M S Technical Laboratory

趣味の電子回路工作の成果を披露する場として開設しました。他の趣味に関わる画像も掲載します。

次回作

2018年01月31日 21時11分47秒 | DIY Electronics
 Ampとspeaker各2組を切り換えるboxを作っています。完成したら友人が使ってくれるもの。手許にあったTakachiのMB-4というcaseがちょうどいい大きさでした。今日は穴あけと基板の加工に費やしました。
写真は、配線の手順を考えるために仮組みした状態です。この段階が結構楽しかったりします。

ICF-9740の修理完了

2018年01月23日 22時23分51秒 | DIY Electronics
 FM/AM front-endから検波出力までを受け持つCXA1111APというICの周辺に手を入れました。当初は、検波出力にこんな波形が踊っていましたが、上記IC周辺の電解コンデンサを交換したら静かになりました。

 HeathkitのTest oscillator(AC 100V給電に改造したもの)を引っ張り出してAMの単一調整とIFTを調整。FMは特に調整しなくても正常に動作しました。

 低周波段はICを入れ換えてしまったので、周辺部品を一部撤去しています。ケース底面に水平に取りついているのが新規に設けたaudio ampです。少しgainが高すぎる感があり、いずれattenuatorを入れるつもりです。

まずは、放送が受信できるようになったことで修理完了とします。

RVの交換

2018年01月20日 23時37分28秒 | DIY Electronics
 ラジオの修理をのんびりやっています。当初は、ガリガリ言っているswitchつきRVの代替を探すつもりでした。奥行き方向の余裕があまりないことに気づき、今の部品を利用する方向に転換しました。問題のRVはswitch機能だけ使うことにして、左に見えるTone control用RVのところに音量調整用RVを実装しようというのです。間に挟まれた電解コンデンサは、直流の掛からない回路に使われているため案の定劣化していました。Quad405でも見かけた不良です。ここはfilmに交換します。

 音量調整用は15kΩという珍しい定数なので、50kΩ二連を並列接続し、さらに36kΩの抵抗を並列に入れて、元の値に近づけました。
Tone control回路を追いかけると、単純なbass boostになっていることが判明。

RVを外してしまうので、固定抵抗を入れて様子を見ることにします。周波数特性がどう変化するかの見当をつけようと、いくつかの値で計算してみました。まずは、4.7kΩを入れておきます。

ここまでの修理が終わったのが下の姿です。低周波部はOKになりましたが、この前にも雑音を出す部品がまだいるようです。楽しみが続きます。

とんだ回り道

2018年01月15日 22時28分16秒 | DIY Electronics
 古いラジオの修理をしています。電源を入れると爆音が響くという症状で、最初にAF段のICを疑いました。何やら青いものもしみ出しているし...。

PC speakerに入っているampにつなぎ換えたら症状が治まったためです。代替品として手持ちのICを使ってAF段を組み直し。勇んで電源を入れたら元の症状が再現してしまいました。

あちこち切り分けた末の結論は、矢印が指している15kΩ RV(音量調整と電源switchの機能)の不良。空中に浮かんでいる20kΩのにつなぎ換えたら静寂が戻りました。最初の切り分けでRVは問題ないと判定した人の顔が見たいと思っています。

つまらない見学会

2018年01月11日 22時53分40秒 | Science and Technology
 見たいものを(自由に)見て歩くのが楽しい見学会だとすれば、今日の"見せたいものを見せられて歩く"形式の見学会は楽しくもなく、疲れるだけでした。後半は客を一時間立たせたままで脳天気な"研究成果"の説明を聞かせるという辺り、この会社の正体を見た気がします。
おまけに説明者の滑舌が悪く、"60度"って何だろうと思っていたら、panelには"6自由度"と書いてあったりもして...。
 画像はブレゲ指字電信機の送信機(左)と受信機(右)です。この時代なら、モールス符号を覚えなくてよかったのですね。そう言えば、昔仕事で何度も行ったPoughkeepsie, NYには、"Samuel F. B. Morseがこの地でMorse codeを発明した"という碑が建っていた記憶があります。
 そうそう、SNSなどに載せる際は出典を明示せよとのことだったので、謹んでNTT技術史料館と書いておきます。一般公開もしているのなら、何も見学会に参加することもなかったと後から知りました。
 今日の軌跡です(往路のみ)。

こちらも改装完了

2018年01月06日 23時02分46秒 | Music
 怪しい箱は捨てることにして、二つのfileにCDを分割して改装完了。この方が目当てのCDを探すのも簡単です。
上に写っているのは、今日のWiener Ring Ensembleのconcertで買った一筆箋。いつも帰りに見るhallの壁画が使われています。改装後にゆっくり訪れるのは初めてだったので、あちこち新しいものが見つかりしばし探訪してしまいました。
Concertの方は、落とした楽譜を拾う動作の優雅さやら、突如現れるお茶目なしぐさやら、音楽以外でも今年も大満足でした。

隔壁を修理

2018年01月03日 21時02分09秒 | Music
 暮の大きな買い物は、箱の内側を3等分する形で設置された隔壁が、二つとも外れる寸前でした。接着し直してCDを戻してみたら、bookletを含めても空間がいっぱい。これではdiskを直立させて保管するのは無理です。
 まさか、水平に重ねろということではないと思いますが、実用性に乏しい箱だと気づきました。CDの入っている紙袋もできが悪く、diskを入れる際にほぼ毎回折り返し部分に引っかかります。
これ以上抵抗しないで、CDファイルに入れ換えるのが無難ですね。