M S Technical Laboratory

趣味の電子回路工作の成果を披露する場として開設しました。他の趣味に関わる画像も掲載します。

ざっと味見を

2019年09月30日 23時06分18秒 | DIY Electronics
外部の安定化電源から+Bを供給してざっと特性を見ました。配線の引き回しが長かったりするので、周波数特性は後回し。
歪の具合が気になっていたため、無帰還状態で測定しました。まあ、こんなものかと思われます。

ようやく信号系に

2019年09月23日 22時26分13秒 | DIY Electronics
追加の穴加工は今日で終わりのはず。信号系の組立に着手しました。片側だけ組み上げて試験する予定です。赤い矢印が指しているRVは元々ついていたもので、今回は使いません。穴ふさぎの意味もありますが、1973年の捺印があるので、初代がいつ頃の作品かわかるように残しました。


 電源周りも徐々に形になっていますが、取りつけ構造が複雑で、手順の整理が必要なところが残っています。ここでも初代についていたheadphone jackを撤去し、穴ふさぎにどこにもつながらないjackを実装しました。

難工事の進展

2019年09月17日 23時05分15秒 | DIY Electronics
 今回の組み直しで最もやっかいな追加加工は、AC outletの穴をAC inlet用に拡大することでした。

昨日まで、あれこれ予定が立て込んでいて、実験室に足が向きませんでしたが、今日はもはや口実がなくなりました。3.2mmのdrillでいくつか穴を開けておき、それらをコッピングソーでつなぐ方式で挑んだところ、意外にすんなりと所望の穴が見えてきました。切り落とした破片です。

固定用のビス穴は、既存の穴に近すぎるため、わざと遠くに開けてから斜めに鑢で降ろしてくる形を取っています。

 まだ全ての追加加工が終わっていませんが、全体の雰囲気をつかむために真空管のsocketsだけ実装してみました。

入院患者

2019年09月12日 22時04分31秒 | DIY Electronics
 四捨五入すると50年前に私が組んだampです。友人の手許にありました。6GA4 push-pullで、以前remodelしたampと兄弟関係にあたります。まるでタイムカプセルを開封した気分です。
 出力管は4本揃って同程度に劣化していました。片方の出力トランスが断線しているため、乗せ換えが必要。その分、出力管の選択肢が増えることになります。シャーシは鉄板ですから、追加加工を最小限にすべく、対応を検討中です。