ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

レンタカーを始めて利用

2008年09月30日 | 出来事
自家用車を持たなくなって半年たちますが、はじめて家事目的で車をレンタルしました。目的は、①家内の仕事の手伝いとして交通が不便なお客さん家まで家内を車で送り迎えする、②嵩張る組立て家具の購入と搬入、③郊外のレストランでの夕食など。

日常の買い物などは駅に近いので不自由することは殆どありませんが、上記のような用事が時には発生するので、その場合はレンタカーを使うことになりそうです。

車を所有しているときは、月々の駐車場料金が7千円、その他に種々の経費がかかっていたことを思うと月々一万円程度のレンタル料金は苦になることもなさそうです。また、運転能力の低下防止にも役立ちます。

コンパクトタイプのホンダフィットを24時間借りました。ボディーの赤は洒落ているし、走りもまあまあでした。料金(24時間で7千円強)から贅沢は言えませんが、足元が狭すぎてアクセル位置が左にありすぎたり、防眩ミラーなしの夜間走行は辛いなど多少の欠点はありますが、それを除けば便利な下駄としては十分な性能でした。

カーシェアリングが可能になると更に便利になると期待できますが、私が住む地域では未だその動きはないようです。ここ暫らくの間はレンタカーの利用になりそうです。

注目ニュース 080921-080927

2008年09月28日 | 週間ニュース:ピックアップ
○(経9/27首都圏35)東京都は10月から2ヶ月限定で大学や地下鉄の駅に不要携帯電話の回収箱を設置,本体のほか電池や充電器なども
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20080926c3b2604726.html

◎(経9/26表紙1)東芝は3軸方向に平滑に動く球面型小型圧電モーターを開発,最短距離で移動可能となり省電力化可能
http://robonable.typepad.jp/news/2008/09/20080926-3-8abd.html

○(刊9/26環境16)荏原グループは都市ガス仕様の1kW級固体高分子型家庭用燃料電池熱電併給システムを東京ガスに出荷,エネ効率90%

◇(経9/26全面広告10)日立は,すべてを地球のためにと,薄く軽い薄型テレビを全面広告(削減など改善量のみ開示,負荷量が分からないので評価できない)

●(刊9/25科学技術29)東京大学の研究グループは従来より強度が高くリサイクル容易なコンクリート製造技術を開発,骨材の加工やマイクロ波利用

◎(刊9/25自動車5)東洋ゴムは40%摩耗タイヤと新品の低燃費タイヤを公開テストし,新品タイヤが15%燃費が良いことが分かった

○(経9/25企業13)東京電力と三井物産は羽田空港の国際線地区貨物ターミナルの屋上に2.8万平方米の太陽光発電パネル,10年に発電開始

○(経9/24夕刊総合3)日本経済新聞はなるほどビジネスMAP欄で世界主要地域の淡水化量を紹介,中東が過半,逆浸透膜で日東電工,東レ,東洋坊

○(刊9/24環境10)富山県高岡の北陸アルミニウムはアルミ製フライパンの回収事業を開始へ,購入者から回収しアリミ地金に再生し外販

◎(経9/22科学12)鹿島と東京大学はそれぞれ二酸化炭素を炭酸カルシウム源に活用してコンクリートや工業原料に再生する技術を開発

○(刊9/22表紙1)ソニーはインテルや松下電器に続き09年に線幅45nmの半導体の量産へ,他の半導体各社も同時期に量産

◎(経9/20夕刊表紙1)栗本鉄工所は大阪大学などと共同してもみ殻から高純度シリカを取り出す技術を開発,全農などと実証試験ご実用化へ
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080920AT1D0307B20092008.html
http://www.nikkeibp.co.jp/archives/405/405741.html

○(経9/20夕刊アーバン3)日本経済新聞はランドマーク欄でLED照明を紹介,コンビニで切り替え進むが本格普及には低価格化がカギと<電球型は取り替え用意、サークラインや直管の蛍光灯器具の取り換えが大変>

環境ニュース 080921-080927

2008年09月27日 | 週間ニュース:ピックアップ
●(経9/27社会39)日本経済新聞は中国から輸入の国内流通食品からメラミンが検出されたが国内法は残留農薬やかび類などしか想定せずと指摘

