昨日から、電話やE-mailで診断していた案件が決着しました。症状は、何十年も前に納入したEL34三結p.p.アンプが突然震えるようになったというもの。写真は納入前に撮影したのを発掘してscanしました。
音としては聞こえないが、ボンネットを含む筺体が振動して落ち着かないとの訴えで、これは電源トランスに汚れたACが給電されているのだろうと見当をつけました。心当たりがないという持ち主に、振動が止まる電源供給元を見つけてくれるよう依頼したところ、家の半分のコンセントにつなぐと振動するが、残り半分なら静かだとの結果が出ました。
しからば、振動する側の他の電気器具を一個ずつ外すよう提案し、犯人が赤外線heaterだと判明しました。"強"に設定していると振動せず、"弱"や"中"で出るというのですから、triacがsine waveをすっぱり切り取った状態で動いているようです。こんなのをそのままAC lineに垂れ流されてはたまりませんが、そんな手抜きの製品も出回っているのですね。
オシロを担いでのJA2出張を一時は覚悟しましたが、二日で解決しました。
音としては聞こえないが、ボンネットを含む筺体が振動して落ち着かないとの訴えで、これは電源トランスに汚れたACが給電されているのだろうと見当をつけました。心当たりがないという持ち主に、振動が止まる電源供給元を見つけてくれるよう依頼したところ、家の半分のコンセントにつなぐと振動するが、残り半分なら静かだとの結果が出ました。
しからば、振動する側の他の電気器具を一個ずつ外すよう提案し、犯人が赤外線heaterだと判明しました。"強"に設定していると振動せず、"弱"や"中"で出るというのですから、triacがsine waveをすっぱり切り取った状態で動いているようです。こんなのをそのままAC lineに垂れ流されてはたまりませんが、そんな手抜きの製品も出回っているのですね。
オシロを担いでのJA2出張を一時は覚悟しましたが、二日で解決しました。