ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

正月にマグロの刺身

2010年12月30日 | お楽しみ
今年は27日が仕事納め。翌日から掃除、買い物など年末・年始の準備に取り掛かりました。比較的早めにスタートできたこと、それに夏の暑い盛りに大掃除をするようになったことから余裕を持って取り掛かれました。冬場は日が短く太陽が午後4時頃には翳ってしますこと、気温が低く汚れを落としにくいことから、最近は夏の暑い盛りに大掃除するようにしています。

仕事場の掃除の他、包丁砥ぎ、洗面所、浴室の清掃、空調関連の清掃等が私の担当です。

年に二回ほど包丁砥ぎをしますが、年末は取り分け丁寧にします。正月料理が手際よく、しかも、美味しくできるようにするためです。手持ちの包丁4本を2時間ほど掛けて研ぎます。

取り分け刺身包丁の切れ味には拘ります。正月には角上業類・川口店で仕入れた冷凍本マグロの刺身用短冊を仕入れ、家族全員での食事の直前に刺身にします。解凍方法も重要ですが、包丁の切れ味も大切でマグロの美味しさを左右します。

研ぎは、折込広告の薄手の紙を親指と人差し指で縦に持ち、指先1~2センチ先に包丁を紙と交差するようにあてがい、30~45度ほどの角度に寝かせて静かに引き切りしたとき、紙がきれいに切れるまで研ぎます。

昨日の夕方に車をレンタしておき、今朝30日の午前7時頃、車で角上魚類へマグロなどの買い物に行ってきました。これで準備完了です。

ところで、車を手放したので久しぶりのドライブでした。借りた車は写真の「ニッサン・ラティオ」。排気量は1500ccでCVTを装備。手頃な大きさで乗り心地や操縦性もよく、最近の車はよく出来ています。この手の車ならばレンタして旅行にも使えそうです。検討してみようかな。

物質材料研究機構などはアトムトランジスターを開発

2010年12月26日 | 週間ニュース:ピックアップ
注目技術・成果 101219-101225

◎(経12/24企業9) 日立製作所や英ケンブリッジ大学などは電子のスピン流を利用した新原理のトランジスタを試作,超省エネに道
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2010/12/1224.html

◎(経12/24社会34) 物質材料研究機構,東京大学,大阪大学は電源を切っても直前の状態を覚え素早く使える新型のトランジスタ(アトムトランジスター)を開発,省エネ
http://www.nims.go.jp/news/press/2010/12/p201012240.html

●(刊12/24環境9) 大阪ガスはオフィスビルの省エネ設備導入前に従業員の行動観察手法を生かし性別による温冷感の違いなど考慮,冷却室設置

◎(刊12/22機械10) 三菱重工業はインドの国営肥料会社NFLに二酸化炭素の回収技術を供与,燃焼排ガスから回収し尿素の原料に再利用 (尿素; (H2N)2C=O、アンモニアと二酸化炭素から合成)
http://www.mhi.co.jp/news/story/201012215013html

◎(刊12/22環境13) 富士フイルムh自社製品の含有化学物質情報をアJAMPが構築した情報伝達システムを通じて提供
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0467.html

◎(経12/22新興14) 佐賀県唐津の日本建設技術は佐賀大学と共同でスギの間伐材で軟弱な地盤を補強する技術を開発,筏状に組み多層化して盛土

●(経12/21夕刊表紙1) 経済産業省はトヨタ自動車,東芝,新日本製鐵などと電力損失が少ないパワー半導体を電気自動車用に開発へ,14年に試作車

◎(経12/20企業9) 清水建設は自然の土中の低濃度のヒ素などを従来の3分の1のコストで浄化する施工法を開発,泥状で薬剤混和,95%再利用

○(刊12/20環境13) 大林組はアドソル日進と共同で携帯電話をオフィスの空調や照明の操作リモコンとして使うシステムを開発,提案開始<個別、ゾーン別制御へ>
http://www.obayashi.co.jp/press/news20101216_01

