ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

フラッシュ蒸気の再利用加速

2009年12月27日 | 週間ニュース:ピックアップ
注目ニュース091220-091226
◎(経12/25企業1) 日立製作所は中国の国家発展改革委員会と環境分野の共同事業を推進することで合意,日本企業で初めて,合弁事業など検討へ

●(刊12/25表紙1) 富士フイルムは回収できずに捨てていたフラッシュ蒸気を再利用する設備を自社開発,日刊工業新聞は他社も自社開発を加速と
http://www.tlv.com/ja/steam_story/0708flash_steam2.html


◎(刊12/25総合3) アサヒビールは高校生向けに環境研修「日本の環境を守る若武者育成塾」を実施し,高校生の活動モデル企画で優秀広告性表彰

◎(刊12/25科学技術22) 日立製作所と日立粉末冶金は共同で400度C以下で接着可能な鉛フリー低融点ガエアスを開発,電子部品の機密シール向け

○(刊12/25列島23) 香川県丸亀の内田紙工は伊藤園と連携して含水茶がらを使った紙製品を商品化,乾燥茶がらより二酸化炭素削減,香り残留
http://www.uchida-shikou.com/pc/f_index.html

○(刊12/24機械7) システム環境はシステムケイソーと共同で省エネ型負圧式ファンミックスバーナーシステムを発売,電気消費量が7分の1以下

◎(経12/23社会34) 日中両政府は慶応義塾大学の中国で実施中の植林事業をCDM利用の温暖化ガス削減事業として承認,削減分の一部が排出枠に

◎(刊12/23モノづくり4) 徳島県吉野川の日本フネンは徳島県警などと交換容易で費用負担が少ない歩行者用交通信号器のLEDランプを共同開発 <LED信号機を新たに設置する場合に比べて、現行の白熱電球を取り換えるだけで済むためコストを抑えられ
る>

○(刊12/23自動車5) スズキは125cc原付き第2種スクーターに(電子式?)燃料噴射装置を装備し最新の排ガス規制基準をクリアし来月発売

○(刊12/23生活9) TOTOは製品梱包を衝撃解析手法を用いて製品ごとに梱包を適切化し資材を1%削減へ

ロンドンで排出権取引先物価格が急落

2009年12月26日 | 週間ニュース:ピックアップ
環境ニュース 091220-091226
●(経12/26特集9) 政府は10年度予算案,環境関係では太陽光発電設備設置補助金を昨年の2倍,研究開発費を4.8%増など増額

◎(経12/25夕刊表紙1) 国土交通省と経済産業省は建設や自動車など両省にまたがる分野で地球温暖化対策を強化,ビルの省エネ強化や鉄道利用促進等

◎(経12/25経済5) 経済産業省は住宅用太陽光発電パネルの部品などの形状や大きさの標準化やリサイクル制度の検討に入った

◎(経12/25夕刊社会19) 大阪府警淀川署は森田化学爆発事故(清掃作業員が死亡)でタンク内残留三フッ化ホウ素が清掃用水と化学反応を起こし引火爆発と推定,予定外作業 <EMSの環境影響評価では、非定常状態でのリスクとして評価しておくべき>

◎(経12/24夕刊表紙1) 首相は従来通り前提条件を付けたまま20年までに90年比温暖化ガス削減目標を25%と記入すべきと表明 (条件が満たされなかった場合の目標は不明) 

◎(経12/24社会35) 愛知県警は天然記念物のイタセンパラなどタナゴ類が木曽川水系で密漁され不正取引や自宅飼育されていると捜査開始

●(経12/23社会34) 政府は生物多様性条約の関係副大臣会議を開催し来年の締約国会議に20年までの短期目標として損失を止める等日本提案決定

●(経12/22国際9) ロンドンの欧州機構取引所は排出権取引先物価格が前週末の7%安いトン当たり12.6ユーロで推移,8カ月ぶり急落 (マネーゲームの証左)

