ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

2008年大晦日

2008年12月31日 | 雑感
昨30日は、年末年始の買出しです。年始に集まる家族全員の正月料理の材料などを仕入れると通常の4~5倍買い込むことになるので、家内と二人で手に提げて買うのでは間に合いません。そこで、前日夕方から車を24時間レンタルし、30日は早起きし、8日から角上魚類でマグロなどの魚介類やその他の食材を買いこみ、午後はデパートなどでお好みのかまぼこやら購入しました。

この春に車を手放して以来二度目のレンタカーによる買出しです。今回もホンダフィットを借り、まとめ買いに役立てました。24時間で7千円程度の出費ですが車を維持していたときに比べればはるかに安上がりです。

この1年を振り返ると、ほぼ予定通りの活動ができた年と言えるでしょう。ISO14001のコンサル件数は予想通りかなり減少しましたが、ISO審査とGHG排出量検証を含めた審査・検証業務は予想をわずかに上回りました。

今年後半からの経済の急激な冷え込みの影響でISOの審査件数は、中小規模企業の登録辞退などにより、今後は幾分減少傾向に向かう可能性があります。しかし、GHG排出量の検証業務は、経済の冷え込みの影響を強く受けずに、京都議定書の目標達成に向けた国の政策の後押しを受けて増加することが予想されます。

ところで、つい最近購入したWindows Vista 搭載のデスクトップPC とXP 搭載 のノートPC間のLAN構築がうまくゆきません。どうも越年課題になってしまいました。WEBで解決方法を種々検索したり、PCメーカーの技術サポートを受けたりしていますが成功していません。マイクロソフトの技術サポート情報でも満足すべき解決策が示されていません。

さて、そろそろ孫たちが訪ねてくるころです。皆さん、良いお年をお迎えください。

注目ニュース 081221-081227

2008年12月28日 | 週間ニュース:ピックアップ
◎(刊12/25エレクトロニクス9) 富士ゼロックスは低消費電力トナーを主力の複写機などに採用,定着温度を従来より20度低減で機器の消費電力15%低減
http://www.fujixerox.co.jp/release/2007/1225_eatoner.html

◎(刊12/25機械7) 東亜DKKは排水中のフッ素濃度の簡易計測器を発売,センサー部を直接浸漬,連続観測が可能

○(経12/25全面広告20) 三井ホームリモデリングなどは何世代も住み続けられる超長期住宅先導的モデル事業を紙上紹介

◎(刊12/24科学技術20) 静岡大学,光産業創成大学院大学,石川県立大学,浜松の丸大鉄工は共同で竹からバイオエタノールを製造,糖化効率75%

○(経12/24夕刊社会18) 英デーリーテレグラフは廃棄物資源行動計画(WRAP;NPO)のクリスマス包装紙で日本の風呂敷を見習おうとの啓発紹介(今や日
本も見習う必要がある時代)

○(経12/24中小13) 兵庫の赤穂化成は京都大学や兵庫県立工業技術センターと共同ででんぷんににがり(MgCl)を加えたフィルムに耐水膜の製品

◎(刊12/23表紙1) 東京三菱UFJ銀行は中堅中小企業の環境認証取得の後押し,法人向け環境配慮型融資商品で10万円のキャッシュバック(200社限
定)

●(経12/22科学技術12) 京都大学などの研究グループと九州大学は個々にクロスカップリング反応などを用いて鉄を触媒に使う手法を開発,設備既存で
http://blog.livedoor.jp/route408/archives/51217750.html

◎(刊12/22自動車2) 浜松の第一工業は熱処理工程が不要な材料を使い高強度ボルトを完成し受注開始,冷間塑性加工技術で成形,成形技術も工夫

◎(刊12/22表紙1) 長野県塩尻のKR&Dは消費電力でDCモータより20ポイント高い省エネタイプの小型ACモータを開発,構造に工夫

●(経11/26企業10) サッポロビールは食品廃棄物を微生物で分解し水素生産に成功,10年にも食品工場に売り込む
http://www.sapporobeer.jp/kenkyu/frontia/pan.html

○(経11/26国際7) 日本経済新聞は欧州企業が二酸化炭素排出ゼロの火力発電所開発を加速と酸素燃焼方式や分離方式の開発動向を紹介

環境ニュース 081221-081227

2008年12月27日 | 週間ニュース:ピックアップ
●(経12/27社会34) 環境省は温泉資源の保護に関する指針案,枯渇し始めた地域などでの新たな掘削を原則禁止,成分や水位を定期観測必要と