エコ商品の世界統一基準作りで日本の主要メーカーに参加を要請

2010年12月25日 | 週間ニュース:ピックアップ
環境ニュース 101219-101225

●(経12/25企業13) ブックオフは来春,衣料品など中古品の買い取り専門家を育てることを目的に社内資格制度を新設へ,来年4月導入,筆記実技

◎(経12/24経済3) 日本エネルギー経済研究所は短期エネルギー需給見通しで2010年度の二酸化炭素排出量が前年度比3.7%増の11億t強 (猛暑や生産増と言い訳ばかりが目立ちます)

○(経12/23国際9) EUはドナウ川流域の地域開発戦略を開発へ,関係14か国が参加,黒海の生態系を60年代の水準まで回復させるなど

●(刊12/22環境13) 日本化学工業協会は化学物質の人体や生体への危険性評価を開始,会員180社にリスク評価指針利用し評価を促す,結果公開

○(刊12/22環境13)日刊工業新聞じは国内排出量取引制度特集で産業界の懸念を紹介,排出枠の設定は生産規制と同じで,海外生産で排出量増大と (枠のいかんいよっては排出抑制につながらない) 

○(経12/22社会34) 気象庁は今年の世界と日本の天候まとめ(11月末速報値)を発表,世界の平均気温,陸地に限り観測史上過去最高,日本4位

○(刊12/21総合2) 海洋研究開発機構は南インド洋と南太平洋の亜熱帯海域で人為起源の二酸化炭素の海中への蓄積速度が北太平洋の2倍と判明
http://www.jamstec.go.jp/j/about/press_release/20101221/

◎(経12/21消費31) 日本経済新聞は消費者に広がるエコ意識,買う時からゴミ発生を少なくとの思いで購入,トレーなし簡易包装やレジ袋辞退が増

●(経12/20夕刊表紙1) 国際団体サステナビリティ・コンソーシアムはエコ商品の世界統一基準作りで日本の主要メーカーに参加を要請,東芝参加済み

◎(経12/20社会34) 気象庁は温室効果が二酸化炭素の約2万倍の六フッ化硫黄などスーパー温室効果ガスの監視体制を強化へ,南鳥島などで計画 (他に一酸化二窒素)

丸の内ライトアップ2010

2010年12月24日 | お楽しみ
先日、ISO14001の判定会が終わり、簡単な飲み会の後、酔いざましを兼ねて寄り道し、お堀端と丸の内のライトアップと見てきました。

写真は、嘗て「ミレナリオ」を開催していた通りにおける今年のライトアップです。有楽町側から丸ビル方面を撮っています。右手向い角の店は「エルメス」です。そこにピントを合わせたつもりですが、何しろ私の携帯の機能ではピントがうまく合わなかったようです。

ところで、今年は審査で訪問した企業がおよそ40社。その殆どが、認証取得して既に6年から9年たっています。これくらい長い期間にわたって環境マネジメントシステムを運用してきた組織では、環境目標と経営目標の重なり具合が大きい。

ので、社長インタビューにしろ管理責任者の審査にしろ、もはや中身は経営診断的、経営相談的な様相を帯びてきます。審査員がISO規格の要求事項やその意図を十分理解しているだけでは不十分です。自分なりに確りした価値観や、世界観を持っていないと経営者と同じ目線の高さで質問したり、所見を述べることは難しい。

更には、如何に多くの経験と知識の「引き出し」を持ち、その中に如何に有用な情報を多数持っているかにかかっている。先日のTV番組で日本ハム入団が決まった斎藤祐樹君のインタビューで「大学の4年間は常にフォーム改造の連続であり、その間に多くの引き出しを持てたことが財産」と言っていた。

審査員も世代交代の時代になっている。かつて仕組み作りの経験を持ち審査員に転身した例がほとんどだったが、今は勉強主体で審査員になった人たちが増えつつある。第2世代の審査員がいかにして多くに経験を積み、役立つ「引き出し」を多く持てるかが、今後のISOの盛衰のカギのように思える。

東芝テックは紙を繰り返し再利用できる複合機を11年度に発売

2010年12月19日 | 週間ニュース:ピックアップ
注目技術・成果 101212-101218

●(経12/18企業11) 東芝テックは印刷した文字やイラストを瞬時に消せるデジタル複合機を11年度に発売,パイロットの消せるインキ使用,加温

◎(経12/18企業12) パナソニックは欧州で省エネ型の温水暖房器市場に本格参入,ヒートポンプ式,欧州議会は再生可能エネルギーに指定

◎(刊12/16素材14) 新日鉄住金ステンレスは微量のスズを添加しニッケルなどレアメタルの使用量を削減,従来の耐久性や加工性を維持
http://ns-sc.co.jp/updates/news_jp/314

