ISOな日々の合間に

土曜日は環境保護の最新の行政・業界動向、日曜は最新の技術動向を紹介。注目記事にURLを。審査の思い出、雑感なども掲載。

平野屋(八重洲)にて

2006年06月30日 | お楽しみ
佐賀から帰ったあともユックリする間もなく、翌日は前橋へ。
前橋の顧客は2年前にISO14001を取得し、2年目のサーベーランス審査を迎えようとしている。10:00~16:00の内部監査に立会い、質問事項の追加、指摘方法などの指導をする。

将来の幹部となることを期待して当初選抜した構築メンバーは、何れも期待に答えISOメンバーとして、中堅幹部として活躍中である。リサイクル業なので、事業の拡大や新工場建設といった経営課題がISOの環境目的・目標として一体的に取り組まれている。

新工場の着工も視野に入って生きた。その工場長はISOメンバーのうちから選任されるだろう。当然、従業員の補充や教育も必要だ。

ISOの力量の考え方をベースに、全従業員について、部門や職種ごとに求められる力量とその評価方法を構築する必要性が生じている。このお手伝いもさせてもらうことになりそうだ。

今は、八重洲の平野屋にて大好きなビーフカレーを食べ、食後のコーヒーを飲みながらこのブログを書いている。

午後は、会社で打ち合わせ、その後、判定会がある。そして夕方から、納涼会の予定だ。

内部監査研修第2日目 0606028

2006年06月28日 | 審査・コンサル
午前中は、前日に引き続き内部監査の研修である。ISO19011に基づく内部監査に関する審査員の力量、監査基準、監査証拠などの定義、あるいは監査手順をパワーポイント資料で解説する。

ついで、顧客が定めた内部監査規程や関連帳票に基づいて具体的な監査手順の確認をする。この説明の結果、ISO19011に基づく内部監査手順が構築されていることの確認と、言わば、手順を二度確認することになるので、参加者の理解が進む。

ついで、監査所見の記述文をどのように作成するかを具体例を挙げて指導する。
ISO19011の定義によれば、『収集された「監査証拠」を「監査基準」に対して評価した結果』とあり、これを反映した記述文を作成することになる。

午後は、環境管理責任者・事務局と9月に予定されている次回維持審査のための打ち合わせをする。マネジメントレビューのインプット項目に関する確認、今後の対応策などを打ち合わせる。主な環境目標は達成され、環境負荷を積極的に削減し、事業発展にEMSを活用しているので喜ばしい。

コンサル終了後、17:30には佐賀空港まで車で送ってもらい、空港内のレストランで早めの夕食を済ませ、19:15発羽田行きを待っている。写真はレストランから到着した便を撮ったもの。この機に乗って帰路に着く。

内部監査研修060627

2006年06月27日 | 審査・コンサル
今朝、ホテルの近くに住む社員が早めの8時には車で迎えにきた。ホテルから佐賀市郊外の本社・工場までは約20分で行ける。

ほぼ1年ぶりの訪問だが、工場敷地内に新たな工場建屋が完成し、設備の搬入が始まっている。さらに、第2工場建設の計画も進行している。ビジネスが順調に推移し社員も増えつつある。認証取得後もビジネスが順調なのはうれしい限りだ。

第1日目は、9:00から17:00まで、ISO14001の規格の解説を中心に進める。解説と言っても、既に仕組としてのEMSが完成し、具体的な取り組みが行われているので、顧客が作成している文書や各種の記録を実例に交える。このため理解が早い。

今回の研修に10名参加しているが、すべてこの2年以内に入社した中堅幹部であり、私のコンサルを受けるのは初めてである。研修の中で、参加者には順繰りで規格を読んでもらうが、ほとんど淀みなく読んでくれる。以前とだいぶ違うぞ。

最近採用している社員の質が上がっているようだ。会社の積極経営がそうさせるのか、ISO認証取得が良い人材を呼ぶのか、或は、その両方かもしれない。これも良い傾向だ。やって来て良かったと思う。

佐賀にて060626

2006年06月26日 | 旅先にて
今週は火曜から木曜日まで出張が続くので、午前中は金曜日に開催されるISO14001審査の判定会に備えて、報告対象審査の報告要点の整理を済ませる。

13時過ぎに出発し、ANAで17:45福岡空港着。福岡から高速バスを利用して19:20佐賀着。
朝のニュースでは、九州地方では梅雨前線が活発で大雨が心配されたが、夕方の佐賀では幸い弱い雨だった。

明日から二日間は、昨年お手伝いしてISO14001の認証を取得したお客さんの内部監査員研修を行う。内部監査員を増員してEMSをより浸透させること、来月の維持審査に備えコンサルすることが目的だ。