●(経9/26社会42)東京高裁は不動産売買契約後に有害物質規制で除去責任を売主のAGCセイミケミカルに,賠償命令,隠れた瑕疵と逆転判決(上告かなあ)

●(経9/25夕刊社会22)日本経済新聞は広角鋭角欄で光化学スモッグが00年以降多発,昨年は05年以来最多の被害者数,1910人,温暖化で加速と

○(経9/25夕刊社会22)環境省はトキを野生に復帰させるため人工繁殖したトキ十羽を佐渡市で試験的に放鳥
http://www4.ocn.ne.jp/~ibis/

●(刊9/24環境10)中央環境審議会と産業構造審議会の合同会合は家電リサイクル法の対象品目に薄型テレビ,衣類乾燥機を追加,再使用の基準も

◎(環9/24総合2)環境省はアジア太平洋環境会議を名古屋で開催,生物多様性の保全と気候変動の関係の重要性を指摘,行動の統合必要性強調

●(刊9/23環境10)電気事業連合会は環境行動計画の達成状況をフォローアップした結果,07年度の二酸化炭素排出量原単位が大幅悪化

◎(経9/23企業13)電気事業連合会は電力10社とJパワーが12年までに二酸化炭素排出枠を1.9億トン取得予定と<原発の稼働率向上や顧客への節電呼び掛け努力状況の説明なし、売電単価を上げて節電を誘導するのが先決。海外から排出権を買うのではなく、国内努力を優先すべき>

◎(経9/23企業13)環境省と経済産業省は家電リサイクル法の対象品目が小売業者から製造業者に適正に引き渡されていることを確認,盗難紛失別(農水省の事故米調査と同質でなければよいが、メヂアの調査・報道の質も問われるよ)

◎(刊9/23環境10)林野庁は建築物や家具に木材を利用した場合の二酸化炭素排出削減効果を算出・表示する手法の有識者検討会を設置

◎(経9/22夕刊社会16)英バードライフ・インターナショナルは1701年から2000年までに134種の鳥が絶滅,今世紀3種が絶滅の可能性と
http://www.birdlife.org/

●(経9/21企業5)丸大食品は国内販売の加工食品にメラミン汚染の中国産牛乳が混入した恐れと自主回収へ,食品メーカー各社も一斉点検へ
http://www.marudai.jp/

ウォンテッド、187枚目のCD

2008年09月25日 | お楽しみ
遅くやってきた3日の夏休みが終わります。

主な楽しみは、①映画「ウォンテッド」鑑賞、②クラシックCDの名盤、名演集め
の二つです。

「ウォンテッド」は満足度70点かな。大きな不満もないが、何かもう一味欲しい
ところ。痛快さ? 愛? 悲しみ? 寂しさ???

図書館に予約して以下のCD7枚を借り、専用のHDDにリッピングして仕事中に楽しむことになります。

モーツァルト 序曲集 ベーム&ドレスデン国立 73
モーツァルト アイネ・クライネ・ナハトムジーク ワルター・コロンビアSO 54
ウェーバー 序曲集 カラヤン&BPO 72
ロッシーニ 序曲集 シャイー&ナショナル・フィルハーモニー管弦楽団 84
メンデルスゾーン 真夏の夜の夢 プレヴィン&VPO 86
リスト 前奏曲 カラヤン&BPO 84
ブラームス ハイドンの主題による変奏曲 カラヤン&BPO 64

数えて見ると既に180枚からのクラッシクCDを借り出してきたことになります。
夢中になって、こつこつ集めると何時の間にかこんなにも多くなるのですね。

でも、更に数十枚の名演、名盤を集めることになりそうです。

写真は、本当に、本当に懐かしい名盤です。白いあごひげの優しいおじいさん
風だったアンセルメ・スイスロマンドの1枚です。
R=コルサコフ作曲 シェラザード アンセルメ & SRO 1961年録音

曲が流れ出すと、頭の奥底に隠れている記憶がよみがえり、体に染み付いていたメロディー、リズムのちょっとした彩も一つ一つが蘇って来るでしょう。

二月程前、やはり懐かしい演奏を見つけました。
ピアノ:ヴィルヘルム・バックハウス、オケ:ウィーン・フィル、指揮:ハンス・シュミット・イッセルシテットによるベートーベンのピアノ協奏曲第5番、1959年録音の演奏です。

