ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

2018年新春統合版

2018年01月06日 | 週間ニュース:ピックアップ
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NPO法人JEMASが配信する「EM新聞編」から先週の記事を抜粋。
記事中の「刊」は日刊工業新聞、「経」は日経新聞、「環」は環境新聞の略。
なお、追加コメントは<>で表記。適宜URLを追加。
・政策、社会動向、環境変化などが主体の「気になるニュース」
・優れた取り組み、新技術などを紹介する「注目ニュース」の2本立て
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新年おめでとうございます。今年もEMSに役立つ情報を掲載してまいります。

気になるニュース
●(経1/6国際9) 日本経済新聞は欧州電力大手の再生可能エネルギー発電施設の新設計画の合計が5千万KWと原発50基相当,低価格化でと (取り残される日本)

●(経1/4総合3) 経済産業省は省エネ対策で小売業の対象を百貨店とコンビニから食品スーパーやショッピングセンターに拡大し数値目標設定へ (相変らず小規模店舗は対象外)

●(刊1/1環境17) 日刊工業新聞は12月ポーランドで開催のCOP24で運用ルール決定を目指すが非国家主体が主導と,日本企業の存在感問われるとも (非国家主体;企業連合など国家の枠にとらわれない団体,企業や自治体,NGOなど主体に)<COP23では、日本は米国と並び温暖化ガス削減を妨げる勢力として奇異の目で>

●(刊1/1エネルギー20) 日刊工業新聞はCO2排出削減価値を取引可能にしたクレジット市場が活況と紹介,パリ協定後利用料4倍に,品薄で価格急騰 (本業での対策を軸に補完的役割)

◎(経1/6マーケット商品20) 全国さんま棒受網漁業協同組合は17年8~12月末の全国サンマ水揚げ量が前年同期比3割減の7.7万トン,48年振りの不漁

◎(刊1/5総合2) 中国の北京市は微小粒子状物質PM2.5の年間平均濃度が2017年に前年比2割減少し,大気汚染の改善目標を達成と発表 (日本の環境基準の約4倍,中国の基準の6割超過)

注目ニュース
●(経1/4表紙1) 台湾のゴゴロは瞬時電池交換式セマート電動スクーターでNIKKEI ASIAN REVIEW賞を受賞 (2017日経優秀製品・サービス賞に環境対策品受賞製品サービス激減)https://www.nikkei.com/edit/news/special/newpro/2017/

●(刊1/4表紙1) 川崎重工業は船舶運航管理システムSOPassで日刊工業新聞社の第60回2017年十大新製品賞を受賞 (日本経済新聞と同様に環境関係での受賞激減)
https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00456344

●(経12/31表紙1) スズキ,スバル,ダイハツ工業はトヨタ自動車が主導する電気自動車の基盤技術開発会社に参加,EVシー・エー・スピリット

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1 コメント

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ダイセル最強 (GIC結晶の先端科学)
2018-03-21 20:08:51
島根大学客員教授の久保田邦親博士は、ロボットの巨大化にかかわるブレークスルーに関する理論を発表した。
従来より、ロボットの関節機構は巨大化すればするほど、自重のほうが面積より大きくなるので、関節機構が
ネックになり開発が困難と考えられていた。その境界潤滑問題にナノレベルのメカニズムを明らかにした。
それを炭素結晶の競合モデル(CCSCモデル)というのだが、摩擦面圧を上げるとダイヤモンドが生成しやすく
なり、機械の摩擦損傷が激しくなるのでロボットは巨大化できないとする原因を解明したことになる。
 これに従えば、ダイヤモンドをつくらないトライボシステムを界面にデザインすることでガンダムみたいな
巨大モビルスーツが出来る可能性があることになる。
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