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オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

猫弁

2016-03-11 01:31:36 | 読書録

猫弁

講談社

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かなり前に吉岡秀隆でドラマ化をされていたのをチラ見したことがあるのですが、原作を読むのは初めての猫弁シリーズです。
読んでみればなかなかにジャンル分けが難しく、ミステリーと呼ぶには奥深さ、謎解きの楽しみがありませんし、ホームコメディとでも呼べばよいのか、殺人などのどきつさはありませんし根っからの悪人がいませんから、2時間ドラマとしてのお茶の間向けにはピッタリかもしれません。

東大を主席で卒業をしながらも弁護士として最初に携わった仕事が猫屋敷事件、そんなこんなで猫弁と揶揄をされるぐらいに猫関係の訴訟が持ち込まれる天才百瀬が主人公です。
霊柩車が柩ごと盗まれる事件をきっかけに百瀬に持ち込まれる複数の依頼が一本に紡がれていく、その紡がれ方が半端ないです。
ある意味で水戸黄門であり、予定調和な展開と言ってしまえばそれまでですが、いくら何でも世間が狭すぎで、容易に先が読めてしまうわけですからわくわく感が足りません。
こうなるんだろうな、やっぱりこうなった、よかったね、とほのぼのとした雰囲気が売りなのか、そう考えれば百瀬の吉岡秀隆はピッタリですし、亜子の杏もツンデレな感じでよし、七重は今で言えば高畑淳子か、なんてことを思いながら読めばまた違った楽しみにはなります。
とりあえず勢いで全シリーズを買ってしまったので、次巻以降はもう少し謎は謎として撒いてくれないかなと、そんな願いを込めて★3つ、本音は★2つです。


2016年3月8日 読破 ★★★☆☆(3点)


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二度あることは、三度目の

2016-03-10 00:35:12 | 千葉ロッテ

またロッテが提携のクレジットカードを発行するようです。
過去にはKCカード、oricoカードと二度の提携カードを発行したものの、いずれも短命で終わりました。
今回は三井住友と手を組んでのチャレンジで、二度あることは、なのか、三度目の、になるのか、前者になるような気がしてなりません。

オフィシャルクレジットカード「千葉ロッテマリーンズVISAカード」発行開始!! (3/9 千葉ロッテマリーンズ・オフィシャルサイト)

マリーンズは三井住友カード株式会社と提携し、マリーンズのオフィシャルクレジットカード「千葉ロッテマリーンズVISAカード」の会員募集を、2016年3月9日(水)より開始します。
千葉ロッテマリーンズVISAカードは、オフィシャルカードならではの、所属選手との交流をテーマにした特典・サービスが充実したカードです。
利用額に応じて貯まるポイントの交換景品として、マリーンズのキャンプで、選手に交じって一部のメニューを体験できる「秋季キャンプ1日体験」をはじめ、好きな選手とのキャッチボールや2ショット写真撮影など、他では体験できない特典を多数ご用意しています。
また、入会特典として、QVCマリンフィールドでの主催公式試合の指定席引換券1枚をもれなくプレゼントするほか、QVCマリンフィールド等の対象店舗で本カードを利用すると、ワールドプレゼントのポイントが通常の2倍貯まるなど、ファンには嬉しい特典満載の一枚です。
さらに、本カード発行を記念して、抽選で選手とのプライベート野球教室に参加できたり、好きな選手のサイン入りプロモデルユニフォームがもらえる入会キャンペーンを実施予定です。
詳しくは特設サイトでご確認ください。

