自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
美味しいもののためなら何処へでも♪

地図のないサンロレンツォ地区 かわいいケーキ屋さん「ボッカ・ディ・ダーマ」

2013年02月01日 | 2013ローマ&フィレンツェ
今日は、地下鉄に乗らずテルミニ駅から歩けるところばかり。
午前中は、モンティ地区。ランチは、駅から1分のトラットリア。 宿泊したB&B Moshi Moshiのキッチンでお会いした女性二人組のランチにご一緒させていただいた。一人だとご飯がいろいろ食べられなくて・・・もし、よろしかったら食事に声かけて下さい、とお話していたら、気にかけて下さって、お二人の今回最後の食事にジョインさせていただいた。

彼女達が書いてくれた地図を見ながら、トラットリア デル・オーモへ向かう。すでにお二人は食事を始めていた。すでにテーブルにある生ハムをつまませていただく。3人それぞれ違うパスタを頼む。私は、カチョ・エ・ペーペという、カルボナーラに並んでローマの名物パスタを頼んだ。ペコリーノ(羊)チーズと黒胡椒だけど、シンプルなパスタ。でも、これが美味しい! このメニューを知らなかった彼女達にも、食べてもらい。カルチョーフィ(アーティチョーク)がやってきた。これもローマの名産。そして私は、ローマ風トリッパの煮込みをいただく。私が作るトリッパに似ていて、なかなかやるじゃん自分(汗)と、自分の作る料理に自信が付いた。
食事中、どこを廻ってきたか?とか、どこが美味しかったとか、たくさんしゃべっていたら、写真をとるのを忘れた。だから、途中まで食べてしまったトリッパの写真だけ・・・で。


お二人は、最後のデザートにティラミスを頼んでいたけど、私はこれから、ケーキ屋さんに行くので我慢。楽しくお食事をご一緒させていただいて、さようなら。お二人は、午後の便で東京に発つのだ。

さあ、腹ごなしに歩こう。私の目指すお菓子屋さんは、駅の東側サンロレンツォ地区にある。テルミニ駅の西側には、ローマの名所がいっぱいだが、東は何もないのか、地図がないのだ。
そんなところに、なぜ行きたいと思ったか、、、
昨年前半の北沢かずきがゲストだったNHKイタリア語会話の番組の中で、地元の若い女の子が、ケーキ屋さんで買い物する場面があった。そのケーキのかわいいこと~、絶対行きたいと思った。NHKのホームページから検索すると、ちゃんと情報が出ている。そして、たまたま一年前に買ったフィガロにも、この店が出ていたので、地図は、フィガロの地図を使う。どうやら、テルミニ駅から線路沿いに戻るようだ。とぼとぼ歩き出す。駅の西側に比べて、人が歩いていない! お店が空いていない! 不安と危険を感じながら、しばらく歩く。すると城壁のようなものが出てきた。不安マックスで、一本中の道を歩くことにした。すると家族で食事を終えた人たちが道に出てきた。すかさず聞く。~通りはどこですか? ボッカ・ディ・ダーマはどこですか? おしゃれをしたおじいさまが、まっすぐ行って左、と、流暢に英語で答えてくれた。ここは、ローマ大学があり学生街。大学の先生だったのかしら?、そんなこともあるのね~。

ディスプレイが、まずかわいい。 この穴を覗きこんで、ケーキを選ぶ。ボッカ・ディ・ダーマは、貴婦人の口とでも訳せるのだろうか・・・とすると、穴は口?




人参のケーキとメレンゲのケーキを頼む。コーヒーもたのんだら、コーヒーのカートリッジをくれた(セルフサービスなのだ。)でも、この日本人が自分で出来るとは思えなかったのか、親切に機械に差し込みコーヒーを入れてくれた。



クッキーたちもかわいいのだ~。大きさの違う★を重ねてツリーに。
くつ下のクッキーには、シルバーの小さなビーズ状の飾りがついている。


イタリアのクリスマスは、1月6日に終わる。家の中のツリーもこの日に片付ける。訪れた日は、1月5日。大きな美味しそうなパネトーネが半額になっていた、買いた~い!気持ちをぐっと抑えて、今度は、線路沿いの怖い道は避けて、人や車がいそうな道を選び宿へ戻った。


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