ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

富士通は製品のカーボンフットプリント情報に関する企業間データ連携で供給網全体のCO2即時可視化

2023年09月16日 | 週間ニュース:ピックアップ
注目ニュース 20230910-20230916

◎(刊9/15総合4) 三井物産は米リニューアル・リソーシズGの子会社に出資し痩せた土地を修復し農業の生産性向上を図る再生農業に参入

◎(刊9/14電機12) パナソニックHDは電気を使用しない水素生成装置の研究を開始、メソ結晶を使い太陽光だけで光触媒作用で水を分解

●(刊9/14電機12) 富士通は製品のカーボンフットプリント情報に関する企業間データ連携の社会実装で稼働する供給網全体のCO2即時可視化
https://pr.fujitsu.com/jp/news/2023/09/13.html

◎(経9/14ビジネス16) ソニーセミコンダクタソリューションズは家電などから発生する電磁波を集めて発電する電子部品を開発、11月サンプル出荷 (部品当たり数十マイクロWから数十ミリW)
https://www.sony-semicon.com/ja/news/2023/2023090701.html

◎(経9/14ビジネス16) 日本経済新聞は米アマゾンやマイクロソフトが大気中からCO2を直接回収するワンポイントファイブなどと長期契約
https://www.1pointfive.com/mission

◎(刊9/14科学技術31) 中部大学の研究者は窓に貼ると熱の侵入や放出を大幅に抑制する透明薄膜フィルムを開発、銀とセリア膜で消費電力年2割削減

●(刊9/13表紙1) 富士通は生物多様性保全の目標を策定、25年度までに負の影響を20年度比12.5%以上低減、30年度には25%以上引き下げる

◎(刊9/13電機11) ホタルクスは病害虫を忌避し農薬の使用量を低減する赤外線LED電球を3種発売、害虫アザミウマ忌避に最適な赤色波長採用
https://www.hotalux.com/corporate/press/2023-09-07.html

●(経9/13ビジネス17) 三井商船テクノトレードはバイオ燃料と水素を使ったハイブリッド型の観光船を2024年春に日本初の就航、13日に進水式
https://www.motech.co.jp/information/4364/

◎(刊9/13科学技術23) 奈良先端科学技術大学院大学と京都の月桂冠の研究グループは日本酒製造に使う麹菌を利用しPET分解酵素を生産
https://www.gekkeikan.co.jp/company/news/detail/422/

●(刊9/12素材16) グンゼは異種素材を積層させた複合ナイロンを30年度までにマテリアルリサイクルしフィルム再利用する、その前駆に量産技開 (ここのところプラスチックに再利用の動き活発)

欧州連合が10月から炭素国境調整メカニズムが始動、GHG排出量申告が必要に

2023年09月16日 | 週間ニュース:ピックアップ
気になるニュース 20230910-20230916

●(経9/16社会41) ユネスコの諮問機関の国際記念物遺跡会議は日本記者クラブで会見し東京明治神宮外苑の再開発計画の撤回など求めた、森林等
https://icomosjapan.org/

●(刊9/15SDGs5) 日刊工業新聞は欧州連合が10月から炭素国境調整メカニズムが始動と、グリーンハウスガス排出量申告が必要に、26年に課徴金
<CBAMとは、EU域外からEUに輸入する、カーボンリーケージのリスクが高いとされる製品に対し、製品に含まれるGHG排出量の申告とその量によって定められる「炭素価格」の支払いが義務付けられる>

●(刊9/14素材16) 日刊工業新聞は化学メーカーによるバイオマスなどを活用した環境対応素材が、趣味や生活に関わる身近な製品向けに拡大と

◎(経9/13夕刊社会11) 北海道釧路の猛禽類医学研究所は同市で保護後衰弱死したコアホウドリの幼鳥の体内からゴム製の手袋の破片が大量に、コロナ

●(経9/13夕刊社会11) ゴーリバーは災害用非常食の廃棄状況で、アンケート調査の結果、食べずに捨てた経験者が54.7%、期限経過や不味そうでと(非常食を普段のくらしに組み込むフェーズフリーが大切と)

