく変わることになっています。まずは、各巻線の電圧と、直列につなぐ巻線の極性確認をすませました。

回路図の清書

2020年03月07日 22時30分13秒 | DIY Electronics

動作が怪しかったWindows 95時代のPCをどうにか動くようにして、OrCADで途中まで描いていた回路図を完成させました。

外付のLCD displayも画面の表面に凹凸ができていて、こちらも寿命です。いよいよ水魚堂さんのBSchに全面移行するときだと、Library fileをtextで取り出しました。PCが動かなくなったため、居酒屋ガレージさんの変換toolをずっと棚に上げたままでしたが、逃げ道がなくなりました。