交通費や費用を負担して呼んでくれているのでお客にメリットのあるコンサルが求められている。

写真は、福岡空港の高速バス乗り場の風景。携帯カメラの待受サイズでは大きな風景をなかなかうまく取れないのが残念。

福岡空港から都市高速(首都高速に相当)と九州横断高速道を利用した高速バスが多数出ている。佐賀空港への便は少なく、福岡空港から所要時間70分の高速バスを利用するのが便利である。

週間環境ニュース060619-060624

2006年06月25日 | 週間ニュース:ピックアップ
◎(経0624投資15)中央青山監査法人のカネボウ事件調査委員会は会計士
の粉飾関与を見抜けなかった原因に性善説前提の組織と運用,内部告発生
かせずなどを骨子に報告書まとめる

●(経0623テクノロジー15)山形大学,松下電工,ケミプロ化成のグループ
は蛍光灯並みの明るさで低消費電力の有機ELを開発,発光効率を2倍に改
善,白色

◎(経0623企業13)神戸製鋼は製鉄所でのばい煙データ改ざん問題を受けて
,再発防止策を発表,環境対策投資で270億円,記録の保存,環境法令順
守教育など

●(経0621夕刊3)米デュポンと英BPはトウキビなどからブタノールを製
造し,ガソリンに高濃度で混合しても既存の自動車にtかえるバイオブタノ
ールを共同で商品化,07年にも生産開始と

○(刊0622環境23)日刊工業新聞は使用済みペットボトルの輸出量が06年
1-4月で7.4万トン,うち中国向けが94%の7万トンと

◎(経0620夕刊19)中皮腫で死亡した遺族は大阪地裁に石綿の飛散防止策を
とらなかったなどとして近鉄など建物の所有者に損害賠償訴訟,建物で働い
ていたが電車の振動で石綿粉じん舞う

◎(経0620経済5)政府はガソリンにエタノールを混ぜた自動車燃料の普及促
進策の検討に乗り出した,生産や給油所整備,税軽減,輸入拡大など
<ようやく重い腰を上げた?>

◎(経0620全面広告12)松下電器は昨夏からネオンサインを8時に消灯,私
たちが続けているエコの習慣ですと

○(経0619地域総合29)日本経済新聞はワイドニッポン欄で景観法施行を受
けて地方自治体が条例で独自の法的拘束力,保全対象多様と神奈川の真鶴や
小田原,京都,日光を例に動向を紹介

◎(刊0619環境14)プラスチック処理促進協会は複写機,自動車バンパー,
ATMの廃プラスチックについてLCAを実施,マテリアルリサイクル中心
の実態が発電焼却,単純焼却と比べ,環境影響が小さいことを確認

●(経0619科学23)日英温暖化防止研究プロジェクトは東京で専門家会合を
開催,京都議定書後の対策を探るため,途上国の参加と目標の共有に意義と
日本経済新聞が解説

○(経0619企業9)日本経済新聞は経営への視点欄でエレベーター事故の教訓
として製造とサービス,外注化などによる情報分断リスクを指摘,分断の中
での情報共有や連携が鍵

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加入しているNPO法人JEMASが配信する「EM新聞編」から先週の記事で気になる
ニュースを抜粋。独断のコメントを付加。なお、記事中の「刊」は日刊工業新聞、
「日経」は日経新聞、「環」は環境新聞の略。

ローマ人の物語 13巻へ

2006年06月25日 | お楽しみ
カエサルは、ギリシアでのポンペイウスとの直接対決に勝利し、地中海のほぽ全域を掌握する。しかし首都ローマでは、カエサルの片腕アントニウスの失政により、兵士の従軍拒否、経済停滞という事態が生じていた。帰国後カエサルは巧みな手腕でこれを解決。北アフリカとスペイン南部で相次いで蜂起したポンペイウス派の残党をも制圧する。その間にも、新秩序樹立のために数々の改革を断行していくのだが…。(帯より)

 人間にとっては、ゼロから起ちあがる場合よりも、それまでは見事に機能していたシステムを変える必要に迫られた場合のほうが、よほどの難事業になる。後者の場合は、何よりもまず自己改革を迫られるからである。自己改革ほど、とくに自らの能力に自信をもつのに慣れてきた人々の自己改革ほど、むずかしいことはない。だが、これを怠ると、新時代に適応した新しいシステムの樹立は不可能になる。(本文より)