◎(経12/27企業10) 日本経済新聞は食品各社が副産物を使い新ビジネスとアサヒビールがビールかすから飼料,伊藤園が茶がらを抗菌用になどと

●(刊12/25環境11) 日刊工業新聞はNEWS拡大鏡で09年度予算案の内容を紹介,金融危機でも対策を緩めず,低炭素関連で増額目立つと

◎(経12/25経済7) 経済産業省は住宅向けの太陽光発電補助制度を来年1月中旬に開始,7万円/kW程度(1割安)

○(経11/25夕刊表紙1) 南極観測隊は昭和基地に巨大レーダーを設置し南極上空の風や温度など調査へ

◎(経12/24夕刊総合5) 福島研知事は日本化成などがいわき市に計画の小名浜火力発電所が二酸化炭素排出量が過多と計画見直しを求める意見書

●(刊12/24裏面24) 日刊工業新聞は深層断面欄でアルミニウムの相場急落で落札者から価格見直しを自治体に求める事態,急騰時どうするか対策要

●(刊12/22環境11) 中央環境審議会は今後の土壌汚染のあり方について提言をまとめ環境大臣に答申,企業の自主的調査でも基準超過の場合は報告

◇(経12/20夕刊総合3) 日本経済新聞は09年度予算の財務省原案の環境相関係で海外からの排出枠取得費を35%増などと(未達分は税金でなく未達者が期限までに対応すべきでは,責任があいまいなら制度整備を)

SPI(X-Fi Module)は動作を停止しました

2008年12月23日 | 出来事
新たなPCでのトラブル:PCI Exress Sound Blaster X-Fi Titanium Professional Audio による不具合

新たに購入したPCに取り付けた上記サウンドボード絡みで不具合に遭遇しました。

PCで仕事中に美しい音楽を楽しむためには、音楽専用のサウンドボードを取り付ける必要があります。NETで調べる限り、音質ではオンキョー製が最も評判よい。しかし、PCに関連するOSやアプリケーションソフトとの相性、あるいは、アプリケーションソフトそのものの使い勝手に関してはあまり良い評価が得られていません。PC用では、OSとの相性や使い勝てが重要です。今回は開発の歴史が長く十分な販売実績を持つCreative製の上記のボードを増設しました。

それでもなお、X-Fi関連のドライバーソフトやアプリケーションソフトの完成度が不十分なのか、あるいは市場に登場してまだ歴史が浅いWindows Vistaの影響もあるのでしょうか、不具合に遭遇しています。

新規PCの基本構成概要
機種:エプソン Endeavor MR6000
CPU:インテルCore2 Quad Q9400(2.66GHz)/チップセットG45 Express
メモリー:4.0G: PC3-8500 DDR3 SDRAM 2.0GBx2
ドライブ:シリアルATAⅡ対応7200rpm 250GBx2
Windows Vista Home Premium SP1

不具合と対応:その経緯
1. 上記Sound Board 取り付け
2. ドライバーソフトをインストール
(ア) 再起動すると「問題が発生したためSPI(X-Fi Module)は動作を停止しました」と表示され、やがて「プログラムを終了しました」と表示される。
(イ) この状態で「Creataive Mediasource 5 Player」が作動せず音が出ない。
3. Creative のサポートセンターへ電話問い合わせ
(ア) Vista上で Office 2007と競合することがあるので、Office 2007を再度インストールし直し、その際に「標準インストール」でなく、「IME2007」を選択しない「カスタムインストール」を実行してみてほしいとのこと。
(イ) 「IME2007」を外してOffice 2007を再インストールする。
(ウ) 「Creataive Mediasource 5 Player」を起動でき、きれいな音が再生される。今までの「Sound Braster Live」よりもノイズ感がまったくなく、透明でかなり原音に近い音が再生される。このボードからの音は悪くない、十分満足できそうです。

一安心です。

注目ニュース 081214-081220

2008年12月21日 | 週間ニュース:ピックアップ
◎(刊12/19科学技術31) 東芝は回路線幅32nmで一度の露光でSRAMのセルを作成する製造技術や40nmLSI製造技術を開発

