M S Technical Laboratory

趣味の電子回路工作の成果を披露する場として開設しました。他の趣味に関わる画像も掲載します。

電源トランスを搭載

2021年11月28日 23時00分59秒 | DIY Electronics
 少し間隔が空きました。入力部のRVなどを配線し、電源トランスを搭載。一次側の配線を終えて、Filamet点火回路の実験を少し。
2.5Vを得るために、6.3Vと5Vの巻線をそれぞれSBDで整流し、DC-DC converterに入力します。出力には1.47Ωの抵抗を接続。トランスの他の巻線が無負荷状態でまずは測定。
 AC6.3VからはDC8.37Vが出てきて問題なし。
 5Vはさすがに苦しく、DC5.19Vにとどまりました。入力電圧の最小値は4.5Vなのでmarginが少なすぎます。倍圧整流で対処することにしました。かすかな望みを抱いての実験でしたが、予想通りの結果が出たことになります。

そろそろまとめに

2021年11月21日 16時15分10秒 | DIY Electronics
登場人物がほぼ出そろったので、組み込みを始めました。かなり窮屈で、激突は免れても際どい距離になっている部分があります。手順も重要で、先に平ラグを固定してしまうと出力トランスのビスが締められないなど、頭の整理が必要でした。
見にくいですが、TO-251型のトランジスタには銅板をはんだづけして放熱促進を図りました。

皿穴加工

2021年11月20日 19時30分42秒 | DIY Electronics
 深夜に皿穴加工ともいかず、一夜明けての進捗です。シャーシの表面よりビスの頭が沈んでいます。

 かくして小型シャーシもすんなり固定可能。

 バイアス抵抗や平ラグ周辺の通気口を追加しました。

 右の平ラグは通電試験を完了。安心して左側を組み立てました。試験はこれからです。

不思議な構造体により解決

2021年11月19日 22時26分10秒 | DIY Electronics
 部品の激突問題を24時間以上考えていました。結論は、構造体を追加して、元の固定構造をどうにか継承すること。
激突するビスは皿にして逃げるのが常套手段ですが、シャーシの板厚が1mmしかないため、十分な皿穴加工ができません。シャーシとの間にアルミ板を挟むことで見かけの厚みを確保し、シャーシとの固定強度を保つために固定穴を一つ追加しました。

まだ加工ができていませんが、サラと表示した穴が激突の当事者。両側に見えるビスが追加したアルミ板をシャーシに固定します。

平ラグを途中まで

2021年11月16日 22時51分57秒 | DIY Electronics
 高圧電源の動作確認ができたので、信号系に移行。平ラグを途中まで組み上げました。明日届く部品を待って完成させます。
他の部品との干渉を見るために、シャーシに置いてみました。

 電源基板の試験のために、半導体式の高圧電源を引っ張り出したら、出力が出ませんでした。出力電圧を0Vよりわずかに上げた時点で電流制限回路が動作します。原因はすぐに判明しました。予防保全のつもりで交換した出力回路の電解コンデンサが逆向きだったのです。
電流制限が掛かったおかげで、大事に至らずにすみました。問題のコンデンサを交換した後の姿がこちらです。

+B安定化回路の組立

2021年11月12日 23時28分55秒 | DIY Electronics
 B電源の基板です。いつものMOS-FET式定電圧回路を採用。出力端子との干渉や、出力トランスの固定ビスとの干渉を考慮して、位置決め。通常よりもシャーシに近い位置になりました。
 基板の固定とFETの放熱板を兼ねている板は、電源トランスの角穴を開けたときの残骸です。怪我をしないように縁を丸めたりしましたが、無理して長方形には整形しませんでした。一部通電後に決定する部品を除いて実装完了です。