●(環9/13環境総合3) サステナブル経営推進機構は第6回エコプロアワードの受賞者を発表、農水大臣賞にJバイオフードリサイクルなど14件が受賞

●(環9/13資源循環5) 産業廃棄物処理事業振興財団は、このほど資源循環や適正処理に関する情報を開示した産業廃棄物処理施設に適合証と公表開始

●(刊9/12表紙1) 関西経済連合会は、北海道など他の地域の6経済連合会と連名で東証のコーポレートガバナンス・コード改訂案に提言、多様性(株主至上主義の見直し)

●(経9/12ビジネス17) 日本経済新聞は国の固定価格買取制度の期間を終えた住宅の太陽光発電を水戸のスマートテックなど新電力が高値で買取りと (適地減で本格化と)

●(経9/10総合3) ドイツは2024年に世界初の水素取引市場を開設、日本は生産コストの一部を政府が支援する仕組みを検討、取引活性化で脱炭素 (日本は依然ばらまき政策、原価力向上のための研究開発投資ではない、哀しいですね)


川崎重工業はフィリピンのアボイティスと共同で再生エネルギー電力の安定供給を図る仮想同期発電機技術を実証へ

2023年09月09日 | 週間ニュース:ピックアップ
注目ニュース 20230903-20230909

●(経9/9ビジネス15) 京都のDPS(京大発)は高効率でレアメタルの回収が可能な高純度シリカを量産、ガルデリアは金属を吸着する藻類を量産
https://www.dps-inc.co.jp/t-dp/
https://galdieria.com/solution/

◎(刊9/8表紙1) キヤノンは複合機事業の資源循環率を現状の16%から30年に34P増の50%に引き上げる、同業のリコーやセイコーエプソンも

◎(刊9/8生活インフラ13) イオンは10月から全店舗の衣料、日用品・暮らしの品売り場で提供すしている有料レジ袋を紙製に切り替える、SFC認証品

●(刊9/8生活インフ13) 神戸のネスレ日本はJR貨物による鉄道による貨物輸送を24年2月から中距離輸送にも段階的に拡大、静岡県島田と大阪間など (トラックドライバー不足問題もあり)

●(経9/8アジア15) 川崎重工業はフィリピンの財閥大手アボイティスと共同で再生エネルギー電力の安定供給を図る仮想同期発電機技術を実証へ (国内より海外なのですね)
https://www.khi.co.jp/pressrelease/detail/20230809_1.html

◎(刊9/6電機10) 東芝は従来機種より検知範囲を44%拡大した多機能画像センサを開発、空調や照明と連動し効果的に省エネ可能に、数も削減
https://www.global.toshiba/jp/news/infrastructure/2023/09/news-20230907-01.html

◎(経9/6夕刊社会11) 愛知県水産試験場などは大きくて実が柔らかなメスの養殖ウナギの育成技術を開発、シラスウナギに大豆イソフラボン投与で

◎(刊9/5自動車11) エナジーウィズは鉛蓄電池の約4倍の寿命性能を持つニッケル亜鉛電池を開発、27年めどに実用化、高安全、高エネルギー密度 (昭和電工系)
https://www.energy-with.com/information/230728_nizn/

●(経9/5ビジネス15) 信越化学とOKIは共同で窒化ガリウムに高品質でガリウム系結晶を高速で形成する新製造技術を開発、コスト10分の1以下に (エピタキシャル気相成長)
http://www.oki.com/jp/press/2023/09/z23040.html

●(経9/4表紙1) ANAは航空貨物の荷主企業に、再生航空燃料を使って減らしたに削減炭素量を割り当てるサービスを開始、国内大手航空初

◎(経9/3総合7) 青森のフォルテは北海道ニセコ地区で発電に雪を利用する積雪発電の実証実験を今冬開始、雪と熱源の温度差で産廃バイオ発電
https://www.therme.lab.uec.ac.jp/?p=1369