◎(刊12/19エレクトロニクス8) 京都のロームはノートパソコン向けに三相センサレスファンモーター駆動用ICを発売,単相比で40%省エネ
http://www.rohm.co.jp/news/081218.html

◎(経12/19企業13) 東芝は512GバイトのSSDを開発,回路線幅43nm,サンプル価格15万円,来年上期から量産
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2008_12/pr_j1801.htm

○(刊12/19物流22) 東京メトロは地下駅へ高効率インバータ照明器(蛍光灯)を順次導入を加速,使用電力量を30%削減

○(刊12/19自動車4) 日野自動車は車両と運行管理者間の双方向運行サポートシステム<ひのこんぱす>に省燃費運転の支援機能など追加し発売
http://www.hino.co.jp/j/corporate/newsrelease/pressrelease/detail.php?id=227

●(刊12/18機械5) 日立アプライアンスはヒートポンプ式パッケージエアコンで地球温暖化防止活動環境大臣賞を受賞,室外機の霜付着防止などで

◎(経12/18経済4) 東京海上日動火災保険は07年度末時点で実質的な二酸化炭素排出量はゼロになったと,植林や排出枠購入で,第三者機関検証(実
質的には出し続けているから実は形式的(数字合わせ),第三者機関の責任は)

○(刊12/18科学技術26) 東芝と米IBM,米AMDは共同でフィン型の立体構造トランジスタを使い世界最小面積のSRAMセルを開発
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2008/1217/sram.htm

◎(刊12/17環境11) 京都市のKRIは人体に蓄積するパーフルオロオクタン酸を発生しないフッ素系撥水撥油剤を開発,パーフルオロブチル基で

◎(経12/17企業12) 日本航空,ボーイング,プラット&ホイットニーと共同でバイオ燃料を開発,09年2月に日航機で試験飛行

○(刊12/17西日本27) 新日鉄と長崎海洋環境研究会は地元漁協などと協力して鉄鋼スラグを活用した漁礁による藻場再生の取り組みを開始

◎(経12/15夕刊総合3) NECエレクトロニクスはLSIの消費電力を半減する技術を開発,32nm線幅の素子で実用化へ,材料や構造を改良し

環境ニュース 081214-081220

2008年12月20日 | 週間ニュース:ピックアップ
◎(刊12/19環境13) 政府の温室効果ガス削減中期目標有識者検討会は各国間の公平性が必要と限界削減費用や国民単位排出量などの案

○(刊12/19環境13) 日刊工業新聞は土壌浄化事業でゼネコン各社が掘削除去搬出処理からその場処理へと移行中と紹介,土壌対策法の改正も(その場処理;in situ treatment)

◇(経12/19全面広告13) 小田急などはエコナビゲーション21でカ-ボンオフセットを紙上紹介,削減できなかったCO2を他者の力借りて埋め合わせ(罰金を払うことや寄付なら分かるが相殺では執行猶予より甘く,罪の意識生ぜず善良者と錯覚させる不道徳な制度ではないかなあ)

◎(経12/18夕刊総合2) EUの欧州議会はEU独自の温暖化対策法案を可決,12年から段階的に実施,排出枠の上限を公開買い付けの有償配分へなど

◎(経12/18夕刊総合2) 日本経済新聞は日米欧や新興国が交通分野における地球環境・エネルギーに関する大臣会合を来月開催し,基準の統一など検討

◇(刊12/18環境13) 電気事業連合会は11月の電力需要実績が前年同月比5.2%減と01年以来の下げ幅

○(環12/17表紙1) 東京都は来年度からグリーン購入ネットワークと連携して加工食品とその容器包装の二酸化炭素削減など環境配慮の表示を推進

○(経12/17国際8) 米次期大統領は地球温暖化問題に正面から取り組むとエネルギー長官に脱石油推進科学者投入やエネ・気候変動補佐官創設と

●(経12/16経済5) 経済産業省は省エネの新基準案,原油換算年1500kL以上の事業所や3,40店舗フランチャイズチェーンを規制対象に

◎(刊12/16環境13) 日刊工業新聞は政府主導の温室効果ガス排出量取引制度施行で501社が参加に,周知に遅れ,目標にほど遠くと指摘

○日本経済新聞12/16経済4) 金融庁はEUの欧州委員会が日本の会計基準を国際会計基準と同等と認定したと発表

○(経12/14経済5) 日本経済新聞は気候変動枠組条約締約国会議がポスト京都議定書で具体的成果なく閉幕,中期目標なき日本へ冷たい視線と論評

逆境に負けない企業

2008年12月17日 | 審査・コンサル
昨日は本年最後のISO審査で郡山を訪問。12月中旬から1月中旬は企業にとっても年度末やら年度初めのため審査を避ける時期です。審査員にとっては、この時期は落ち着いて調べごと、読書、趣味、或いは家族サービスの季節です。