◎(経11/21夕刊総合3) 日本経済新聞はブラジルでサトウキビを原料とするエタノールの小売価格が砂糖相場の高騰と連動し上昇,安定供給に赤信号と

仕事納め

2009年12月24日 | 審査・コンサル
今週は火曜日が審査。金曜日は判定会に出席。それで今年の仕事納め。来週はもう年末そのものです。

この火曜日は、午前は横浜市保土ヶ谷、昼食後は審査先ガイドの運転で東京湾アクアライン経由千葉の本社で審査というスケジュールでした。アクアライン経由で横浜から千葉へ抜けるルートは初経験でした。

火曜日は日中暖かかったことと、昼食直後でもあり、車の後部座席に乗り、シートベルトを付けて間もなく、15分から20分程度はついうとうと寝ていたようです。目覚めてPCを鞄から取り出し、午前中の審査で気付いた指摘事項の入力に専念していました。

その途中、ふっと外を見ると、視界が大きく開け、広々とした東京湾を一直線に横切っているのに気付きました。初めての経験でした。偉大な建造物に感動しました。

金曜日の判定会後には忘年会が予定されている。今年も様々なことがありましたが、来年に向けて気持ちを新たにするとしましょう。

日刊工業新聞社はISO14001の認証取得

2009年12月20日 | 週間ニュース:ピックアップ
注目ニュース091213-091219
◎(経12/18企業11) 日本コカコーラはサトウキビをもとに作ったエタノールを加工した樹脂を輸入してペットボトルを製造 (エタノールから樹脂を作る場合は加工というのかな,製造じゃないの,新聞記者の知的レベルに驚き)

◎(刊12/18環境13) 東洋紡は住友化学と共同物流を開始,敦賀川越間のトラック輸送の半分を住友化学から仕入れの鉄道便の帰り便に切り替え
http://www.toyobo.co.jp/press/press368.htm

○(経12/17首都圏39) 横浜市は家庭から排出の生ごみを集めてメタン等にガス化し発電燃料として利用する実証試験を開始,堆肥化も実験中 (課題は経済性,どう結論出すかな,試算値はあるはず)

◎(刊 12/17総合3) 日刊工業新聞社はISO14001の認証をJECOから取得 (新聞社の認証取得は長野日報,読売大阪,聖教新聞など数が少ない,新聞の印刷工場の取得は数10社にのぼるが)

◎(環12/16総合2) 三菱地所は出光興産から直接再生可能エネルギーを所有の新丸の内ビルで受電,グリーン電力証書方式でなく直接(生G電力)
http://www.mec.co.jp/j/news/pdf/mec091209.pdf


◎(刊12/16電子10) 東芝は来年から64GBのNAND型フラッシュメモリーを開発し量産,線幅32nm

◎(刊12/15電機9) キヤノンはウェブサイト上で顧客向け環境負荷軽減支援を拡充,事務機に続き家庭編やITソリューション編を追加へ
http://cweb.canon.jp/ecology/green-navi/green-navi.html

○(刊12/15機械8) 日揮は中国で湖沼の浄化事業に乗り出した,江蘇省の太湖での実験を踏まえ雲南の昆明湖で10年上期に実証,オゾン利用

◎(経12/13サイエンス11) 日本経済新聞は水が鳴らす警鐘(20)記事で黄河の断流(水枯れ)で植林したが水減少と自然制御の難しさの例として紹介

◇(経12/13裏面36) 講談社は黒木亮の排出権商人(書籍)を広告,マネーゲーム化の現実が分かると書評も

COP15 削減目標の設定を見送る見通し

2009年12月19日 | 週間ニュース:ピックアップ
環境ニュース 091213-091219
●(経12/19表紙1) 国連気候変動枠組条約締約国会議は20年までの温暖化ガス排出量削減目標の設定を見送る見通し,年明けにも交渉再開へ

◎(経12/18経済4) りそな銀行は企業年金向けに提案している外国株の運用を見直し社会的責任投資の観点を取り入れる,運用実績好調と訴え (欧米に回周遅れ)

