自由が丘 ワイン処 コッコロ 元店主の美味しいもの日記

ワイン大好き、イタリア大好き、
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大江天主堂 & 高浜焼 寿芳釜

2017年01月20日 | 熊本・福岡2017
﨑津教会を出て、海沿いをドライブ。 入り組んだ海岸線に灯台かと思いきや、突如、真っ白なマリア像が見えてきたり、ここが本当にキリスト教信仰の地であることがわかる。 次に向かうのは、大江天主堂。 ここも16世紀、ルイス・デ・アルメイダ神父によって布教が行われ場所。

大江教会

立派。 ここも昭和初期に再建されたもの。16世紀末には、コレジオ(神学校)も、長崎島原からこの地に移された。 ポルトガルやローマなどヨーロッパ視察をした天正遣欧使節団の少年たちもここで学んだそうだ。ここは畳ではなく、板の上にじゅうたん。 正面のステンドグラスは、フランシスコ・サビエル。

さあ、結構いい時間になってきた、早めにホテルにチェックインしないと。 来た道を北上して、天草の入口のほう松島にある宿を目指す。 昼ごはんをいただいた福神の近くに戻ることになる。
と、Sご主人が、あ、この辺に陶磁器の釜があるはず・・・と調べていた情報を思い出し、さっくり途中下車。

高浜焼 寿芳釜


天草には、良質な陶石が採掘され、17世紀から有田や瀬戸に運ばれていたそうだ。 今でも、日本一の質、採掘量とか。
その後、この地でも江戸時代、焼き物が造られるようになった。

これが天草陶石

触ってみると、普通の石よりざらっとした感じで、軽石みたいなものよりキメがはるかに細かい。
陶器が土からできるのに対し、磁器は石を砕いたものから。 それぞれの焼き温度も違うそうだ。

昔描かれていた紋様「海松紋(みるもん)を復刻したもの。 海藻がモチーフの絵柄だそう。

澄んだ美しい白

ちょうど使っていた萩焼のお茶碗が欠けていたので、自分用に一つ購入。 旅のいい思い出になるし、すぐ実用(;^ω^)

島には、30近い窯元があって、絵付け教室や、ろくろ体験、アズレージョ(ポルトガルのタイル)制作体験もできるそう。 時間があったら、やってみたかったな〜。


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