とは言うものの、年賀状作成や、新規PCのセットアップやら、年末の大掃除や正月の家族集合の準備やら、油断するとあっという間に時間が過ぎてしまいそうです。計画だってすごす必要がありそうです。

ところで、仕事の話に戻すと、最近の急激な経済の落ち込みのためにISOを維持することすら難しい企業が出てくることが当然予想され、審査料金への値引き要請が強くなりつつあるようです。でも、今月伺った審査先の二社は、このような情勢を余り気にしていない
企業と、むしろチャンスと捉えている、逆境に強い企業でした。

企業内コンピューターのストレージ(データやプログラムを記憶する装置、一般的な言い方をすればハードディスクの集まり、写真はそのシンプルな例)の販売会社です。経済が厳しくなってもデーター保存・保護のニーズはかえって高まるか、現状より低下することは無いようです。審査で暗い話や後ろ向きの意見など出ませんでした。

もう一社は、ある工業機械の延命効果を持つ薬品を販売している会社です。どちらかといえば、ニッチな業界であり、競合が10社程度、売上額では1または2位につけていて、ISOの認証取得しているのはこの会社のみという状況です。このため、経済が厳しくなってきた結果、ISOを取っていて、環境に配慮した活動を積極的に推進していることからか、むしろ、この会社に顧客が集まり始めているという。積極投資の機会と捉えているようです。

年の瀬の、しかも厳しい経済環境に激変したところですが、ほっとすると同時に励まされる審査でした。

注目ニュース 081207-081213

2008年12月14日 | 週間ニュース:ピックアップ
◎(刊12/12素材1) 神戸製鋼は日本原子力研究開発機構と共同で超高耐食性ステンレス合金を開発,3倍に,不純物を低減するなどで
http://www.kobelco.co.jp/topics/2008/12/1181124_6449.html

◎(刊12/12機械7) 栗本鉄工所は過熱蒸気を循環再利用する間接加熱気流乾燥装置を開発,燃料を40%削減,09年度に実用化,プレート交換器

○(刊12/12自動車4) 三菱重工とIHIは自動車用ターボチャージャーの増産を継続,燃費改善で不況下でも需要と(不況にも強い環境事業の例)

●(経12/11企業11) パナソニックはグループの全製品を対象に約1500の含有化学物質を把握へ,川上の企業にも日英中国語で情報提供

◎(刊12/11エレクトロニクス8) 米インテルは回路線幅32nmの次世代半導体を開発,来年秋に量産開始

◎(経12/11企業13) バンダイナムコゲームスはゲームソフト全てにグリーン電力,差額を負担

◎(環12/10資源循環5) 太平洋セメントと日本コンクリート工業は共同でコンクリートポールの完全リサイクル技術を開発,石灰岩を骨材にポール製造

◎(経12/10全面広告10) 三菱電機は静電気を活用した選別方法で家電製品へのプラスチックリサイクル率を6%から70%に引き上げると全面広告

◎(刊12/9建設16) 凸版印刷は住宅施工現場の廃棄物管理用のICタグを今月下旬に発売,実証実験済み,追跡と数量管理,積水ハウスなど利用へ
http://www.toppan.co.jp/news/newsrelease844.html

●(刊12/8科学技術20) 東京工業大学の研究グループはMOSFETのゲート絶縁膜の薄膜化に成功し線幅16nmのLSI実現に道,酸化ランタンで(消費電力,資源が大幅削減,用途開発は欲望による)
http://www.titech.ac.jp/tokyo-tech-in-the-news/j/archives/2008/11/1226016000.html

