ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

審査チームリーダー訓練

2007年01月30日 | 審査・コンサル
明日は審査員がチームリーダーになるための指導員として審査に参加します。

ISO14001の環境マネジメントシステム審査に従事する審査員は、先ずは審査員評価登録機関であるCEARの定めに従い一定の審査実績を積んだ後、主任審査員の資格を取得します。

しかし、顧客に出向いて実際に審査を実施するには、所属する審査機関が定める一定の力量と経験が求められ、「チームリーダー」として独り立ちしなければなりません。上記の審査員評価登録機関(CEAR)が認める主任審査員の資格だけでは十分でなく、審査機関の上乗せ基準でもあるルールに従って、審査機関が任命する主任審査員の指導の下で審査の訓練が必要です。

この訓練のうち最も重要な過程は、新規登録審査におけるチームリーダー訓練(略して、リーダー訓練という)です。ISOが求める仕組の構築状況を審査する第1段審査、運用状況を審査する第2段審査を指導員のもとで実施し、審査結果を判定会で審議されるという一連の認証登録プロセスを経験します。

審査機関の立場で見れば、その審査員がチームリーダーとして独り立ちすることを期待しているからだとも言えます。一方、審査員仲間の視点では、審査を指導する過程を通じてチームリーダーとしての成長を支援する過程だとも言えるでしょう。

今日は群馬県足利市のホテルに前泊です。昨年は太田市にコンサルで頻繁に通いましたが、足利市は初めての訪問です。時間に余裕があれば足利学校などの歴史史跡を巡りたいところですが・・・。
冒頭のマークは足利市のマーク。