M S Technical Laboratory

趣味の電子回路工作の成果を披露する場として開設しました。他の趣味に関わる画像も掲載します。

電源の組立完了

2006年09月30日 20時26分24秒 | DIY Electronics
昨日の技術会議で、進行中のprojectが10件以上もあるのを話題にしましたが、やっと一つを片づけました。所定の電圧が出ているのを確認しただけで、まだ健康診断に相当する測定(出力電圧やrippleの負荷電流依存性など)をやっていませんが、形はできあがりました。旅支度に全く手がついていないので、続きは帰国後にします。


放熱板の折り合い

2006年09月24日 17時32分55秒 | DIY Electronics
しばらく悩んでいた放熱板の固定構造に結論が出ました。4x15mmのスペーサ二本で固定することで、横に出っ張っていたアングルを外すことにしました。幸い、フィンの長さがほぼ15mmだったので、全体が背面パネルに密着する形になり、思ったほど強度の低下は起きていない感じです。その分、内部に基板を固定するビスの頭をフィンの隙間に出すような工夫が必要でした。これで先に進めそうです。
 ついでに、ちょっと毛色の違う工作も。AVRを中途半端なところで放り出してPICに移行するわけではなく、頼まれた工作の関連で急に必要になったものです。ケースは14.4kbps Modemの抜け殻で、上面には大きな穴を開けることになります。


悪友健在

2006年09月22日 23時47分00秒 | Liquid propellant
Donと私は親子ほど齢が離れていますが、21年前にLondonで会って意気投合し、しばらくは出張のたびに夕方から逃亡して一緒に飲みながら馬鹿話に興じる仲でした。その後は冗談を満載した手紙の交換をしたり、彼が突然出張で日本に現れて、仕事そっちのけでお好み焼きのレシピを調査して帰ったりするのにつきあいました。彼が引退した頃、たまたま両方がほぼ同時に引越しをした関係で住所がわからなくなり、心配しつつも連絡のとりようがない状態で時間だけが過ぎていました。
 今年の春、Scotlandから訪ねてきた元同僚に話をしたところ、数カ月かけて独自に調査をし、消息を知らせてくれました。早速手紙を出しておきましたが、返事がなく、気をもんでいるところに今日になって返事が到着。詳細は省きますが、身体に力が入りにくい難病にかかっている以外は奥さんともども無事に暮らしているとのこと。相変わらずの口調(冗談成分>信号成分)で近況が綴ってありました。あいにく、彼の今の住まいは私の出張での行動範囲からは大きく外れていますが、そのうちご機嫌伺いに行く機会を作りたいと思っています。何しろ液体燃料のpint glassを何個も並べ(もちろん二個以外は空)、Peanutsの登場人物(犬を含む)の性格批評を何時間も飽きずに語り合う相手は、そうそう他には見つかりませんから。

顔が完成

2006年09月18日 22時44分10秒 | DIY Electronics
雑用の多い三連休でしたが、やっと前面パネルの加工を終えました。操作部にいちいち文字入れしなくても、単純明快なので大丈夫だろうと手抜き。
これよりも問題は、昨日できたつもりでいた背面パネルが、上のカヴァーと干渉することです。カヴァーの折り返し部が、放熱板を固定しているアングルに当たります。どちらも鉄なので、互いに譲る気配がなく、早期の解決は期待薄です。


電源のパネル加工

2006年09月17日 22時56分26秒 | DIY Electronics
金曜日に調達してきたケースの加工を始めました。一番手間の掛かる放熱板の固定部分を仕上げたところです。さんざん店頭で吟味した甲斐あって、背面パネルがほぼ放熱板で埋め尽くされる結果になりました。電源コードくらいは後ろから引き込めるかと思っていたのですが、ここまでぴったりだと諦めるしかありません。
 放熱板を固定しているアングルは、いただきものの放送機材からの流用で、平面的には複雑な形状をしていますが、ここはL型でさえあれば、何でもよかったのです。
 後から電圧の微調整などが必要になる場合に備えて、回路の主要部分はケースの中に飛び出させています。

CCD故障

2006年09月16日 14時36分00秒 | Cameras
 大変忙しい一週間でした。その間に来月早々の出張が見えてきたりもして。

 CCD問題を抱えているA70ですが、去年の夏を無事に過ごしたので大丈夫だと思っていました。今年の猛暑がたたったようで、今週半ばに聞いていたとおりの症状を確認。翌日、QR centerに持ち込み、無償修理を完了しました。壊れたときの画像を記念に貼りつけておきます。


電源の試運転

2006年09月03日 21時15分24秒 | DIY Electronics
夜になると多少涼しくなるので、安定化電源の仮組を完了して、負荷特性を取ってみました。結果はほぼ満足できるもので、5A近い電流を取り出しても、出力電圧の変動は2%以下におさまっています。三端子regulatorの並列運転を初めて試しましたが、順調に動いています。
 電源トランスの容量の限界が見え始めてもいるので、もう少し平滑容量を増やした方が安心かも知れません。
 この種の実験には、audio用dummy loadがちょうど使えます。8Ω刻みで並列につなぎこみ、負荷を重くしていく仕組みです。