過去二度は発行しましたが、今回は見送りです。
クレジットカードに求めるものはポイントによる特典で、しかしこのカードはハードルが高すぎます。
例えば目玉であろう「秋季キャンプ1日体験」は8000ポイント、一般的な1000円で1ポイントですから全く無駄がなかったとしても800万円の利用が必要ですから手が届きません。
妥当なところでの「サイン入りレプリカユニ」の1500ポイントであれば全てをこのカードに集中すれば何とかなるものの、150万円の利用であれば漢方スタイルクラブカードで13500マイルもしくは22500円、リクルートカードプラスであれば15000マイルもしくは30000円の特典ですから、やはり自分の価値観では見合わないです。
初年度の年会費は無料ながらも二年目以降も無料にするためにはリボ設定が必須で、うっかりと手数料が生ずるリスクがあるため記念発行もままなりません。
それであれば球場の利用はリクルートカードプラス+nanacoの二重取り、マイルを溜めて石垣島に飛んだ方がメリットが大きいでしょう。
三度目のオフィシャルカードはいつまで持つか、持たせるためのサービス改定があるのか、年会費相当のチケット引換券を毎年プレゼントするぐらいでなければ厳しいと予想します。


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右へ倣え

2016-03-09 01:45:27 | 千葉ロッテ

地元での8連戦が始まりました。
今日から一軍に合流をしたデスパイネがいきなりの、しかも右方向への一発が最大のトピックスでしょう。
前の打席でも右中間へのツーベース、上手く合わせることができた、とのコメントを信ずれば右への意識があってこそのバッティングで、誰か右打ちを教えてやってくれ、と昨年に嘆いたことからすれば大きな一歩、こうなると他球団には大きな脅威となるキューバの大砲です。
これを一線級を相手に同じバッティングができるかどうか、チームにとってもデスパイネにとっても大事な3年目、ちょっと楽しみになってきました。
そしてそろそろ長打が欲しい、と思っていた細谷にもアーチが飛び出し、狙っていた、と自信の一振りです。
出遅れていた角中もスタメンでマルチヒット、そうなれば押し出される伊志嶺、前日とは打って変わって4タコの荻野、この細谷の外野転向が気になっていないはずがありません。
一方で平沢は粘っての犠牲フライで地元初打点ながらも守備でまたしてもエラー、そして内野安打を演出するなどじわじわとプロの壁にぶつかりつつあります。
勢いが止まりかけている井上も気がかり、すぐに一軍に戻すかと思っていた岡田と田村が教育リーグに残ったままですのでベンチの視野はまだまだ広いこの今を逃すことなく、ただの凡退を意味のある凡退に、いろいろと言い訳もあるでしょうが4つの見逃し三振に怒るべきでしょう、立花コーチ。

先発の石川は5回1失点、は平沢のエラーがきっかけで自責ゼロ、前回ほどではないにせよ変化球のコントロールに納得がいかないようで、確かに83球は多すぎます。
これが関谷あたりであればナイスピッチなのでしょうが、裏のエースを期待される石川に求められるところは結果だけではなく内容も、です。
その変化球が多かったのは前回を踏まえての配球だったのか、石川に限らず今日はストレートに数字が出ていなかったのが理由なのか、藤岡や松永あたりには1イニングであれば140キロ台半ばを投げて欲しい、とは相変わらずの嗜好ですが、バースが150キロを出したなんてことには目をつぶり、スピードガンがシビアだったと思うことにします。


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日本ハム

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千葉ロッテ

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◆3月8日(火) 千葉ロッテ-日本ハムOP2回戦(1勝1敗、13時、QVCマリン、4,852人)
▽勝 石川 2試合1勝
▽敗 バース 2試合1敗
▽本塁打 デスパイネ1号(鍵谷)、細谷1号(井口)

バッテリー
千葉ロッテ
 石川、藤岡、南、松永、大谷―吉田、江村
日本ハム バース、鍵谷、藤岡、井口
―市川、大野
 

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リーマン・ショックの裏側

2016-03-09 01:03:01 | 映画

それに近い業界で飯を食っていますし、それなりに予習はしたのですが、やはり難しかった「マネー・ショート」です。
劇中でもところどころに説明シーンを入れていますから制作側としてもそのハードルは意識をしていたはずで、ただ細かなところは分からずとも全体の流れに影響はありません。
アメリカのみならず日本を含めた世界経済に大きな影響を及ぼしたリーマン・ショック、なぜそれが起きたのか、そんなドキュメンタリータッチな作品です。