○(刊12/16環境15) 昭和シェル石油は次世代太陽電池を導入した災害対応型セルフ給油所を岡山でオープン,透過型CIS薄膜太陽電池や蓄電池等
http://www.showa-shell.co.jp/press_release/pr2010/1215.html

◎(刊12/15中堅24) さいたまのハイシマ工業はエネルギー使用量を日本のエコ住宅基準比で76%削減した木造戸建て住宅本体を開発し販売開始
http://www.haishima.co.jp/

◎(経12/15社会42) 筑波大学の研究グループは従来の10倍以上の高率で石油とほぼ同じ成分の油を作り出せる藻類発見,オーランチオキトリウム<光当てなくても石油を生産する>

◎(刊12/14表紙1) 産業技術総合研究所の研究グループは炭酸塩を触媒に水蒸気を使って廃プリント基板のプラスチック成分を600度でガス化

◇(刊12/14全面広告6) シャチハタは環境保全活動の状況を全面広告,有害化学物質の管理強化やカーボンフットプリント表示など
http://www.shachihata.co.jp/csr/environment/e1.php

◎(刊12/14科学技術26) 慶応義塾大学大学の研究グループはデータセンター内のコンピューターネットワークを自動的に省電力化する技術を開発
http://www.keio.ac.jp/ja/press_release/2010/kr7a43000004ftp7.html

政府は国内排出量取引制度の導入検討を当面凍結方向で調整

2010年12月18日 | 週間ニュース:ピックアップ
環境ニュース 101212-101218

◎(刊12/16中堅24) 徳島県吉野川の日本フネンは電球の交換だけで済む歩行者信号灯器用LED電球で地球懇談化防止活動環境大臣表彰
http://www.nihonfunen.co.jp/cgi-bin/news/item.cgi?Start=0

●(経12/15夕刊表紙1) 政府は福岡高裁の国営諫早湾干拓事業の潮受け堤防の開門を国に命じた判決を全面的に受け入れ最高裁に上告しない方針を決定 (上告も地獄,上告せざるも地獄(社会問題継続))

○(環12/15表紙1) 浜松市は廃棄物処理法の来年4月施行を待たずに廃石綿の埋め立て処分で固化処分を指導基準化,薬剤も指定,アグアジャパン

◎(刊12/15環境16) 東京都市大学の研究グループは商品の生産に使われた水の量を示すフットプリントを算出するための水消費原単位データベース

◎(刊12/14金融23) 三井住友銀行は環境配慮融資・私募債の融資実行引受企業が年度内にも累計で100社を突破する見通し

●(経12/12表紙1)第16回国連気候変動枠組条約締約国会議はポスト京都議定書の早期策定目指し決議を採択し閉幕,ポストと延長の原案文書採択

◎(経12/12総合2) 中西部太平洋まぐろ類委員会は12年までのクロマグロ漁規制案を採択し閉幕,04年水準以下に抑制,韓国以外未成魚規制も (韓国を例外扱いにしたのはなぜか不明)

◎(経12/12総合2) 政府は国内排出量取引制度の導入に向けた検討を当面凍結方向で調整開始,環境が整うまで議論を棚上げ

●(経12/12社会30) 長野県の野生生物資料情報室(NPO)は上高地のゲンジボタルが人為的に外部から持ち込まれた可能性と,他へ生態影響懸念 (観光資源化)

◎(経12/11夕刊表紙1) 第16回国連気候変動枠組条約締約国会議は次期枠組みを11年に持ち越し,ポスト京都の原案作成中,閉幕11日の見通し (会議は踊るというウィーン会議の映画を思い出した)

プラズマクラスターイオン発生機購入

2010年12月17日 | 健康と食
今週は日曜日からやや風邪気味で鼻水が出たり咽喉がイガラッポイ。かといって熱があるわけでもない。このところ温かくなったり寒くなったりするので鼻風邪をひいたらしい。