●(経12/18首都圏33) 日本経済新聞は東京都の二酸化炭素排出量削減規制に対応して都内の大手不動産会社が入居企業を巻き込んだ協議会で対策へ

◎(経12/17企業9) 鉄鋼,電力,電機電子などの9業界団体はCOP15で米中などを特別扱いに日本政府は断固反対すべきと連名で声明

○(経12/17夕刊総合3) 日本経済新聞は米自動車メーカー,米通商代表部(USTR)などが日本の環境対応車補助制度へ不満と,機会が均等でないと (米国は企業に規制を合わせ,日本は規制に企業が合わせる文化の違いがありますね)

●(環12/16表紙1) 環境省は事業者の大気や水質測定データの未記録や改ざんで新たな罰則を設けるため法律の改正案を来年の通常国会に提出へ

◎(環12/16水資源8) 環境省の今後の水環境保全に関する検討会は環境基準項目の追加や未規制事業場の対策強化,WET手法の検討など中間案 (WET;Whole Effluent Toxicity,全排水生物影響評価)

◎(環12/16表紙1) 東京都は都の優良産業廃棄物処理業者の認定制度で初回の申請が190社と予想の100社を大きく上回ったと,来年2月発表

◎(刊12/16裏面30) 日刊工業新聞は深層断面面で電機7社がサプライヤー向けに化学物質情報の伝達で共通システム(JAMP)の利用呼びかけと

◎(経12/15国際6) EUは自動車のタイヤの環境性能を表示する制度を12年11月から導入,騒音や燃費性能,雨天時のスルップ防止,新製品

エコアクション21:受験終了

2009年12月14日 | 審査・コンサル
エコアクション21(以下、EA21と略)の三次試験に合格し、12日に所定の講習を終了しエコアクション21審査人として正式に登録されることになりました。

事務局の説明では、本年度のEA21審査人試験の申込者は124名、第1次の書類選考、第2次の筆記試験そして第3次の面接試験(6名が不合格)をとおり合格したのは68名とのことでした。合格率は55%になります。

合格者68名のうち、無条件合格者が18名、残り50名は条件付合格とのこと。無条件合格者はISO14001の審査経験者のようですので、条件付合格者には審査オブザーバー経験などの付加条件がついているようです。

今回の合格者を含め登録審査人は826名になるとのこと。

1月末から2月頃に正式な登録証と身分証明書が届くので、その後直ちにある種の営業活動が必要になりそうです。

EA21については、下記サイトをご参照ください。
http://www.ea21.jp/

来年からは中止企業の環境管理活動をEA21のコンサルや審査を通じて支援するように頑張りたいと思っています。

植物繊維を全面的に糖に変える細菌を発見

2009年12月13日 | 週間ニュース:ピックアップ
注目ニュース091206-091212

●(刊12/11環境13) プラスチック処理促進協会は08年度の廃プラ有効利用率が76%で過去最高,廃棄物発電増などで
http://www2.pwmi.or.jp/siryo/flow/flow_pdf/flow2008.pdf

◎(経12/11企業13) 大成建設は自社開発の超高強度コンクリートを利用した梁を開発,コンクリート量3割減,コスト1割減
http://www.taisei.co.jp/1258328308375.html

◎(刊12/11機械9) オリエンタルエンヂニアリングは二酸化炭素を90%以上削減できるガス浸炭炉を完成,密閉し真空下でガス使用量など削減
<浸炭:金属の表面層の硬化を目的として炭素を添加する処理のこと>

●(刊12/10科学技術23) 東芝は20nm線幅のLSI向けに実用的なCMOS素子作製技術を開発,材料や構造など改良し既存設備で対応可能

◎(経12/10社会42) 京都大学の研究グループは植物の葉などにある気孔の数を増やすホルモンを突き止めた,人工合成可能,二酸化炭素吸収促進等
http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/news_data/h/h1/news6/2009/091210_1.htm

○(経12/10全面広告8) 東芝は,王子さま,電気をもっと上手につかえばCO2を大幅に削減することができそうですと二次電池SCiBを全面広告
http://www.scib.jp/index.htm

●(経12/9企業15) マルハニチロは小魚を練り製品に,ニチレイは未利用魚を加工して京都府内の小学校の給食用に供給,丸紅も商品開発へ

◎(経12/8企業13) シャープは液晶パネルの廃ガラスを塗料の原料に再利用する技術を開発,LED防犯灯の塗装に使用,用途拡大へ
http://www.sharp.co.jp/corporate/news/091207-b.html