●(経12/8科学10) 電力中央研究所は蓄電池の電解質にポリエーテル系高分子を使う新型電池を開発,可燃性排除に成功,全固体電池の量産化へ

◎(経12/8夕刊社会19) 横浜のエコキャップ推進協会(NPO)はペットボトルのキャップを集めリサイクル業者に売却しポリオワクチン用に寄付(キャップにはPET樹脂製がかなりある)

◎(刊12/8エレクトロニクス9) セウェーデンのウプサラ大学とソリブロリサーチなどの研究グループは電力変換効率18.5%以上のCIS薄膜太陽電池開発

環境ニュース 0801207-081213

2008年12月13日 | 週間ニュース:ピックアップ
◎(刊12/13環境7) 農林水産省は農林水産物の二酸化炭素表示を削減効果表示が適当との指針,食品産業については範囲を限定した表示も認めると<カーボンフットプリントで>

○(経12/13首都圏35) 日本経済新聞はクリスマスの電飾で各地が省エネ対策と,照明をLEDで電源に発電床や風力発電,グリーン証書利用など

●(経12/12社会43) JR東日本は09年4月から首都圏の主要201駅のホームにある喫煙所を撤去し全面禁煙へ,東京駅など4駅で喫煙室残す

◎(刊12/12最後面32) 日刊工業新聞はポスト京都の来年末合意に暗雲と特集,先進国と途上国間に埋まらぬ溝,論点選別も持ち越しなどと

◎(経12/12企業13) アサヒビールは国内温暖化ガス排出量取引制度に参加,売買せず記録だけ残す参加形態で申請(売買せずが味噌)

●(経12/11社会39) 韓国釜山市のアスベスト(石綿)製品工場で中皮腫になった元労働者と遺族らは政府や出資したニチアスを相手に損害賠償提訴

○(経12/11夕刊総合2) 米次期大統領は環境とエネルギー政策を統括するポストを新設し元環境保護局長官キャロル・ブラウナーを選任へ(ブラウナーさんは数々の素晴らしい実績あり)

◎(経12/10夕刊社会18) 気候変動枠組条約事務局は牛のげっぷや水田などからの一酸化二窒素など農畜産業から排出の温暖化ガスが世界の10-12%(お米と牛肉は食べない方がよいのかな)

◎(刊12/9環境14) 中央畜産会は食品副産物や残さを原料とした飼料の表示マーク(エコフィード)を決定,今年度開始の認証制度に利用

◎(経12/9企業13) シャープは亀山工場の熱電併給システムを1.5倍に増強し二酸化炭素排出量を10%削減,排出枠確保より内部省エネを優先(正道をゆく企業に拍手)

●(刊12/8生活19) 日本経済新聞はズームアップ伊藤ハム東京工場の再稼働でも今後の地道な対応が業績回復のカギと指摘,HACCP再認証など

○(経12/8オピニオン5) 日本経済新聞の平田育夫論説委員は核心欄で米国発こんどは保護主義。環境や安全のためと装い凝らしと指摘,企業保護で

○(経12/6夕刊総合2) 中国などは気候変動枠組条約締約国会議で知的財産の無償開放を要求,日本は知的財産保護の必要性を訴える方針(一定額の無償援助はともかく知的財産創造の努力は評価する必要がある)

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加入しているNPO法人JEMASが配信する「EM新聞編」から先週の記事で気になる
ニュースを抜粋。追加のコメントを<>で付記。なお、記事中の「刊」は日刊工業
新聞、「日経」は日経新聞、「環」は環境新聞の略。

保育園の祖父母会、エコプロダクト展

2008年12月11日 | お楽しみ
9時から11時までは、4歳になる孫娘が通う保育園へ出掛け、祖父母に元気に成長した様子を見て貰うための歌や遊戯の発表会を楽しんできました。一生懸命歌う姿を見て一瞬目頭があつくなったり・・・。楽しく、貴重なひと時でした。

午後からは、東京ビッグサイトで今日から開催されている「エコプロダクト展」へ。年毎に展示規模が大きくなり、今年はいよいよ展示場全体を使う規模に膨れ上がりました(758社・団体参加)。それだけ環境配慮商品やサービスが定着したことを示しています。

今回は、カーボンフットプリントが表示された商品(30品目)の展示が行われたこと。蛍光灯に替わって発光ダイオードの照明機器の実用例が大幅に増えたことが印象に残りました。