曲が始まると、まるで記憶の鋳型にぴったり納まるように、「ああ、この曲だ」と思いました。大学生時代にレコードが擦り切れる程に聴き、メロディーもリズムも体に染込んでいたのでしょう。懐かしのアンセルメでまた同じ体験が出来そうです

名盤鑑定百科(管弦楽曲集)そして「WANTED」

2008年09月23日 | お楽しみ
9月第4週になってようやく仕事を離れて時を過ごせそうです。火曜日から木曜日までの三日間は普段忙しいときに出来ない用事などを済ませる良い機会です。

秋になるとアレルギーのためか肌が痒くなるので、掛かりつけの医者に行ってアレグラと言う飲み薬を貰ったりするよい機会です。

そして何よりも、図書館に所蔵されているCDクラシック音楽の名盤を探し、PCのハードディスクに蓄える作業をするには良い機会です。その為、予め今回は写真の管弦楽曲集を借りてきました。

この中で名演と評価されているCDで最寄りの図書館が所蔵する物を検索し、借り出しの予約を入れます。

折角の三日間なので映画にも行きたい。「イーグル・アイ」を見たいと思っていますが、封切りは10月中旬らしい。未だ大分先ですね。

「トランスフォーマー」で若い主人公(高校生の役だったはず)を演じ、「インディージョーンズ4」ではハリソン・フォードの若き相棒役であり実子役を演じたシャイア・ラブーフが主役であり、この俳優が結構気にいっているので楽しみです。

今回はアンジェリーナ・ジョリーの新作「WANTEDウォンテッド」を観に行くつもりです。

注目ニュース 080914-080920

2008年09月21日 | 週間ニュース:ピックアップ
●(刊9/19自動車4)日産自動車は自動車の塗装工程から発生する揮発性有機化合物などの排出を半減する技術を開発,幅と量を調整し高速塗装

◎(刊9/19素材17)旭硝子は人体に蓄積性があるパーフロロオクタン酸(PFOA)を含まないフッ素樹脂を開発,乳化剤を改良し(難分解性,化審法規制物質,第二種監視化学物質)

◎(刊9/19中堅33)日本協能電子は水で反応して使える電池を用いた防災商品を発売,未注入状態で10年間保存可能
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http://www.nikkeibp.co.jp/style/eco/column/fukumitsu/070914_mizudenchi/

◎(刊9/18エレクトロニクス8)東芝はワンセグ受信用ワンチップLSIを製品化,消費電力を最大48%抑制,必要な周波数のみ検知で

◎(刊9/18生活29)ファミリーマートは弁当や総菜の包装方法を刷新,蓋と容器を横から巻きつけて7割削減など<「サイドシュリンクラップ」と呼ばれる方法>

◎(環9/17資源循環7)秋田県立大学とジャパンエナジーの研究グループはもみ殻で高機能活性炭を開発,繊維質並みの吸着性能,数回の賦活化で

◎(刊9/17環境14)住友金属の鹿島製鉄所は近隣の中央電工やエアウォーターなどと循環型コンビナートを形成し副産物をほぼ100%再利用

◎(経9/15科学12)大成建設は札幌の自社ビルに最新の省エネ技術を導入し,二酸化炭素排出量を標準より4割以上を低減,断熱や蓄熱,管流等で

○(刊9/19素材17)住友化学は10年に有機薄膜太陽電池を事業化へ,変換効率10%の製品を市場投入,三菱化学も開発済み

◇(刊9/19全面広告6)トヨタ自動車は時代に応える燃費性能があると15.8km/Lのクラウンを全面広告(世界に誇れる環境性能なのかな)

◎(刊9/15科学技術14)慶応大学の教授は従来の100分の1以下のコストで大気汚染ガスを浄化する小型補集管を開発,二酸化チタンと拡散スクラバ

◎(刊9/15流通13)商船三井は大型船舶の外側に特殊塗料を施し,船室内部の温度上昇を抑制,熱反射効果を確認,20度差,長寿,適用拡大へ

環境ニュース 080914-080920

2008年09月20日 | 週間ニュース:ピックアップ
●(経9/20企業13) 電気事業連合会は8月の電力需要実績速報値が単月で過去最高の872億kW時,前年同月比3.9%増と(増加の原因はいつも天候とはなさけない)