マネー・ショート

パラマウント

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しかし残念なことに、その中途半端さは否めません。
モーゲージ証券の危うさに気がついたファンドマネージャーらの視点で描いたことでドキュメンタリーに徹しきれず、そこに家族愛や正義感、食の安全までをも持ち出す必要があったのか、サブプライムローン問題が顕在化しても下がらない債券価格、格付けに一喜一憂するなどドラマな側面は余計だったように思います。
若くて細い麻生太郎、胡散臭い日本食、バックに流れる徳永英明に村上春樹の引用、銀行の担当者に黒人や女性、インド人が表に出てくるのも何らかの意図を感じざるをえず、そもそものテーマとして金融界の顧客軽視の儲け主義、不正を訴えるかのようなエピローグもありましたが、主人公らが勝ち抜けている時点で説得力がありません。
ただグリーンスパンやベアー・スターンズなどをそのまま出しているところなどはアメリカらしいなと、そして自ら蒔いた種ながらも作品に恵まれないブラピでした。


2016年3月8日 鑑賞  ★★★☆☆(3点)


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熱く帰ってきたぜ

2016-03-08 03:04:13 | 千葉ロッテ

チームが千葉に帰ってきました。
そして明日から地元での8連戦、皮切りとなる明日は晴天に恵まれそうですがその後は雨が心配でもあり、しかし先発、中継ぎ、捕手、内野、外野とも聖域なきレギュラー争いが続いたままの帰葉ですので、その熱さで雨雲などは吹っ飛ばしてもらいましょう。
なぜか最後がナゴヤドームでの3連戦のために土日が今週末しかないのが残念、座席指定ではないので土曜日の巨人戦は混みそうですから、狙い目は日曜日です。
もし行ければ7年ぶりとなるオープン戦、札幌は航空券とホテルは手配済み、交流戦は横浜にチャレンジをしてみようかなと、今年も出不精の解消を目指します。


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一見さん大歓迎

2016-03-08 02:34:33 | 映画

先日に続いてドラマのスペシャル版、しかも最終回スペシャルのようなものですので敷居が高いかと思いきや、一見さんにもかなり優しい「信長協奏曲」でした。
導入やところどころで背景をほどよい感じで説明をしてくれていますし、もちろんドラマを見ていた人には分かるのだろうな、とのシーンもちょこちょことはありましたが、あまりに有名な信長の生き様ですので戦国史にある程度の知識があればさして問題はないでしょう。
おちゃらけたところもありますし役者の格、重みからすれば足元にも及ばないながらも、三谷幸喜の清須会議よりも面白く、ドラマも見てみようかと思えるコンツェルトです。

信長協奏曲

ポニーキャニオン

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戦国期にタイムスリップをしたサブローが、そっくりの織田信長と入れ替わるストーリーです。
晩年の信長を30代の小栗旬がそのままで演ずるなど年齢設定はかなりいい加減ですし、その時々の武将の居場所も適当ですが、それでいて大きく史実から逸脱をすることなくその隙間を独自の発想で埋めているバランスがよく、原作がそうなのか、脚本で彩ったのか、いずれにせよ無理のない仕上がりとなっています。
信長と帰蝶のラブストーリーがやや多めながらも、柴咲コウのこぼれそうな目の動きがなかなか、ルパン三世でも意外に良かった小栗旬をちょっと気に入ったかもしれません。
その結末は好き嫌いが分かれそうですし、さすがにそのアイテムはどうよ、と思わず突っ込んでしまいましたが、まずまずな落としどころではあります。
原作の漫画はまだ連載中とのことですからまた違った展開になるのか、ただ絵柄が好きではないので読む気はありません。


