M S Technical Laboratory

趣味の電子回路工作の成果を披露する場として開設しました。他の趣味に関わる画像も掲載します。

アイロンの修理

2013年06月30日 16時29分49秒 | DIY Electronics
アイロンの電源コードが断線しました。故障箇所は最初から見当がついていたので、余長を残して切断し、開腹してみました。右側は、より線がほどけないように捻ってしまったので、先端が揃っていませんが、左側からは意外にすっぱり断線したのが読み取れます。
それぞれの線がばらばらの位置で切れているのが普通なのに、極端に外力の掛かる場所があったのかも知れません。

電源トランスの改装

2013年06月23日 17時24分13秒 | DIY Electronics
 えいやっと取り付け穴を開け直して電源トランスを載せ替えました。組み直しを覚悟していた高圧電源の基板は、かろうじてトランスと前面パネルの隙間に収まっています。CTつきの24V巻線を活用して、PCL86は直流点火にするつもりです。14V巻線もあるので、-C電源基板もトランスを取り外して多少なりとも軽量化しようと考えています。まずは、通電して動作を確認してからの話ですが。

交代要員

2013年06月22日 00時02分37秒 | DIY Electronics
劣化した電源トランスの代わりに、これを乗せることにしました。一部の方は一見して出自がわかってしまうと思います。元のトランスよりは大きいですが、何とか他の部品を移動させないで実装可能と判断しました。整流方式も変わるし、電源基板は作り直しが必要ですが、そのくらいは我慢します。

真犯人に到達

2013年06月19日 21時24分49秒 | DIY Electronics
 なかなか解析の進まなかったPCL86 amp(穴だらけproject)ですが、やっと電源部の問題の元凶に行き当たりました。これまで、思い通りに動かない回路は部品の不良よりも自分のミスが原因の大半でしたから、まさかと疑いもしなかった電源トランスが真犯人でした。高圧巻線が無負荷では通常の電圧を出すのに、負荷が重くなってくると正規の電圧の数分の一にまで低下するのでした。
 別のトランスを脇に置いて接続替えしたところ、負荷をとったときでも高圧のripple filterから設計通りの電圧が出てきました。このトランスは別の用途のために確保しているもので、真犯人の代替策は取り付け寸法を含めてこれから考えます。
 写真は不良だと判明したPT-120で、見るからにくたびれていますが、調達経路は今となってはたどりようがありません。中古のトランスを入手したときは、必ずmemoを残していたはずなのに、これだけ漏れていたようです。