○(経9/20企業13) 三菱自動車は三菱重工,三菱商事と共同でアイスランドにて電気自動車の実証実験を09年度中にも開始,低温時の実用性で

◇(経9/19国際7) 欧州気候取引所は09年の取引量が08年の倍以上に拡大と予測,景気減速の影響に警戒感あるも一時的と

◎(刊9/18建設28) 鹿島は都市緑化技術開発機構と共同で地域の緑地を鳥などの生態系で評価するエコロジカルネットワーク評価技術を開発

○(経9/18企業15) 三洋電機は自社製品の環境貢献度を数値で示したマークを商品本体やカタログに表示,まず洗濯乾燥機など16品目(信頼性保証や他社比較可能性は不明)

●(環9/17総合3) 旭硝子財団はアンケート調査結果をもとに環境危機時計の平均時刻を9時33分とした,昨年より2分進んだ(悪化)

●(環9/17土壌9) 東京都は東京電力の旧赤羽単身寮敷地内から環境基準の29倍のダイオキシン類を検出との報告を受けたと発表,製造工場跡(コンデンサー製造工場跡地)

●(経9/17表紙1) 政府は10月開始の温暖化ガス国内排出量取引実験の骨格を決定,商社や金融機関の仲介や目標や参加の自主決定,団体は不可(社会(専門家)が目標値の妥当性チェックの必要があるのでは)

◎(経9/17国際8) 中国の国家品質監督検査検疫総局は全国21社の乳製品から有害物質メラミンを検出,回収を指示,一部輸出,牛乳に故意混入

○(経9/17表紙1) 環境省は中央環境審議会に廃棄物処理制度専門委員会を設置し廃棄物処理法の見直し議論を開始,12月に中間報告,年度末

◎(経9/16夕刊社会23) 大阪市は市内の3病院に納入された事故米(中国産もち米)から食品衛生法残留基準値の6倍のメタミドホスを検出と発表(基準の6倍なら確かに農林水産大臣の言う安全であるが「安心」ではないのが市民の意識)

●(経9/13夕刊表紙1) 政府は行政手続きの電子化促進の行動計画をまとめた,10年度めどにインターネットで利用者に電子証明書送付可能に,半額

◎(経9/13首都圏31) 東京都は出力3kW時の太陽光発電システム導入に約30万円,太陽熱利用機器に3-20万円補助(財政厳しい自治体では助成は無理 同じ日本国民なのに)

◎(経9/12経済7) 中国電力は中国の石炭火力発電所の設備更新で協力,見返りに二酸化炭素排出枠を取得へ,東京電力なども検討中(CDM、単なる購入とは異なり意義がある)

ずんだ餅

2008年09月18日 | 旅先にて
火曜日は都内、水曜日は奥州市水沢、木曜日は仙台市そして金曜日は水戸市。月曜日が敬老の日でしたが、敬老どころか三泊四日の強行軍続きの週です。

仙台市で「ずんだ餅」なる土産を見つけました。ウィキペディアによれば、作り方は、「枝豆を茹で、薄皮を剥いて潰し、砂糖を混ぜてできたずんだを餅にまぶす。」とあります。

素朴で美味しそう。土産に買っても、翌日に検証審査が控えているので購入しませんでした。次回機会を見つけて是非買ってみようと思います。

水戸にて

リーメス:ローマ帝国防衛線

2008年09月16日 | お楽しみ
出張などの移動時に読んでいる塩野七生さんの「ローマ人の物語」文庫本も20巻目「終わりの始まり」[中]にいたり、紀元170年頃の南下するゲルマン人などの蛮族とローマ軍の攻防の時代を記述している。この時期にローマ帝国はライン河とドナウ河を中心に長大な防衛線を築き上げる。これを「リーメス・ゲルマニクス」という。

NET上でチョット調べてみるだけでいくつかのお勧めのWEB Pageに出会えます。
ここでそのいくつかをご紹介します。興味のある方はゆっくりお楽しみください。

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』では次のように記している。
「リーメスまたはリメス(Limes)は、ドイツのライン川とドナウ川の間に残るローマ帝国時代の長城跡。」(Limitの語源ともいう)

リーメスの概要について
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%A1%E3%82%B9
http://homepage1.nifty.com/uraisan/yakata2/j0505.html

