ISOな日々の合間に

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牛たん 駅弁:仙台駅限定

2010年11月24日 | 旅先にて
写真は今週前半、仙台でのISO14001の審査の帰り購入した駅弁です。「特選 炭火焼き、仙台駅限定 牛たん 駅弁」と表示されている。18:26発「はやて」で大宮へ向う折に車中での夕食用に購入しました。

塩ダレで熟成したというだけあり、噛んでいて最後まで味わい深い。牛たんの枚数も10枚程度入っており量的にも不満がない。これと麦飯が良く合う。久しぶりに印象に残る駅弁です。お勧めできます。

製造元の「(株)こばやし」の表示の下に「ISO14001の認証取得済み」の表示があり、興味を持ったのも購入動機のひとつ。

食品製造業なら、HACCPの食品衛生管理手法をISO9001に取り入れた食品安全マネジメントシステム規格ISO22000の認証を取得すると考えるのが一般的かと思っていましたが、用いる全ての食材に熱を通し、熱いうちに梱包・出荷して短時間以内に食するならば、HACCPで言う重要管理点を定めて危害管理するまでもないのかもしれない。

顧客には聞こえの良い規格名称であるが仕組みが重いISO22000よりも、経営マネジメントして使いやすいISO14001を選択したのかもしれない。食材を無駄なく用い、売れ残りのない弁当を開発する環境目標が経営目標とも合致していて、経営上望ましいと考えているのだろう。
もしそおなら、ISO14001の上手な使い方の一例と言えるでしょう。

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1 コメント

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トランプエレメント (サイロ化学湘南)
2022-01-30 22:40:50
それにしてもダイセルイノベーションパークの久保田博士のCCSCモデルにおける壮大なメッセージは我々凡人を唸らせるものがある。
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