ポンペイウス派打倒の後、実質的には皇帝に等しい権力を手にして理想の国家樹立のためついに先進的な大改革を断行断行してゆく。
国政改革では、まず何よりも元老院主導の共和制を廃し、独裁官としての絶対権力を手中に収める。その後、暦の改革、通貨改革、金融・行政・司法、そして教育などなど広範にいたる。何時の世も、新たな体制移行に伴って身のおき場がなくなる人々の不満が蓄積する。かつてのスッラは、改革に反対する人々を「処罰者名簿」に載せ抹殺していったが、常に恐怖に包まれたいた。カエサルは寛容にも嘗ての反対派さえ許し、公職に就くことも許すのだが・・・・。

昨日は、東海市にて9:00~17:00 ISO14001の審査。20:30帰宅
帰りの新幹線の中でDVD映画「チョコラ」観ていたが、1/3程度残ってしまった。

今日はノンビリしながらも、あれこれと来週一週間の準備。
来週は、月~木が出張、金曜日は会社で判定会。


日本代表を思う(東海市にて)

2006年06月23日 | 旅先にて
今朝は、サッカー日本代表のブラジル戦があったが、午前4時から6時という時間帯だったので、起きだして見るようなことはしなかった。ので、寝不足にならず幸いである。6時半前に起床したときNHK・TVが騒いでいないので負けたのだとすぐに推察できた。

「4対1の惨敗」、「予想外の実力差」などといっている。でも、物事を冷静に判断できる人々には、驚きでも何でもない。ごく当然の結果に過ぎない。日本代表には一体何人が世界の一流チームに所属して活躍しているかを考えれば、至極当然の結果に過ぎない。マスコミの煽りに乗りすぎである。

いっこうにゴール枠を捉えられないシュート。ワンタッチではシュートできない選手たち。相手キーパーに近づくと誰かにパスしたくなる情けないFW。シュートを外しても笑っている選手。ディフェンスに失敗して舌を出す選手。など、など、その技術レベルの低さ、モチベーションの低さ、プライドの低さを示す例は枚挙の暇も無いほど。

でも、大切なことはこの現実を見据え、次の世代の日本代表をどのように育成するかを考えて、具体的な手を打ってゆくことでしょう。日本代表の皆さんご苦労様。フィジカル的にも劣り、実力以上を期待され、さぞや辛かったことでしょう。ゆっくり静養して次の10年に向けて日本が何をすべきかじっくり考え提言してください。10年後を期待しましょう。

昨日と今日15時までは本所吾妻橋にてISO14001の審査に従事。18時には、名古屋から名鉄特急で15分ほどの東海市のホテルに投宿。

明日は、金属加工屋さんでISO14001の新規登録のためのファースト審査をおこなう。

浦和駅近況

2006年06月21日 | 雑感
地元浦和駅の近代化の工事が大分進んできた。今は素通りしている湘南快速線が止まれるように線路とホームを増やすことや、エスカレーターも無い古い駅舎を駅ビル化するなどの工事が行われている。新たな線路の橋脚が完成しつつある。

県庁所在地の駅としては多分日本で最も近代化が遅れているのではないだろうか。小さな二階建ての駅舎と狭いホームが二本だけ。私鉄や地下鉄が乗り入れているわけではないが、京浜東北線、高崎線、宇都宮線が停車し、通勤時間帯には階段やホームに人が溢れる状態になっている。

大宮や川口を含め、この付近で最も集客力のある駅前の伊勢丹、あるいは、熱狂的なファンを持つ浦和レッズのショップ・フェスタを訪れる人などで日中も混雑している。改造工事に着手するのはやや遅すぎるくらいだ。

私事で言えば、キャリーバッグを引いて出張に出かけるときは、スタート駅である浦和駅が最もつらい。エスカレーターが無いため6~10kgのバッグをもって階段を上り下りする。従って、もっと大きなバッグを持って海外旅行に出かける際は、浦和駅など到底使えない。エスカレーターのある南浦和駅まで車で移動する羽目に。

ところで、西口に伊勢丹が進出する際に他の大型店を誘致しないとの約束があったようだが、目下、東口側に大型店舗が建設中である。写真で見えるように鉄筋部分の組み立てがほぼ終わり、建物の凡そのサイズが見えてきた。詳しいことは知らないがイーオンが入るらしい。

浦和はとても風紀の良い町です。ヤーサンの姿など観たことも無く、若い女性が安心して住める町です。あと一年もすると駅周辺は大幅に様変わりしそうな様子ですが、町の活性化が進んでもこの良さは残したいものです。