現地訪問報告
ドイツの場合
http://www.miki-reisen.de/Japan/eur%20tusin/zarburg%20romateikokukiseki/romateikoku.htm

イギリスにて
http://4travel.jp/traveler/g-ranger/album/10256477/blogparts/

写真はイギリス中部にあるハドリアヌス長城

岩手県奥州市にて

注目ニュース 080907-080913

2008年09月14日 | 週間ニュース:ピックアップ
●(経9/11夕刊総合3) 日本経済新聞は花王やカゴメなど約30社が生涯の自社商品二酸化炭素排出量を来春から表示へ具体的検討開始(商品価値に関する消費者の判断力,企業の見解が問われる)

◎(刊9/11機械5) 横河電機は設備ごとに二酸化炭素排出量などを演算し表示するエネルギー管理システムを発売,コストやロス,効率性,消費量(我が家も欲しいが3千万円からでは無理)

●(環9/10表紙1) HYPER DRIVEは人工筋肉を使った波力発電装置で効率70%を達成,11月に実証実験,来年にもユニット出荷へ
http://techon.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20070821/138004/

●(刊9/10環境13) 長野県駒ケ根のネクストエナジーはゼブンイレブンの店舗にリユースの太陽電池を設置し売電グリーン電力証書を企業へ販売(受益側に初期投資不要)

●(経9/10企業13) マツダは窒素ガスを使い樹脂の使用量を削減し,2-3割軽量化する加工技術を開発,ユーロ5規制に対応したエンジンも開発

○(経9/10経済7) 環境省は第二期自主参加型国内排出量取引制度を通じ約28万トンの二酸化炭素を削減と発表,算定基準年03-05年比で25%削減

◎(経9/9全面広告34) ネスカフェは詰め替えだってそろそろ新しいアイディアが必要だとか紙製詰め替え商品の内容と工夫を全面広告
http://release.nikkei.co.jp/detail.cfm?relID=197526&lindID=4

●(経9/9経済7) 経済産業省は中小企業等CO2排出削減検討会で国内CDM制度で対象分野を農林,運輸にも拡大の方針を明らかにした<検証機関による検証ではなく、個人による検証に課題>

◎(経9/8夕刊表紙1) 日本経済新聞は化学肥料の主原料であるリンを下水から回収利用する技術開発状況を紹介,メタウォーター,東芝,大阪大学他
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20080908AT2G0600308092008.html

●(経9/8科学13) 日立や東芝,三菱重工はそれぞれ石炭火力発電に使う蒸気タービン用耐熱合金を開発,700度Cの耐熱性,二酸化炭素2割減(世界全体の二酸化炭素排出量を5%削減可能

環境ニュース 080907-080913(改)

2008年09月13日 | 週間ニュース:ピックアップ
●(経9/13国際8) EUは世界が直面する深刻な問題に関する世論調査で68%が食料と水不足,62%が温暖化と気候変動,53%国際テロと

◎(刊9/12環境14) 農林水産省は経済産業省のカービンフットプリント制度の指針案に意見書,気象条件で排出量変動や表示場所のスペースに配慮(どうして関係省庁が合同で検討しないのかな)

○(刊9/12総合2) 環境省は09年度概算要求で国内排出量取引制度推進に35億円,低炭素地域づくり面的対策で24億円要求

◎(経9/12社会38) 厚生労働省は吹き付け石綿を使用している病院が全国で1335施設に上るとの調査結果,一部露出が109施設,対策要請

◎(経9/12経済5) 中西部太平洋まぐろ類委員会は漁船の増加などでクロマグロの漁獲能力が拡大しないよう各国が必要な措置をとることで合意

○(経9/12社会38)気象庁は南極上空のオゾン層が9-10月にかけて過去最大になる見通しと,気温が例年に比較して低く
http://www.eic.or.jp/news/?act=view&word=&category=11&serial=19109

◎(経9/11夕刊総合3) ノルウェー政府年金基金は保有しているリオ・ティント(資源大手)の株式を売却,インドネシアでの事業で環境破壊と

●(経9/11夕刊表紙1) 熊本県知事は国の川辺川ダムの計画を白紙撤回しダムによらない対策を模索すべきと計画に反対する考えを県議会で表明(受益地が反対で)