月曜日と火曜日は審査のために水戸駅北口の「ホテルメッツ・水戸」に投宿。部屋にはSharp製のプラズマクラスターイオン発生機が設置してあった。最近は設置しているホテルが増えている。札幌駅前の「ホテル・グレースリー」は加湿機能付きだったと思う。

思うというのは、これまで実際に使ったことが無いからで、水戸でも初日は置いてあることさへ気付かなかった。早々に審査準備を終え、風邪薬を飲んで床につきました。次の夜、ホテルに戻り帰宅準備のためにキャリーバッグを動かすと、その陰にプラズマクラスターイオン発生機が置いてあることに気付きました。試しにスイッチをいれて一夜使ってみました。

翌朝、咽喉のイガラッポサが無くさわやかでした。寝る前に風邪薬を飲んだわけでもなく、多少風邪が治ったにしても、思いのほか咽喉がスッキリしていたので驚きました。「浮遊するカビ菌やアレル物質、さらにウイルスまでも分解・除去し、ビジネスや公共の空間を快適にする」と効果がうたわれていますが誇張でないことが分かりました。

二週間後に控えるお正月には、かわいい孫達も集まることでもあり、帰宅次第12畳用をAmazonで購入しました。快適な室内環境を提供しようと思います。

成田空港と制限地区

2010年12月13日 | 旅先にて
今日の午前は成田空港エリア内にある企業を訪問しました。EMS構築のお手伝いをした会社がEA21運用開始に先立ってキックオフ大会を開催するとのことで招待されました。

日暮里8:18発の新スカイライナーにて8:55成田第二ターミナルに着きます。新スカイライナーの利用は今回が初めてです。北総線を利用することで高速走行が可能になり、所要時間37分と以前に比べれば随分早くなりました。

海外へ旅立つのではなく、空港エリア内の会社を訪問するので、改札を出てからパスポート代わりに免許証を提示し搭乗口とは反対方向に出ることになります。

成田国際空港のWEBサイトを見ると空港配置図が示されており、そこに示される④貨物地区にある会社を訪問しました。(http://www.narita-airport.jp/jp/guide/map/index.html)
この地図に示される地区が立ち入り制限地区であり、身分証明書の提示が求められます。

成田空港は年に約200万トンの貨物を扱い、世界で有数の扱い量を誇ります。貨物地区を第1ターミナルと第2ターミナルの中間に置いて物流効率を高めています。

今回の会社の業務内容について触れることはできませんが、私にとって初めて見聞きする世界であり、コンサルや審査といった仕事故に現場をつぶさに見せてもらい、新たな知見を得ることができ、良い経験になりました。

午後は、火曜日からの茨城県での審査のため「スーパーひたち」で移動します。乗り物好きの孫が羨むような1日です。

写真は第2ターミナル駅の写真です。

東京大学ら、アンモニアを常温常圧で合成

2010年12月12日 | 週間ニュース:ピックアップ
注目技術・成果 101205-101211

●(刊12/10表紙1) 三菱電機は鋼を放電加工で表面処理して超硬合金並みの硬さにしてプレス金型に使える技術を開発,型加工後炭化チタン被膜

◎(刊12/10機械9) 三菱電機は省エネ法の15年基準値をクリアした業務用エアコンを11年2月に発売,人数感知センサーや高効率圧縮機など
http://www.mitsubishielectric.co.jp/news-data/2010/pdf/1206.pdf

◎(刊12/9特別企画4) グリーンフォーラムはキヤノンの環境活動を紹介,資源生産性の最大化に挑戦で画像一枚当たりの二酸化炭素排出量の指標追加 (顧客の知りたいニーズに対応、業界で標準化されなければ比較しようがない)

●(刊12/9科学技術22) 物質材料研究機構は千葉大学など4大学と共同でシリコン素子の電極形成でシリコン基板に不純物導入不要技術を開発,金属側

◎(刊12/9科学技術22) 大阪大学の研究グループはシリコン硝酸酸化膜生成技術を開発,薄膜トランジスタの消費電力を144分の1に低減

●(刊12/7表紙1) 日立製作所はアンテナで受信した電波をデバイスの動作に使う直流電力に変換する整流回路技術を開発,実用レベル,TFTで

◎(経12/7企業11) 日立製作所は磁石に使うレアアースを廃家電などから効率よく回収しリサイクルする技術を開発,回転装置内で連続衝撃破砕等
http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2010/12/1206.html