写真は、日頃朝食のテーブルに登場する日本ハム製のウインナー「森の薫り」のフットプリントの表示です。原料調達、製造、輸送、使用そして廃棄といった商品のライフサイクル全体でCO2をどれだけ出しているかを計算したものです。

この商品では袋に248gと表示されていますが、現時点では比較対象が無いので評価のしようがありませんが、今後多くの類似商品がこの値を表示する様になれば、購入時の選択基準になってゆくことが期待されています。

第3代目PCの検討

2008年12月10日 | 雑感
使用しているデスクトップPCは5年程前に購入しましたが、今や動きが大分遅くなって来ました。また、OSとしてのXP、アプリケーションソフトとしてのOffice2003の更新の必要性も感じ始めています。

今のPCを購入した当時は、独立後審査やコンサルビジネスが順調に動き始めた時期で、それまで使っていたWindows98で動くデスクトップの動きが悪くなり、EPSON Direct から購入した「EndevourPro2000」です。当時のEPSONでは最高級機種だったと思います。

これからの5年間の使用に耐えるPCとして、どのようなハードが良いかをこの数日間、種々検討しています。写真は、第1候補のEPSON製「Endeavor ET7900」です。

購入したら公表したいと思っています。当初はHDTVも視聴できる仕様を検討しましたが、当面は仕事優先で考えるつもりです。

注目ニュース 081130-081206

2008年12月07日 | 週間ニュース:ピックアップ
◇(経12/6首都圏35) 東京都渋谷区は渋谷駅前のハチ公前広場で発電床の実証実験を開始

◎(刊12/5環境12) 東洋インキはサンエー印刷と共同で米ぬか油を原料に使ったインクを開発,発売,大豆油代替で性能同等,国産
http://www.toyoink.co.jp/news/2008/08112702.html

◎(刊12/5エレクトロニクス9) 蘭ASLMは10年にもEUV(極端紫外線)を採用した半導体用露光装置を市場投入する計画,レーザー生成プラズマを光源(EUV;Extreme Ultra-Violet,波長157nm,線幅20nm半導体用,現在はDUV(深紫外光)が主流)

○(刊12/4機械6) 日精樹脂は油圧ポンプをサーボモーターで制御し消費電力を45%低減した大型射出成形機6機種を発売,作動油も10%減

◇(刊12/4テクノ学び隊33) 日刊工業新聞ハテクノ学び隊欄で電球形蛍光灯を紹介,値段10倍だが省エネ性能輝くと,長寿命で省エネ

◎(刊12/3科学技術32) 静岡大学の研究グループは超臨界メタノールを使い炭素繊維強化プラスチックのリサイクル技術を確立,実用化研究へ
http://mainichi.jp/select/science/news/20081203k0000e040046000c.html

http://jstshingi.jp/abst/p/08/805/shizuoka6.pdf

◎(刊12/3素材22) 東レは液晶表示装置向けの塗布型位相差板材料を開発,塗布と加熱の2工程,工程を3分の1に,一体形成が可能

◎(刊12/3環境21) 京都市のKRIはセルロースから90度の低温でグルコースを分離する技術を開発,有機溶媒と希硫酸で処理し加水分解(KRI;大阪ガス系)

○(刊12/3科学技術32) 東京農工大学の研究グループは30%の低濃度バイオエタノールから水素を高効率で発生させる技術を開発,触媒と吸収体で

●(刊12/2環境11) 清涼飲料自販機協議会は総消費量を50年に05年比60%削減するための自主行動計画をまとめた,12年には37%強に(短期的にはヒートポンプの活用や屋内自販機照明の24時間消灯などを推進,中長期的には発光ダイオード(LED)照明や人感センサーの導入、燃料電池などの新技術の開発を促進する、とある)

◎(経12/2夕刊表紙1) 大成建設はオフィスビルに省エネ工事や緑化,太陽光発電装置など設置し販売,コスモスイニシアや鹿島は耐震性強化し販売

◎(刊12/1エレクトロニクス9) 大日本スクリーンはイソプロピルアルコールを使わないでウエハーを乾燥する技術を開発,低露点乾燥空気で瞬時に水分除去

○(刊12/1新製品15) NECは1週間の電力消費量を40%削減したA4対応カラーレーザープリンターを発売,待機時にCPUなどに通電を限定し


環境ニュース 081130-081206

2008年12月06日 | 週間ニュース:ピックアップ
◎(刊12/5環境12) CANは地球温暖化対策交渉に消極的な国として1,2位に日本を選定し化石賞,拘束力のない目標提示で及び腰と(CAN;Climate Action Network(環境行動ネットワーク))