◎(刊9/10環境13) 日刊工業新聞は食品や流通業界の二酸化炭素排出量評価制度でルールや数字の意味の消費者への伝達で悩みと紹介

◎(刊9/8環境11) 日本製紙は古紙パルプ配合率管理システムの監査を第三者審査機関に依頼し調査した結果適切に運用を確認<社会は信用するだろうか?第三者認証制度のISO14001を取りながら法規制関連データーの改竄を続けた業界。仕組みの問題ではなく、改竄が実質的に不可能であることこそ検証し表明すべき>

◎(経9/8社会39) 農林水産省はノリ用として大阪市の三笠フーズに出荷した事故米350トンが食用に転用されたと発表,農薬で汚染(産業廃棄物と類似のマニフェスト制があれば防止できたはず)

●(経9/8表紙1) 日本経済新聞は上場企業が環境対策にかかる将来の支出を引当金として貸借対照表に計上する動きを紹介,計上額も急増

ISO14064

2008年09月12日 | 温暖化/環境問題
このところ環境省の自主参加型国内排出量取引制度に係わるGHG排出量の検証業務が増加しています。特に9月は環境省の自主参加型国内排出量取引制度に新たに2008年度(第4期)として参加した企業の過去3年分の排出量検証業務が集中しています。

この制度における排出量の検証方法は国際動向を横目で見ながら環境省が独自に定めた方法ですが、2006年に国際規格ISO14064が成立し、企業側の排出量算定方法や検証機関の検証方法に関する国際ルールISOが定められました。

その内容は環境省の方法と大きな違いが無いので、自主参加型国内排出量取引制度にもとで検証業務を実施していた機関は容易にISO14064に従った検証が可能です。

日本適合性協会(JAB)は環境省の自主参加型国内排出量取引制度のもとで行われる検証業務に立会い、ISO14064に基づく検証業務が適正に行われるかを確認することになっています。

一方で、JABの立会を受け、その検証業務が適正と判断された機関は日本における最初のISO14064に基づく検証機関として登録されることになります。

温暖化ガス(GHG)の排出抑制・削減に向けた取組としては環境省の仕組みの他に、2010年には東京都独自の排出量削減規制が始まり、そのための検証が必要になります。また、以前触れたカーボンオフセットに用いられる削減量の検証も必要になり、新たなビジネスチャンスの到来です。

その場合、いち早くGHG検証機関としてJAB認定を受けておくことは意味のあることであり、私の所属機関もそれを目指しています。

そのため今週も来週もISO14001審査とGHG検証業務の両方が予定されています。

駿府公園へ

2008年09月08日 | 旅先にて
明日は静岡県某所でISO14001の審査に従事します。今回はメンバーの役割なので事前準備や審査所見作成などはリーダーに比べ大分負担が軽くなっています。

そこで今回は、普段よりやや早く東京を発ち、静岡駅に17:06に着き、静岡駅から徒歩10分程度に位置する駿府公園に寄ってきました。

駿府城があった場所です。大御所となった家康がその生涯を終えた居城でもあります。この駿府公園については、静岡市のHPの紹介をご覧ください。
http://www.city.shizuoka.jp/deps/bunkazai/bunkazai_tyousa_sunpujyou_index.htm

また、駿府城築城の歴史については、「大御所四百年祭記念」のHPで紹介されています。日本における本格的な城下町は駿府城が最初であることや、士農工商という制度は駿府城とその城下町つくりの際に登場したことなど、興味深い事項が紹介されています。
http://www.shizuoka-cvb.or.jp/oogosho400/

静岡県藤枝付近のホテルにて

注目ニュース 0808/31-080906

2008年09月07日 | 週間ニュース:ピックアップ
◇(経9/6企業13)ユーラスエナジーHは英国の洋上に大型風力発電所を建設,事業許可取得,50万kW出力

◇(刊9/5物流16)三国コカコーラボトリングはデジタルタコグラフを活用し貨物輸送で燃費を07年度比約20%向上,警告と記録,解析<中堅規模の運輸会社でも既に導入実績有り>

