M S Technical Laboratory

趣味の電子回路工作の成果を披露する場として開設しました。他の趣味に関わる画像も掲載します。

朝日も夕日も車窓から

2017年09月21日 22時52分41秒 | Aircrafts
 早起きして、HND-KIX日帰りを試みました。朝は空港への電車も順調に乗り継げ、朝日を見ながら移動しました。
何年か前のBarcelonaを思い出したりして。

 帰りも空港までは順調だったのに、搭乗予定の便がcancelに。振替え便は数時間も遅く出発するもので、代替として提案されたのは新幹線での移動。かくして、夕日も電車の窓から見ることになりました。

317は冤罪?

2017年09月16日 16時09分34秒 | DIY Electronics
 高圧電源にもLM317を使う予定があり、予めふがいない石でないことを確認しようと試験回路を組み上げました。0.4Aほどの負荷をつないで放熱板なしで通電。内部の保護回路が働くかどうかを調べたところ、手近にあったsampleは全数合格。さらに、先にふがいないと判定した個体(足の短いの)も問題ありませんでした。

周辺回路が悪さをしていた可能性が浮上しましたが、元の基板はすでに7812に改装してしまったので、これ以上の追求はできません。

ついでに、完成すると隠れてしまうシャーシ上の電源トランス。手前のは2001年2月にHong Kongで買ったもの。値段をmemoしていました。


寛容な7812

2017年09月10日 21時08分19秒 | DIY Electronics
 ジャンク箱に小さな放熱板のついた7812が見つかったので、diodeで出力電圧をかさ上げする回路を試作しました。いくつかのdiodeを試した中から、1N4007がずばり12.6Vになって当選。
 安定化電源からの供給電圧が14.9-19Vの範囲で、安定動作しました。これなら十分実機に使えます。
念のために、実機に搭載するトランスと整流回路につなげてみたところ、入力電圧が15.54V(AC14V)と18.12V(AC16V)のどちらでも所定の電圧が出ました。
 昨日実験したST Micro製の317が出来損ないだった可能性もありますが、今回は古式豊かな7812を採用することにします。

狭量な317

2017年09月09日 20時54分23秒 | DIY Electronics
 信号系が一段落したので、電源部に着手。まずはheaterの12.6V電源をLM317で組んでみました。
出力電圧を12.6Vに設定し、0.3A程度の負荷をつなぐと、入力電圧が14.8-15.3Vの間でしか正常に動作しませんでした。上限は内部の保護回路で決まっています。当初、後ろに見える黒い放熱板だけで実験していたのですが、急遽アルミ板を追加。それでもほとんど改善されませんでした。
樹脂packageそのものの熱抵抗が効いているようです。
 このままでは実機に適用できないので、low drop-outのLT1085に交換しようと思います。こちらは金属のタブが露出しているので、放熱効果も上がるでしょう。
 さらに調べたところ、旧来の固定電圧の三端子regulator(7812など)も意外にdrop-out voltageが低いことが判明。12V用にdiodeを足すのが賢明な解決策のような気がしてきました。