●(経12/7科学13) 京都大学と三重大学の研究グループは住友商事の協力を得て植物繊維を全面的に糖に変える細菌を発見,クロストリジウム属菌

●(刊12/7建設17) 大成建設は東急東横線渋谷駅の地下化工事現場に建設機械からの排出窒素酸化物を浄化する光触媒浄化ユニットを設置,他へも

ケネディーの発想は出来ないのだろうか:改

2009年12月12日 | 週間ニュース:ピックアップ
環境ニュース 091206-091212

◎(経12/10夕刊総合2) 日本経済新聞はニュースの理由欄で,英国の大学の学者の温暖化データの改ざん疑惑で,温暖化懐疑派の攻撃材料になってると

◎(経12/10夕刊総合2) 日本経済新聞はCOP15欄で途上国が義務なしで資金支援の拡充を,先進国は支援には削減が前提と温暖化対策で対立先鋭化 (資金が支配者の懐に消えることも,結局皆は温暖化対策防止の志がないことが露呈,排出削減より被害対策が重要になる弱肉強食の時代に)

●(経12/10経済5) 環境省は年明けの通常国会に提出予定の地球温暖化対策基本法案について来週から国民の意見募集,政策の方向や理念

●(刊12/9中小政策23) 日本政策金融公庫総合研究所は小企業の環境対応実態調査,取引先からの要請に6割が苦労,負担の割に利点少や効果不明と

● (環12/9表紙1) 環境省は地下水の重金属汚染の原因を都道府県調査の結果,85%が自然的要因で,工場事業場が12%,廃棄物3%弱など

◎(経12/8夕刊表紙1) 政府は09年度第2次補正予算案を盛り込む緊急経済対策を決定,環境では住宅版エコポイント創設,自然エネルギー全量買取

◎(経12/8企業13) 富士通は自社のIT機器やサービスでの環境負荷低減寄与を示す数値目標を発表,09-12年度で1500万トン排出削減へ (未対策との差を削減寄与としても増大の抑制にしかならない,半導体など調達部品の寄与を差し引くべし,顧客の意思や投資を評価しないのは失礼)

◎(経12/8経済5) 日本経団連はCOP15で主要国の責任ある参加を期待,欧米の目標値が限界削減費用に照らせば低すぎるとの見解 <限界削減費用:温暖化ガスを追加的に1単位削減するのに必要な費用>

●(経12/7夕刊社会16) 国際湿地保全連合は泥炭地を農地開発などのため乾燥させることで08年に世界の泥炭地から日本の排出量に匹敵するCO2

●(経12/7夕刊表紙1) 環境省は産業廃棄物の不法投棄を防ぐためゼネコンなど元請け事業者に排出責任を負わせる方針,通常国会に改正案,11年に

◎(経12/7全面広告36) エルピーガス協会など業界団体は共同で日本の温暖化対策を考える意見広告を掲載,家計の負担許容は月千円,政府は説明を (グルメや観光にはお金を出すが温暖化対策には出せないという国民の心の貧しさを利用するとは。ケネディーの発想は出来ないのだろうか<Ask not what your country can do for you, ask what you can do for your country.>)

自宅泊なら家事手伝いあり

2009年12月09日 | 旅先にて
今週は火曜日の8日から木曜日の10日まで、二社の審査を連続して実施します。二日に跨る審査と一日で終わる審査が連続しています。火曜日と水曜日は都内の企業を審査し、水曜日は審査終わり次第松本市へ移動し、木曜日は松本で審査する予定です。

審査の前日や審査中にホテルに泊まる場合は、夕食後直ちに審査の準備や報告書作成などに専念できます。朝だってのんびりできる。顧客のところへはタクシーで10分か20分程度の時間で着くので、8時台の出発で良いのだから。

ところが、都内で審査する場合のように自宅から審査先へ通う場合は、帰宅後自宅で仕事に専念できるとは限らない。審査がない時と同じように、風呂の清掃当番が回ってきたり、家族の床を準備するなど何がしかの家事手伝いが付いて回るからです。しかも朝7時台に家を出るので早起きする必要がある。