◎(刊12/6環境15) 日本冷凍空調工業会は冷媒漏えい防止のガイドラインを制定,点検記録簿の使用を推奨など,日本冷凍空調設備工業連合会も <遅ればせながら>

●(経12/6社会38) 東京大学らの研究グループは有機溶媒とモリブデン系の触媒,窒素供給源,窒素雰囲気でアンモニアを常温常圧で合成

●(経12/5企業5) 東芝は耐用年数が従来の10倍の新構造のフラッシュメモリーとHDDの併用で高速と省電力を両立,消費電力半減,2倍速い

山林購入の国内外投資家増で地方自治体が水源地の保全に動いている

2010年12月11日 | 週間ニュース:ピックアップ
環境ニュース 101205-101211

◎(経12/11経済7) 政府はレアメタルの再利用制度を構築へ,小型家電からの再利用を促進し,不採算分を資金支援,調達先拡大も (採算化のための技術開発などへの資金援助でなければ農業同様赤字の垂れ流し)

◇(経12/11経済5) 経済産業省はポーランド政府と同国から400万トン分の温暖化ガス排出枠を購入で合意,省エネ化に資金提供,50億円分か (外国への資金援助と我が国の排出量削減とは別であるべきでは、国内での削減努力不十分な中で情けなか)

◎(経12/10夕刊表紙1) EUなどは国連気候変動枠組条約締約国会議でポスト京都は来年の合意を目指すとした決議案を提出,京都議定書の延長議論

◎(経12/10総合3) 日本経済新聞は地方自治体が水源地の保全に動いていると北海道のニセコ町が土地買い取り交渉,東京都が民有林買収へと紹介 (山林購入の国内外投資家増で)

◎(経12/10総合3) 東芝四日市工場,コスモ石油四日市製油所等は中部電力四日市火力発電所の変電所の瞬停で生産設備停止,電圧低下0.07秒 (瞬低対策がされていなかったのかな,通常は落雷原因が多い,通常の自家発電装置(非常電源)では瞬時稼働せず役立たない)(日立製作所製断路器のアルミ製電線のショート)

◎(経12/9社会11) 消費者庁はJA岐阜の化学肥料不使用と表示した特別栽培米が苗の生育段階で化学肥料を使用として管理責任の全農に改善命令

◎(経12/9夕刊総合2) 政府税制調査会は地球温暖化対策税(環境税)を11年10月から導入する方針を固めた,石油石炭税を1.5倍にして増分を

◎(経12/8経済5) 経済産業省は政府内で調整中の環境税の家庭への負担増額の試算をまとめた,電気代で月34円増,ガス代で月10円増 (この程度でも負担に反対するのだろうか)

●(経12/7表紙1,38,39) 福岡高裁が諫早湾潮受け堤防排水門の開放訴訟で閉め切りと不漁の因果関係を認め開門を命じた一審判決を支持,国の控訴棄却

●(経12/6表紙1) 日本経済新聞社はエコプロダクツ2010を9日から12日まで東京ビッグサイトで開催,登録制で入場無料 (エコプロダクツ展のテーマ;グリーン×グリーン革命-いのちをつなぐ力を世界へ)

産総研は1000℃から-196℃まで弾力性と柔らかさを失わない新材料を開発

2010年12月04日 | 旅先にて
注目技術・成果 101128-101204

◎(経12/4企業11) 三洋電機は発電効率が21.6%の太陽電池を11年2月に欧州で発売,日本でも11年度中に発売,世界最高効率
http://jp.sanyo.com/news/2010/12/03-2.html

◎(刊12/3自動車5) トヨタ自動車はアイドリングストップ機能付き1300ccの新型ヴィッツを12月末に発売,燃費26.5km/L
http://www2.toyota.co.jp/jp/news/10/12/nt10_072.html

◎(経12/3企業11) IHIMUは二酸化炭素排出量を3割抑制したタンカーとばら積み船を開発,船首形状やスクリュー効率で

◎(刊12/3環境12)  栗田工業は電解硫酸製造装置を半導体レジスト剥離工程に使用することで前処理の灰化工程省略可能を確認
http://www.kurita.co.jp/aboutus/press101203.html