2016年3月7日 鑑賞  ★★★★☆(4点)


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五番目の男

2016-03-07 01:07:26 | 千葉ロッテ

開幕ローテーションは涌井、石川、スタンリッジ、大嶺祐までが内定、残りの2枠は候補が乱立状態です。
浦和では教育リーグながらもここまで二木、川満、唐川、関谷、木村がそれぞれ結果を残し、二木は確実、他の投手ももう一度でも好投をすればオープン戦でチャンスをもらえるかもしれず、有力候補だった陳冠宇、李大恩が今ひとつピリッとしないだけに目の色が変わっていることでしょう。
そして今日の古谷も得意のオリックスが相手ながらも5回3安打1失点と猛アピール、ストライク先行のベテランらしいピッチングで五番目の男に名乗りを上げました。
もっとも昨年もよし、と思ったらあそこが痛い、ここが痛いで登録抹消となるなど体調面での不安があり、今季で35歳、そこが最大の課題かもしれません。
打線は荻野が4安打猛打賞、伊志嶺はノーヒットながらもバッテリーの動きをよく見てのダブルスチールを決めて伊東監督を感心させましたし、その後の打席がもったいなかったですが評判どおりにパワーを見せつけた高濱の一発、スタメン起用の三木にもヒットが出て、一方でチャンスをもらった江村、肘井がもう一つなど悲喜こもごもです。
天気予報が今ひとつながらも待ちに待った地元でのオープン戦が来週から始まりますので、何とか都合をつけて1試合でも見に行きたいです。


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千葉ロッテ

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オリックス

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◆3月6日(日) オリックス-千葉ロッテOP3回戦(オリックス2勝1敗、13時2分、京都、8,897人)
▽勝 塚原 2試合1勝
▽敗 黒沢 2試合1敗
▽本塁打 高濱1号(近藤大)、T-岡田2号(黒沢)

バッテリー
千葉ロッテ
 古谷、益田、松永、南、黒沢―江村
オリックス 近藤大、大山、塚原
―伊藤
 

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サバイバル第二幕

2016-03-06 01:36:57 | 千葉ロッテ

インフルエンザで離脱をしていた岡田、田村が教育リーグで復帰をしました。
あるいはチームが地元に帰ってきたところで一軍に合流となるのかもしれず、そうなれば伊志嶺、吉田は押し出されないよう踏ん張りどころです。
その伊志嶺は1安打1打点、吉田も決勝タイムリーと打撃でアピール、サバイバル第二幕のスタートです。
唐川が5回6奪三振1失点、香月一が2試合連続アーチに4安打猛打賞と他の選手も虎視眈々と一軍を狙っていますので、開幕まで3週間を切り、その競い合いから目が離せません。

そんな中で好調を維持し続けている大嶺祐が5回6奪三振で自責点ゼロ、伊東監督、落合コーチを喜ばせました。
先日に川満のアドバイスで磨きをかけたと報じられたカーブが効果的だったようで、緩いボールを投げるには勇気が要りますから、大嶺祐には自信になったでしょう。
昨年の8勝から当然に二桁勝利を期待されていますので、あるいは明日にでも開幕をして欲しいと、そう思っているかもしれません。
その大嶺祐で4人が決まった、とは落合コーチの開幕ローテ、涌井、石川、大嶺祐、そして二番手で2回1安打無失点だったスタンリッジだと思われます。
打たせて取るタイプですから入れ替えの激しい野手陣の守備力に不安がないわけではありませんが、こちらも当然に二桁勝利がノルマです。
打線の援護がソフトバンクほどあるわけではないので、気性がやや激しいとも聞いていますから、紅白戦からの10試合連続ヒットが止まってしまった井上、今日は音無しだった細谷など、やはり開幕一軍を狙う選手たちが打線に活気をもたらしてくれることを願ってやみません。
調子が上がらないことで二軍スタート、と寂しいニュースの福浦、そうなればサブローはどうなるのか、座席指定の今後にも注目です。


