M S Technical Laboratory

趣味の電子回路工作の成果を披露する場として開設しました。他の趣味に関わる画像も掲載します。

Luxkitプリアンプの修理

2006年04月19日 23時19分23秒 | DIY Electronics
以前からガサゴソノイズに悩まされているプリアンプですが、また一つ問題が発覚しました。音量調整の四連VRが雑音を出しています。運よく代替品が調達できたので、昨夜、前面パネル部を解体して交換しました。基板実装型から、普通のリードをはんだづけする端子に代わったので、基板との間はコードで接続(一枚目)。幸い、回転止めの金具の位置が元のと同じだったので、鉄板への穴加工は免れました(二枚目)。外したVRを解体してみたら、摺動部の電極に接する部分が酸化して変色しています(三枚目)。経年変化とはこのことかとあきれました。


これは傑作 Building Valve Amplifiers

2006年04月18日 22時58分58秒 | DIY Electronics
 真空管アンプに関する本は内外でいろいろ出ていますが、この本は出色です。作り方を語っていますが、具体的な対象になるアンプがあるわけではなく、一般論としてこんな道具を使ってこんな風に組み立てるんだという方法論が記述されています。工具や測定器の写真をはじめ、図版も豊富でどこから読み始めても楽しめると思いました。
 長年蓄積したつもりでいたknow-howの他に、いろいろ工夫のしかたがあるものだと勉強になります。



若干の追加

2006年04月16日 17時31分05秒 | Landscapes
Dusseldorf駅前の写真おじさん像と、AachenのSuermondt Ludwig Museumの入り口の写真です。後者は大きなドアを入ったところが真っ暗で、右が美術館の入り口とサインが出ているだけでした。左にはカフェがあります。正面に進むと何があるかは調べてきませんでした。Boschの模写がある程度で、大した作品はありませんでした。


NiCd電池交換

2006年04月13日 21時59分54秒 | DIY Electronics
居酒屋ガレージのご主人から送っていただいたNiCd電池を、出張用カミソリに入れました。サーミスタを壊さないように解体する方法は二つ思いつき、簡単な方を採用(樹脂のケース部を時計用ドライバでこじって変形させておき、隙間からカッタの刃を入れて接着部を切り取り)。もう一つは、基板からサーミスタの足を見つけ出し、はんだを溶かして基板から浮かせ、電池もろとも外すという案でしたが、手間が掛かりすぎると、不採用。

 無事に電池が取り出せたので、早速交換。ここまでは大した作業ではありませんでした。

苦労したところは写真を撮る余裕もなかったのですが、刃を動かす機構とモータのシャフトについている駆動部との嵌合。変数が二つあって、部品が四つ、ところが作業者には手が二本しかないのです。結局、組み立て工程を想像しつつさらに分解し、ようやく復元する方法を見つけました。いざ実行してみると、嵌合部をどうにか結合させたと思ったら、何かの拍子にスイッチが入ってしまい、全体が動き出して振出しに戻る始末。これを二度やった後、ようやく形にしたら、片側の刃が動きません。再度解体して最初からやり直し、やっと完成しました。電気屋は機械に弱いと再認識(実態は不器用だと言うだけのこと)。ともあれ、何とか再生できました。居酒屋ガレージさんには、円筒形のお礼を発送しています。