◎(刊12/4建設) 日本衛生設備機器工業会は一般既婚女性の意識調査の結果節水トイレ普及2%,認知度少なくトイレの節水意識も少ない結果(家庭での水使用量1位はトイレ,節水意識は4位

◎(経12/4企業総合9)東京電力は国内排出量取引へ参加を申請,08年から12年度まで各年度で電力量当たりの排出量を90年度比20%削減目標(絶対排出量でなくてよいのでしょうか,顧客に支配が及ばないのからかな)

●(刊12/3環境21) 政府は家電リサイクル法の対象品目に薄型テレビと衣類乾燥機を追加する政令を閣議決定。施行は09年4月1日

●(経12/3企業12) 日本経済新聞社は第12回環境経営度調査結果を発表,製造業1位トヨタ,2位東芝,3位日立製作所,小売伊勢丹,運輸日通等

◎(経12/3首都圏35) 東京都は大手町や丸の内九段下など皇居周辺の景観保護のため新基準を09年度に導入する方針,町並みの統一感,区反発(日本が遅れている分野)

○(経12/3企業12) 日本経済新聞は製造業の145社中95.8%がEUのREACH規制で予備登録をして猶予期間確保の模様と,期間は終了

○(刊12/2金融19) 東京証券取引所は温室効果ガス排出量市場創出につき研究会で議論を終え,来春に制度案作りへステップを前進させる

○(経12/2総合2) 日本経済新聞は社説で温暖化防止会議で日本は様子見でなく全身へ努力をと主張,今までの腰が引けた交渉姿勢を批判

●(経11/30表紙1)
経済産業省と環境省は携帯電話など小物家電の回収を事業者に09年中にも義務付け,回収リサイクル体制を整備へ(消費者責任は不明)

浦和→富士郊外→大阪→浦和

2008年12月05日 | 旅先にて
4日は自宅を9:00に出発。東京→静岡→富士、その後身延線で富士市郊外の審査先へ。
13:00—16:00まで審査。

審査先は、今回の審査対象である組織の新たな登録拡大対象となる事業場です。しかし、ISO担当者が審査の数ヶ月前に退職したため、形は出来ていましたが仕組みの運用が行われていない状態でしたので、残念なことですが、不適合の指摘になりました。

その後、富士→静岡→新大阪→弁天町と移動し大阪ベイタワーに20時着。夕食は静岡で駅弁を買い、車中で済ませました。21時からロビーで仲間と四日間の審査結果をまとめる。

明けて五日。今朝は雨模様。ホテルの34階の部屋から見た景色も今にも泣き出しそう。9:00から17:00まで本社で審査。

新大阪17:47発のぞみで帰路に。今回はリーダーではないので新幹線車中で報告書を作成する必要もない。N700なので電源が用意されているのでモーツァルト作曲のオペラ「後宮からの逃走」のDVDをPCで楽しむ。

21:10に帰宅。五日間の審査が終了しました。写真はホテルから見た今朝7:00の淡路島方向。

上山田→軽井沢→浦和

2008年12月04日 | 旅先にて
上山田を7:40に出発し、8:45に軽井沢に到着。9:00から11:15まで審査。この事業場ではEMSがかなり適切に運用されPDCAが回っていました。社長を務めておられる奥様から土産を貰いました。

帰路、車が出て間もなくガイドの方から知らされました。かのジョン・レノンが大好きだったというフランスパンを頂きましたと。

当初、軽井沢から松井田インターまでは碓井バイパスの急勾配を下り、中国雲南省のあの奇矯な景色にどこか似ていて、初めて見るものには驚きを与える妙義山の奇景を見ながら1000メートルほどを一気に下る。

松井田インターから所沢インターへ。ガイドの方が、柏方面へ帰るので幸い途中の浦和まで送っていただく。14時に無事帰宅。

これで前半の審査を終わり、三日分の審査結果をまとめ、後半の審査に向けた出張の準備をする。

4日は静岡経由大阪へ

妙義山の写真は「MSNトラベル」から転載