このことはどうやら私だけのことではなく、他の審査員でも状況は同じらしい。

ホテル住まいの場合は、食事やベッドメイキングなどに代金を支払っているわけですが、自宅の場合は、無料で家内の手作り料理を味わえる代わりに、家事分担から逃げられない。だから、著作家などは仕事に集中するために旅館やホテルに籠るのだろうね。

ブログの投稿頻度に関しても同様の傾向があることに気付いた。ホテルに逗留している時は、忙しくても、結構投稿出来ているが自宅にいる時は頻度が低下気味になっている。がてんがゆく。

写真はお気に入りのビジネスホテルの一つ、札幌グレースリーホテルの一室

リグニンを主原料にエポキシ樹脂を開発

2009年12月06日 | 週間ニュース:ピックアップ
●(刊12/4環境13) 栗田工業は半導体製造のレジスト剥離工程で使う硫酸の使用量を大幅に減らす電解硫酸製造装置を開発,過酸化水素不要に
http://www.kurita.co.jp/aboutus/press091202.html

◎(刊12/3建設15) 三井住友建設は気泡により土壌を流動化させ掘削効率を高め,汚泥発生量を大幅に減らせる土留め壁工法を開発,35%削減
http://www.smcon.co.jp/news/2009/091202.html

◎(経12/3企業13) オムロンは工場などの消費電力削減余地を自動的に分析するシステムを開発,1月発売,センサーと制御システム

●(経12/2企業10) ウェザーニューズは海上の気象情報を使った海運向けの航路提案サービスを拡充,もっとも燃費がかからない航路と速度配分

◎(刊12/2科学技術22) 日立製作所は徳島大学や横浜国立大学と共同でリグニンを主原料とした有機溶剤に可溶のエポキシ樹脂を開発,耐熱性など同等 <リグニンは利用不法が見つからず製紙工程で大量に廃棄されてきた>

◎(刊12/1環境12) 環境省は温暖化防止活動の環境大臣表彰の09年度受賞者30件を決定,川崎重工の蓄電池ギガセル利用の省エネなど
http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=14621&hou_id=11828

◎(刊12/1環境12) 日本環境効率フォーラムは環境効率アワード09の各賞を決定,東芝の効率を主要指標としたPC開発やNSKの指標導入等
http://www.jemai.or.jp/JEMAI_DYNAMIC/data/current/detailobj-4933-attachment.pdf

◎(刊11/30環境14) 日新製鋼は08年度の二酸化炭素排出量が前年度比7.9%,原単位4.2%増  (減産で露呈するロス,原単位改善が景気の悪化に追いついていない企業の例,多数ある)

◎(経11/30表紙1) 帝人は大型射出成型と表面処理で平滑性と傷つきやすさを抑えたポリカーボネート樹脂を実用化,3割軽量で車の窓に採用

●(経11/29表紙1) 日産自動車は充電容量が2倍になる電気自動車(EV)用リチウムイオン電池の開発にめど,電極の耐久性改善で,300km

欧州のライチョウよ,お前もか:温暖化で絶滅の危機

2009年12月05日 | 週間ニュース:ピックアップ
環境ニュース 091129-091205

●(経12/4夕刊社会18) ダーウィン財団などのグループは南米のガラパゴシ諸島でスズメダイの一種など9種が絶滅,タイマイなど9種が絶滅の危機と

○(経12/4総合3) 政府は来年4月から薄型テレビの省エネ効率の目標基準を現在より厳しいものに改定,エコポイント制度との関係も改定へ (掲記優先から環境優先へシフト,省エネ向上へ)

●(経12/3表紙1) 日本経済新聞は国内の主要製造業の20年度の温暖化ガス国内排出量を90年比で13.9%減(加重平均)と見込むとの調査 (電機は33%減,自動車は28%減,非製造業を含むと14.3%)<景気低迷期のデーター>