明日と明後日は、浅草近辺でISO14001の審査がある。

9001審査見習い、「ダビンチ・コード」、ローマ人の物語12へ

2006年06月20日 | 審査・コンサル
昨日は、会社にて10:00~16:00までISO9001審査員の研修会。今日と明日は本千葉にある企業でISO9001の審査見習いである。一般に言うトレーニーであり、交通費を含めてお手当ては一切出ない。この点を会社も考慮し、なるべく東京都内か近郊での審査が選ばれる。

模範になる主任審査員に同行するのがベストであるが、対象審査のスケジュールと当方のスケジュールとの兼ね合いでベストモードになるか否かは「あなた任せ」の部分が大きく、当方の希望はどおりとはなかなか行かないものだ。

それでも今日同行した審査員は所属審査機関では比較的良い審査員だった。参考になる部分も少なくない。

本千葉までの乗車時間が1.5時間ほどあるので読書も進み、漸く「ダビンチ・コード」を読み終わる。

あれこれ端折っている映画に比べれば理解できるが、薀蓄を傾けすぎ、文化的バックグラウンドの異なる日本人には後半は冗長すぎる。

正直言って、映画は監督、キャスティングなど話題性はあったが、小説を端折るものだから、めまぐるしく、ストーリーに無理があり、評価できない。

小説も後半に来ると魅力が急激に薄れた。騒がれたけれど、だからどうだったの。ダビンチの絵画に謎めいた部分があることは認めるが、だからと言って、更に好奇心が高まったわけでも、知識欲が向上したわけでもなく、キリストが人間だったか否かに興味はなく、最後は「あ、そう」と言ったところか。所詮、宗教的・文化的背景が違いすぎる。

随分遠回りしたが、そろそろ、ローマ人の物語12に戻ろう。こちらのほうが遥かに人間の本質に迫れる。

木曜と金曜日は都内で環境の審査がある。金曜の午後、名古屋に移動し、土曜日は新規登録のための第1段審査にあたる。

仲良し

2006年06月18日 | Granddaughter
土曜と日曜日に二日間、孫娘に仲良くして貰いました。

この週末、パパは知人の結婚式のために一泊で外出中。ママである娘から父の日の祝いを兼ねて久しぶりに孫に会いに来るようにとの一泊のお誘いがあったというわけ。

今回のお土産の中で特にピンクのレインシューズと雨傘を気に入ってくれました。やや大きめのレインシューズを履き、左腕にピンクの雨傘を下げて居間から玄関までヨチヨチ出かけ、180度向きを変えてからみんなの視線が集まるのを待って、意気揚々とニコニコ帰ってくる姿はまさにお出かけから帰ってきました、と言う姿。

何度も何度も飽きずに楽しんでいました。その都度、ブーツを履かせてもらうため、ブーツを持って私のひざに乗りにきます。

作戦大成功です。この御蔭ですっかり仲良しになりました。

週間環境ニュース060611--060618

2006年06月18日 | 週間ニュース:ピックアップ
◎(経0616テクノロジー15)NECとNECエレクトロニクスは回路線幅4
5nmのLSIの試作に成功,動作確認,低消費電力で高速動作,08年に
実用化

◎(刊0615環境13)王子製紙は吸収源CDMの新方法論とプロジェクト設計
書を国連CDM理事会に提出,計測に衛星データを使い荒廃地での植林での
二酸化炭素吸収量を測定

○(刊0615環境13)ホンダは9月にエタノール燃料100%の自動車をブラ
ジルに導入

◎(刊0614建設17)TOTOは超節水トイレの生産を小倉第一工場で開始,
今夏国内市場へ投入,5~6リットルで洗浄

◎(経0613総合3)シンドラーエレベータは保守点検会社に点検マニュアル渡
さず講習会も開催せず,設計・構造起因の事故なしと,警察幹部は責任のな
すり合いにあきれ顔と日本経済新聞報ず

○(経0613夕刊2)日本経済新聞はニュースの理由(わけ)欄で中国の水不足
が深刻さ増すと,水質汚染で南部の水を北部に運ぶ事業に暗雲


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加入しているNPO法人JEMASが配信する「EM新聞編」から先週の記事
で気になるニュースを抜粋。独断のコメントを付加。なお、記事中の
「刊」は日刊工業新聞、「日経」は日経新聞、「環」は環境新聞の略。


父の日と孫娘

2006年06月16日 | お楽しみ
今度の日曜日は父の日。娘から「祝いに何が欲しいかの」の問いかけあり。

この2ヶ月ほど多忙のため、かわいい孫娘の顔を見る暇も無かった。久しぶりに会いたいと思っていた。

なんと幸いなことに、土曜日に会に行けることになった。プレゼントを持ってゆきましょう。父の日転じて孫の日でも良い。バンザーイ!!

