M S Technical Laboratory

趣味の電子回路工作の成果を披露する場として開設しました。他の趣味に関わる画像も掲載します。

久々のChambertin

2016年06月29日 00時57分58秒 | Liquid propellant
懐かしい顔ぶれが集まった技術会議。Main dishに合わせたのはDomaine Alain BurguetのGevrey-Chambertin "Symphonie" 2011。名前に惹かれた選択でした。若いこともあって軽めですが、Pinot Noirの香りをしっかり楽しめました。
暗くて画質は論外ですが、味は結構でした。

USB Chargerを新調

2016年06月07日 21時02分17秒 | Errata
前回の旅に持っていったUSB chargerは出力端子が2つしかなくて不便でした。大容量で4口というのを新調して次回に備えています。

 取扱説明書の英語はまっとうですが、箱の表示は大笑いに値します。
"・with advanced IC switch circuit protection, it provide overheat, overcurrrent and short circuit protection.
・4 USB port can be worded at the same time, it can charger your mobilephone or tablets or other household appliance at the same time."

-文章が小文字で始まっている。
-二つの文ともに主語が"it"だが、正体が説明されていない。最初の文で"it"が主語なら、動詞は"provides"で ないとダメ。
-最初の文では、過電流も過電圧も防げると、正しく"and"でつないでいるのに、次の文では携帯電話またはtablet
 と"or"でつないでしまっている。これは、日本人の英語にもよく見かける間違いの一つ。
-次の文で、"port"が4つあるなら複数形でないといけない。"worded"は"worked"のようだが、受け身で書く意味が ない。
-"it can charger"の最後の"r"は不要。
-"at the same time"が一つの文に二度出てくる。"it"の前がperiodならよかったのに。

City of light

2016年06月03日 22時52分52秒 | Books
 Jeff Hecht著 "City of Light: The Story of Fiber Optics"をkindle版で読み終えました。
 光通信の歴史を解説した本で、技術の進歩を誰がやったかと組み合わせて描いています。当然、知り合いの名前もいくつか出てくるわけで、特に日本人の研究者に関する記述には、"英語が下手で、意思の疎通に時間が掛かった"とか、"発表の英語が強烈に訛っていたので、何を言っているかよくわからなかった"などと余計なことも書いてあります。その分、気楽に読むことができました。
 Bell研がGaAs laser diodeの寿命が10,000時間を超えたと発表したのが、1975年から76年に掛けて。その直後から仕事で関わってきたために、この本の後ろ1/3ほどをreal-timeで経験したことになります。通信bubbleの頃の国際学会の参加者数が崩壊後のそれと並べて紹介されていますが、そのうちの一人だったりもしました。
 写真は、気分を変えて読み始めた新刊です。