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千葉ロッテ

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阪神

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◆3月5日(土) 阪神-千葉ロッテOP1回戦(ロッテ1勝、13時、甲子園、14,554人)
▽勝 大谷 2試合1勝
▽S 内 2試合1S
▽敗 高橋 1試合1敗

バッテリー
千葉ロッテ
 大嶺祐、スタンリッジ、大谷、内―吉田
阪神 能見、青柳、高宮、金田、高橋
―岡崎、小宮山
 

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推しメン2016

2016-03-05 04:40:11 | 千葉ロッテ

これといったネタが無いので、やや早いですが今季の推しメンです。
2013年から始めたこの企画、推してきた面々を見てみれば初年度の西野は大当たりでしたが翌年の清田は一年遅れ、となると昨年に推した大嶺翔が今季にブレイクをするのかと期待をしたくもなりますが、しかしここまでのプレーからすれば残念ながらその予兆は感じられません。
プレ推しメンだった大嶺祐をそのまま推しておけばよかった、とは後の祭り、今年は悔いを残さないよう二木を全面推しです。
昨年の春先に見た二木は上体に頼った突っ立ったようなフォームでボールに伸びが感じられず、まだまだ時間がかかるとの見方でした。
それが夏前には別人のように上下のバランスが良くなっており、140キロ前後のストレートで空振りを奪えるそのピッチングへの驚きを昨日のことのように覚えています。
そこからはとんとん拍子にプロ初登板での好投、今春も一軍の開幕ローテを狙えるぐらいの好投が続いており、あるいは開幕カードでの先発があるかもしれません。
男子三日会わざれば刮目して見よ、まさにこの言葉がぴったりな二木です。
プロ初勝利を早い段階で手にできれば、それこそとんとん拍子で西野のデビューと同じような軌跡を描けるのではないかと、下位指名の投手がホープとして期待をされる、そんなこれまでのロッテではなかなかに考えられなかった状況を長く楽しませてください。


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一見さんお断り

2016-03-05 04:06:03 | 映画

先日に車両故障で1時間ほど電車に閉じ込められたことでチケットを無駄にした「シャーロック」を、意地になって観てきました。
そもそもが予定になかったものを本命に間に合わずに選んだものですのでこだわる必要もなかったのですが、これも何かの縁、といった感じです。
ただテレビドラマのスペシャル版ですから一見さんには厳しいかな、との危惧がドンピシャで、ちんぷんかんぷんなところもままあったベーカー街221bでした。

シャーロック 忌まわしき花嫁

角川書店

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ロバート・ダウニー・Jrの斬新なホームズもよいですが、こちらのステレオタイプなホームズも落ち着きがあります。
自殺をした花嫁が生き返って連続殺人事件を起こす、その謎に挑むホームズとワトソン、メインのストーリーも悪くはありません。
ただやはりドラマを見ていなければ分からない、そう思えるシーンが少なくありませんし、そもそものドラマが現代に生きるホームズですのでそこにまず違和感があります。
ホームズがドラッグ常用者、とは定説になっているようで、そのトリップぶりが縦横無尽に活かされているのも引っ掛かりがあるかなと、結局はホームズは何を解決したのか、あるいはワトソンの方が活躍をしたのではないか、と思ってしまうのも正直なところではあります。
プロローグとエピローグ、というわけでもないでしょうがメイキングやインタビューのおまけ映像が30分ぐらいあったことで本編は90分前後だと思われ、それであれば映画にする必要があったのか、それよりも何よりも全てを楽しむにはドラマで予習をせずに、その世界観に触れないままに映画のみを観ることはお奨めできません。


2016年3月4日 鑑賞  ★★★☆☆(3点)