明日は土曜日だと言うのに会社で終日審査員研修会。これが終わり次第娘の家に急行する。

写真は、以下のWEBサイトから引用した。www.exp-research.net/

なお、写真をクリックすると拡大します。

みなさんは父に対する感謝が足りないのでは?



再度のお断り

2006年06月15日 | 審査・コンサル
ISOの審査では、審査に先立って審査機関から顧客のもとへ派遣する審査員の経歴、専門分野などと審査予定日の案がFAXで届き、それを見て異存なければ審査機関に承諾の連絡をする。

ところがその審査員による以前の審査の評判が悪い。例えば、重箱の隅を突っつくような指摘をしたり、規格の解釈に思い込みがあるとか、頑固で柔軟な対応ができないなど・・・。その場合は、審査機関に他の審査員に代えるように依頼する。

登録審査を担当した審査員がその後の2年間継続して審査に当たるので、悪い審査員と気付かずに承諾すると、その後の審査のたびごとに顧客が困惑することになり、気の毒である。

通常は、一度忌避すると、二度目は取り立てて問題のある審査員が紹介されることは殆ど無い。ところが、一度忌避し、二度目に紹介された審査員が、過去に私の目の前で好ましくない審査をした審査員であった。

3年前のある審査で、顧客の仕組をあらかじめ十分理解することもせずに審査に望み、審査最終日の17時になっても審査が終了せず、ようやく19時になった「仕組の特徴を理解してませんでした」と白状した。また、審査の中で、顧客の緊急事態の手順書が不十分という理由から、「これから私が言うとおりの手順書にしてください」などと改善方法を押し付けていた。

審査に先立つ自己紹介で超一流大学出身であり某大手家電メーカーで新製品開発に係わったことを自慢げに紹介し、過去の栄光をfu吹聴していたが、審査そのものは三流だった。その審査員が二度目の候補として紹介され、当然お断りした。

二度の忌避で顧客の審査日が更に遅れることになるが、しようが無い。良い審査員の審査を受け、ISOを経営に生かしてほしいから。

今日は自動車リサイクル企業の審査後、太田に移動し、明日はコンサル顧客における内部監査に従事する。明日は、関東地方でも大雨かも。

惨敗余波

2006年06月14日 | お楽しみ
今日は在宅勤務にて、明日のEMS審査及び明後日のコンサル先での内部監査の準備やら、ISO14001の潜在顧客に「コンサル提案書」を作成して郵送する営業活動等などで新聞を読む暇も無い。

一昨日は、W杯のTV観戦後、何時までも寝付きが悪かったが、今日は多忙故にW杯どころではない。

かつて、技術士の資格取得を目指して勉強していた年(かれこれ6年ほど前)は、熱心なファンだった地元「浦和レッズ」が情けないほど弱かった。予想どおりの下手な監督采配。ろくにシュートも打たず、打てば外しまくるフォワード。守備の悪さなど。

居た堪れなくなって、TVを見ないことにし、遅くても22時には床に就き、早朝4時から出勤までの3時間は受験勉強に専念した。レッズが弱かった御蔭でこの習慣を継続でき、結果として技術士試験に無事合格できた。今日あるのも実はレッズのお蔭。本当だよ。

昨日以来、じっくり仕事が出来るのも、ジーコのお蔭。だって当方が予測する限り日本代表に期待する要素が薄いのだから。残念ではあるが・・・・。浮かれず、嘆かずじっくり仕事に専念することが出来そう・・・だ。

深谷にて

2006年06月12日 | 旅先にて
5:30起床、10:00から15:00まで浜松でコンサル。
新幹線を東京で乗り換えて、熊谷経由にて18:32深谷着。
明日は、ISO9001の技術専門家として審査に同席する。

今日からまた4週間ほど多忙な日々が続く。

何はともあれ、これからW杯の日本対オーストラリア戦が始まる。
今日はブログもそこそこにTVを見ようね。

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日本は惨めな負け方をしましたね。

後半20分過ぎから高原の足が止まっていました。相手も疲れていたので、せめて後半30分からでも高速ツートップに替えるべきだったのでは。

監督も状況を分析する冷静さを失って、一観客になっていたのでは?

坪井が足をつらすほど暑さでの疲労が著しいという状況だったのに、そのことに対する対策も戦術も無かった。

明らかに監督の采配の負けです。
打つ手を打って負けたなら修復可能ですが、今日の負け方は選手のモチベーションに後遺症を残す負け方だったのでは。

名選手、名監督ならず。
肝心なところで、冷静になりきれなかった。

やれ、やれ、熟睡できそうも無いね。