●(経12/3社会38) 産業技術総合研究所は1000度Cから-196度Cまで弾力性と柔らかさを失わない新材料を開発,CNTの毛玉状構造で (CNT;カーボンナノチューブ)
http://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2010/pr20101203/pr20101203.html

◎(刊12/2総合2) 経済産業省は太陽光や風力による電力でクリスマス照明をまかなうグリーンクリスマスライトアップを全国106か所で開始
http://www.meti.go.jp/press/20100628001/20100628001.html

●(刊12/2素材11) 群馬県高崎の環境浄化研究所はパラジウムを捕集する機能繊維を開発,強酸性溶液に溶解しているパラジウムを選択的に吸着

●(刊12/2環境12) オルガノは水酸化カルシウム(消石灰)を使い排水中のフッ化水素を回収する方法を確立,塩化カルシウムの3分の1のコスト

●(刊12/1自動車5) 日産自動車は電気自動車リーフが欧州カーオブザイヤー2011に選ばれたと,電気自動車で初,競争力を認識させた

◎(経12/1企業13) 東芝は焼却方式に比べ二酸化炭素排出量が8割少ない低温炭化プラントを開発,下水汚泥処理事業に参入

WMOは2010年の世界気温は(観測史上)過去最高になる可能性と

2010年12月04日 | 週間ニュース:ピックアップ
環境ニュース 101128-101204

●(経12/3表紙1) 環境省は温暖化ガス排出量の25%削減目標で国内対策分を15%減とする方針,残部は海外からの排出枠買取りなどで穴埋め (環境省の意向だけで決まるのですか)

●(経12/3夕刊総合3) 日産自動車は電気自動車(EV)リーフを国内で20日に発売,10年度に6千台販売,1回の充電で200km走行,300万円

◎(経12/3夕刊社会14) 世界気象機関は2010年の世界気温は(観測史上)過去最高になる可能性と発表,1850年の記録開始以来,上位3位以内
http://www.wmo.int/pages/mediacentre/news/index_en.html

◇(経12/2企業9) ヤマダ電機は首都圏の17店舗で三菱自動車の電気自動車を販売開始<新たな一歩>

●(環12/1表紙1) 環境新聞は生物多様性の価値を国家勘定に組み込む基礎となる国連の環境・経済統合勘定体系(SEEA)が改定作業中と紹介
http://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/sateraito/041012/honbun.pdf

●(環12/1表紙1) 警察庁は今年10月までの犯罪統計資料を取りまとめて公表,法令別件数で軽犯罪,覚せい剤取締法に次いで廃棄物処理法違反

○(環12/1低炭素2) 国立情報学研究所,日本ユニシス,凸版印刷,セブン&アイHは飲料メーカーの協力を得て個人レベルの排出量取引実証試験へ (倫理的に問題含み,また新たな仲介業者が出現)

◎(経12/1経済7) 日本は国連気候変動枠組条約締約国会議で京都議定書の延長に反対し合意文書に数値目標を書き込まないと表明 (米中など参加なく) <締約国の排出量全体の30%、米中で40%、今後中国含む発展途上国の排出量の急増が見込まれる>

●(刊12/1環境12) 東京ガスはガスヒートポンプ式空調の利用顧客に対し設定温度の変更などを東京ガス側で行う省エネサービスを来年4月開始 (デマンドレスポンスサービ
ス,米国では20年前からDSC(デマンドサイドコントロール)と呼ばれている)

◎(経11/30夕刊総合3) 政府の地球温暖化問題閣僚委員会は全主要二酸化炭素排出国が参加する公平かつ実効性ある国際枠組みの早期構築目指す方針 (国内の枠組みもそのような方針でお願いします)

○(刊11/29環境14) 日刊工業新聞は多様化する環境経営指標の動向を紹介,工場での二酸化炭素排出量から環境負荷低減貢献度(顧客)など (比較判断のためには標準化推進の必要性がありますね)


このところ著しく多忙のためニュース以外の投稿が滞りがちです。テーマは種々あります。年末年始に投稿したいと思っています。