◎(刊9/4科学技術21)東京理科大学の研究グループは燃料電池向けに白金を含まない触媒を開発,パイロクロア型酸化物にマンガンを添加

○(刊9/4情報通信9)日本IBMは低消費電力クワッドコアCPUを搭載したブレードサーバーを発売,消費電力半減

○(刊9/4エレクトロニクス7)東芝は視聴場所で映像の画質を自動調整する22と26型の液晶テレビを発売へ<環境負荷への影響は不明>
http://ad.impress.co.jp/special/regza0805/

◇(経9/4首都圏31)小田急は排出枠をつけた箱根周遊パスを発売,二酸化炭素5.4kg分(物見遊山での二酸化炭素排出をなかったことにするなんて)<カーボンオフセットを景品扱いの一例>

○(刊9/3自動車5)日野自動車と三菱ふそうはハイブリッドトラックの中長期燃費改善目標を明示,それぞれ50%と30%改善,現状は10%

○(刊9/3西日本29)りそな銀行と東洋紡はペットボトル再生繊維から作ったTシャツを販売する「ペットボトル循環計画」を展開へ,収益は寄付
http://www.reenalstation.net/factory/index.php

◎(刊9/2建設15)太平洋セメントは都市ごみの焼却灰に加え,集じん装置の煤塵もセメント原料に利用へ,水洗設備を導入し塩素分除去で

○(刊9/2表紙1)ホンダは主要納入業者32社について10年度までに国内工場の廃棄物発生量と水資源使用量の低減目標を設定(温室効果ガスなど他の環境指標は不明)

●(経9/1科学13)産業技術総合研究所など日独仏の研究グループは鉄ニクタイド系超電導物質で高温電導性の結晶構造を突き止めた

●(刊9/1自動車4)東広島の日本クライメイトシステムズはカーエアコンを座席別に制御するゾーン空調技術を開発,最大で75%節減

環境ニュース 080831-080906

2008年09月06日 | 週間ニュース:ピックアップ
加入しているNPO法人JEMASが配信する「EM新聞編」から先週の記事で気に
なるニュースを抜粋。追加のコメントを<>で付記。なお、記事中の「刊」は
日刊工業新聞、「日経」は日経新聞、「環」は環境新聞の略。
**************************************

◎(刊9/5環境14)日刊工業新聞は大企業が中小企業の温暖化対策を支援する国内CDM制度を10月に始動を前に運用ルールが不明瞭と指摘(ルールが未整備とは信じられない)

○(刊9/5環境14)明治製菓は07年度に二酸化炭素排出量を前年比7.3%,90年度比32%削減,工場ボイラの燃料転換で,産廃も削減(まだ重油を使っていたのか)

○(刊9/5総合3) 日本環境取引機構は企業向けのCO2削減アドバイザー資格認定制度を創設,09年1月から講習会開催,10月に受講生募集(資格付与基準は不明,講習会受講内容での勲章では有効に機能しない)

◎(経9/3夕刊表紙1)日本経済新聞は環境SOS欄の猛暑を逆手にとれで,館林のゴーヤ栽培の成功に続き群馬県板倉町でシークワーサー栽培へ(温暖化防止は絶望的,温暖化後の生き残りが重要にとの本能的動き)

◇(経9/3企業12)排出枠を販売するリサイクルワンなど9社はカーボンオフセット協会を設立,啓蒙活動,商品販売の企業に参加呼びかけ(compensation?相殺で削減? 投資や寄付と削減は無関係)

◇(刊9/3自動車5)アウディジャパンは高出力で低燃費の新型クーペを発売,直噴エンジン,燃費10.2km/L(燃費10kmで低燃費とは,トラックでもないのに250馬力が必要なのか疑問)<技術・戦略が時代に追いつかない>

○(経9/1科学13)太陽光発電技術研究組合の桑野理事長は,太陽光発電システムの性能向上し割高感薄れている,排出量取引でなく太陽電池でと(取引より実削減をとの主張に賛成)

◇(刊9/1生活12)ニッポンレンタカーは中大型車の利用者に現金キャッシュバックキャンペーンを11月末まで実施(温暖化対策に竿をさすサービス)

●(経8/31社会38)環境省は地球全体のオゾン量がなお減少中で南極上空のオゾン層は依然深刻との報告書,HCFCが急速に増大中

◎(経8/31経済3)日本経済新聞はけいざい解読欄でEUの温暖化ガス排出枠取引の状況を紹介,強制も罰則もないと努力不明で意欲わかずと懸念