プロテリアルはEVモーター向けに希土類のテルビウムの使用量を5分の1程度に減らした磁石を開発
注目ニュース 20230827-20230902

◎(経9/2ビジネス14) 丸紅、インドネシアの植林活用し脱炭素へ「森の実験場」。排出量取引導入、バイオ燃料や素材開発も

◎(経9/2ビジネス15) ソニー、薄型テレビに自社開発し再生樹脂に使用広げる。環境配慮型の基幹製品を投入して顧客の要請に応える。

◎(経9/1ビジネス16) 神戸製鋼は磁束密度が従来より1割ほど高くEVの部品の省エネに繋がる鋼板を開発、炭素量を減らし加工もしやすく

◎(経9/1ビジネス17) パナソニックHDは次世代太陽電池の本命のペロブスカイト型太陽電池事業に28年までに参入,塗付式で発電するガラスに加工 (電池は黒色故にデザインに工夫)

●(経8/30総合3) プロテリアルはEVモーター向けに希土類のテルビウムの使用量を5分の1程度に減らした磁石を開発、耐熱性を維持 (プロテリル;旧日立金属)

◎(刊8/30素材13) 横浜のレブセルと京都のACバイオードは二酸化炭素を吸着するフィルターを開発、空気中から回収し、ガラス原料にする事業 (コストなど不明)

◎(経8/30ビジネス17) 大阪ガスとENEOSは水素と二酸化炭素を原料とする合成メタンを日本で初の量産へ、30年までに年6000万トン、水素は輸入

●(経8/29ビジネス14) 清水建設は施工を請け負う工場などを対象に、工場稼働後の二酸化炭素排出量を複数試算して発注元に知らせるサービスを開始

◎(経8/28ビジネス7) 加エバー・テクノロジーズは地下の深部に発電用の水を導入し生成蒸気・熱水を使って発電する高効率地熱発電を商用化へ着工 (中部電力出資)

●(刊8/28機械11) 愛知県半田のシーケィケィは名古屋工業大学と共同で超硬合金にレーザードーピング技術を使い微量元素を注入し寿命を3倍に (切削工具で実用化)


日経はドイツ・ミュンヘンン国際自動車ショーに欧州の車大手が目玉にPHV展示、合成燃料許容で

2023年09月09日 | 週間ニュース:ピックアップ
気になるニュース 20230903-20230909

◎(経9/9マーケット商品21) 日本経済新聞は紙類の国内生産の縮小を受け古紙確保へ雑紙の回収へ一段と努力、古紙はサンマと今や貴重資源、処理に手間

●(経9/9社会40) 日本経済新聞はフランスで開幕のラグビーワールドカップ・フランス大会が温暖化対策の運営に注力、移動も会場も脱炭素と (観客と一体の施策)

◎(経9/7経済政策5) 経済産業相は英国際戦略研究所で講演し、重要物質の供給網で環境負荷や労働・人権などの国際基準を満たす物質購入に優遇と(新味なく)

●(経9/6ビジネス15) 日本経済新聞はドイツ・ミュンヘンン国際自動車ショーに欧州の車大手が目玉にPHV展示、合成燃料許容でEV一軸に変化と

●(経9/5総合3) 国際組織IPBESは生態系に悪影響を与える侵略的外来種による経済的損害が年間で少なくても62兆円にもと、農業等打撃 (IPBES;生物多様性及び生態系サービスに関する政府間科学政策プラットフォーム)
https://www.ipbes.net/sites/default/files/2023-09/%23IASAssessment_PPT_media-launch_3%20Sept_final.pptx

◎(経9/5総合3) 仏政府は植物由来の原料を使用したプラントベース食品について、ステーキなど肉を想起させる名称の使用を規制する案を公表 (日本とは文化が違いますね、がんもどきなど日本には古くから想起名称の文化)