●(経12/3夕刊社会19) 森林総合研究所はナラ枯れが全国的に拡大と,過疎化などでクヌギやナラ,クリなどの樹木内にカビが発生し大規模な立ち枯れ (ナラ(楢),クヌギ(椚))

◎(経12/3夕刊生活11) 日本経済新聞は訪問販売業者が太陽光発電設備の売り込みで虚偽説明や環境関連企業の未公開株を値上がり確実とトラブル紹介

○(経12/3夕刊社会18) イタリア鳥類保護連盟は地球温暖化の影響でイタリアアルプス地方に生息するライチョウの数が減少し絶滅の危機と報告書 (欧州のライチョウよ,お前もか)

●(刊12/2環境14) 日本化学工業協会はポスト京都議定書でに向けた基本方針を発表,国際化学工業協会協議会と同様の内容,化学品で貢献など
http://www.nikkakyo.org/documentDownload.php?id=3736

◎(環12/2総合3) 資源エネルギー庁はゼロエネルギービル研究会の結果をまとめた,建築物の省エネ基準を3倍強化,新築全体導入でエネ半減に
http://www.meti.go.jp/press/20091124002/20091124002-1.pdf

●(経11/29表紙1) EUは21年以降に新築の住宅やオフィスビルについて原則二酸化炭素を実質的に排出しない建築物とするよう義務付け規制へ

◎(経11/29社会34) 林野庁京都大阪森林管理事務所などは京都市西京の国有林でサクラやカエデの生育が悪化で景観変化と調査結果,伐採禁止等で (景観重視で人出が入る里山の重要性優先か景観犠牲の自然林目指すか)

日帰り往復:丸亀近郊へ

2009年12月03日 | 旅先にて
昨日は日帰りで丸亀市郊外へ出かけました。朝6:40に出発し、現地で13:00から16:00まで仕事をした後、21:40に帰宅しました。新幹線「のぞみ」で岡山へ移動し、その後、岡山から宇和島行き特急「しおかぜ」を利用する片道約5時間半の長旅です。

高松空港又は松山空港を経由するルートもありますが、ちょうど両空港の中間点に近いため陸路に比べ1時間ほど所要時間が余計に掛かり、旅費は1.5倍近くかかるので選択できません。以前も何度か陸路で新居浜まで審査で通ったことがありますが、最近登場した新幹線車両N700系では走行時の騒音・振動が共に緩和されているので、以前ほど疲れなくなったと感じました。

出張の目的はコンサルの営業活動です。仲間からISO14001の認証取得を望んできる会社があるとの紹介を受けました。Face to Faceで双方の希望や意向を確認することが営業活動の第一歩ですので、四国といえども各種の資料を準備して長躯訪問しました。3時間ほど当方の実績などを含む自己紹介やら先方の認証取得に意図や希望スケジュールなどを確認できました。今月中旬までにはコンサル依頼の正式な要請があることを期待しています。

写真は瀬戸大橋を移動中に「しおかぜ」の車窓からケイタイカメラで取ったワンショットです。晴天で、太陽がほぼ真上にあるので、ケイタイカメラでも何とか特急の車窓から瀬戸内海と紅葉に染まっている島々を流れずに撮れています。島々の紅葉に焦点を合わせたかったのですが、自動焦点の為に橋脚に焦点が合っているのが残念ですが・・・。

紅葉の代々木

2009年12月02日 | 出来事
先日の日曜日、10;20に面接試験を受けるため代々木のオリンピック村青少年センターに出かけました。目下受験中のエコアクション21審査人の最終関門です。これに通れば所定の研修を受けてEA21審査人として登録されます。

面接は15分ほどで終わり、帰りは枯葉の絨毯で埋まる代々木公園をのんびり散策し真っ盛りの紅葉をケイタイカメラにおさめつつ原宿へ出ました。まだ午前11時にもなっていないためか明治神宮へ向かう人数も多くないので、その足で初めての明治神宮の拝殿へ足を延ばしました。

日和が良いのか、既に幾組もの結婚式が行われているらしく、拝殿近くでは新郎新婦と参列者たちの記念撮影やら、お巫女さんに先導されてしずしずと式場へ進む一団やら、晴れがましい雰囲気でした。