●(経9/5国際12) 日本経済新聞は世界3位の二輪車市場東南アジアで電動二輪車の活用サービスが拡大と、配車のゴジェック切り替えへ、日本出遅 (二輪車製造大国日本はどうするのでしょう)

プロテリアルはEVモーター向けに希土類のテルビウムの使用量を5分の1程度に減らした磁石を開発

2023年09月02日 | 週間ニュース:ピックアップ
注目ニュース 20230827-20230902

◎(経9/2ビジネス14) 丸紅、インドネシアの植林活用し脱炭素へ「森の実験場」。排出量取引導入、バイオ燃料や素材開発も

◎(経9/2ビジネス15) ソニー、薄型テレビに自社開発し再生樹脂に使用広げる。環境配慮型の基幹製品を投入して顧客の要請に応える。

◎(経9/1ビジネス16) 神戸製鋼は磁束密度が従来より1割ほど高くEVの部品の省エネに繋がる鋼板を開発、炭素量を減らし加工もしやすく

◎(経9/1ビジネス17) パナソニックHDは次世代太陽電池の本命のペロブスカイト型太陽電池事業に28年までに参入,塗付式で発電するガラスに加工 (電池は黒色故にデザインに工夫)

●(経8/30総合3) プロテリアルはEVモーター向けに希土類のテルビウムの使用量を5分の1程度に減らした磁石を開発、耐熱性を維持 (プロテリル;旧日立金属)

◎(刊8/30素材13) 横浜のレブセルと京都のACバイオードは二酸化炭素を吸着するフィルターを開発、空気中から回収し、ガラス原料にする事業 (コストなど不明)

◎(経8/30ビジネス17) 大阪ガスとENEOSは水素と二酸化炭素を原料とする合成メタンを日本で初の量産へ、30年までに年6000万トン、水素は輸入

●(経8/29ビジネス14) 清水建設は施工を請け負う工場などを対象に、工場稼働後の二酸化炭素排出量を複数試算して発注元に知らせるサービスを開始

◎(経8/28ビジネス7) 加エバー・テクノロジーズは地下の深部に発電用の水を導入し生成蒸気・熱水を使って発電する高効率地熱発電を商用化へ着工 (中部電力出資)

●(刊8/28機械11) 愛知県半田のシーケィケィは名古屋工業大学と共同で超硬合金にレーザードーピング技術を使い微量元素を注入し寿命を3倍に (切削工具で実用化)


洋上風力発電、企業の環境アセス短縮で推進へ、環境相が表明。

2023年09月02日 | 週間ニュース:ピックアップ
気になるニュース 20230827-20230902

●(経9/2総合4) 洋上風力発電、企業の環境アセス短縮で推進 西村環境相が表明。「貼る太陽電池」設置にも財政支援<遅ればせながら>

●(経9/1総合3) 東京電力など大手電力送配電9社は2020年代の後半に需給調整システムを統一するため新会社を9/1付けで立ち上げた

●(経8/30国際13) 日本経済新聞は中国のメディアが日本の原発処理水排水を批判、当局黙認、科学的根拠を説明した投稿やアカウントも削除と

●(刊8/30産業トレンド27) キヤノングローバル戦略研究所は地球紀行モデルの再現性を過去のデータから検証、対流圏の気温上昇も海面水温も不正確と

●(刊8/29環境17) 環境省は2024年度に産業廃棄物に含まれるプラスチックや金属などの製造業者によるリサイクルの状況を実態調査、水平リなど

◎(経8/29社会42) 気象庁の異常気象分析検討会は7月後半以降の記録的猛暑について、太平洋高気圧の張り出しが強まったため、夏全体で異常と

●(経8/27総合3) 米海洋大気局は世界の海面の約5割が8月に異常な高温と、特に東日本の太平洋沖などで顕著、48%で海洋熱波、24年?迄続く (原発処理水不信と海洋熱波で二重苦)