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胃がキリキリ

2016-03-04 01:23:27 | 千葉ロッテ

両チーム合わせて33安打20得点は乱打戦と言ってよいのか、打撃コーチはニコニコ、投手コーチは渋い顔、しかし佐藤峻、高木、塚原といったところよりも涌井、香月良が打たれたロッテの方がダメージが大きいような、落合コーチは胃がキリキリと痛んでいるのではないかと思います。
涌井などは「この時期は打たれる」と余裕を見せていますし、実績のある投手ですのでその言葉を信じたいのですが、しかし不安がないと言えば嘘になります。
中継ぎ陣でもオープン戦で2戦続けて打ち込まれた田中靖は二死からの四球がきっかけですので印象が悪く、これで二軍降格となるかもしれません。
そしてリードをした吉田は3安打猛打賞を素直に喜べず、打てなくとも投手が抑えた前日の方がベンチの印象はプラスだったのではないかと、アピールをしきれませんでした。
一方で打線は井上が一発を含む2安打4打点と投手のレベルを考えれば差し引く必要はあるにせよ、結果が出続けていることは素直に喜びたいです。
強引なスイングが減ってコースに逆らわないスイングができているからこそで、ここぞというところでの引っ張りでパワーを見せつけていますし、デスパイネとの競演が楽しみです。
また首痛の角中が欠場、清田も侍ジャパンへの合流でチームを離れたのか荻野、伊志嶺、細谷の外野陣にもそれぞれヒットが出て、その中でも岡田のインフル離脱と今ひとつ乗りきれない荻野を尻目に伊志嶺がやたらと元気、四球も選んで出塁率も高いですし、さりげなく開幕スタメンに近づいているかもしれません。
とにもかくにも三木をもう少し使えないのかな、とは思いますが、ここまではいい競い合いができているのではないかと、この流れのままでお願いします。


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千葉ロッテ

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オリックス

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◆3月3日(木) オリックス-千葉ロッテOP2回戦(1勝1敗、18時、京セラドーム、5,958人)
▽勝 佐藤峻 1試合1勝
▽敗 涌井 1試合1敗
▽本塁打 ブランコ1号(涌井)、井上2号(佐藤峻)、宮崎1号(田中靖)

バッテリー
千葉ロッテ
 涌井、藤岡、黒沢、田中靖、香月良―吉田
オリックス 佐藤峻、岸田、大山、高木、塚原
―伊藤、山崎勝
 

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石川の明暗

2016-03-03 01:59:29 | 千葉ロッテ

チームは大阪まで東上をしてのオープン戦、心配をしていた石川にとっての今季初の実戦登板となりましたが、明暗くっきりのピッチングとなりました。
課題としていたストレートの走りはMAX147キロの力強いボールを制球よく本人も満足の仕上がりぶりで、しかし一方で伝家の宝刀であるシンカーを含めた変化球のキレ、コントロールが今ひとつで、「ストライクが取れること」をテーマとしていたことからすれば四死球が絡んだ失点があり、満足のいく結果とは言い難いものがあります。
それでも落合コーチのコメントのとおりにストレートに力があれば何とかなるものですし、出足としてはさほどに気に病む必要もないでしょう。
ただ先頭打者アーチを浴びたボグセビックを次の打席で歩かせたことは今後に引きずるかもしれず、やや気にはなります。
二番手以降は内野陣と同じく激しく競り合う中継ぎ陣が踏ん張り、阿部が持ち直したのが収穫、結果の欲しい南の2イニング目が残念でした。

打線は一軍に合流をした荻野、肘井が結果を残せず活性剤にはなれませんでしたが、連続試合ヒットの続く井上、急造外野手としての守備が不安ながらも途中出場からマルチヒットの細谷、同じく途中から1安打1四球の伊志嶺と、開幕一軍を狙う選手たちの頑張りが目立ちました。
バットは湿りがちながらも吉田がまずまずのリードでしたし、中村も久々のマルチヒット、若手の活きのよさには心が躍ります。
浦和でも教育リーグが始まり平沢が3安打猛打賞、香月一が満塁弾、開幕ローテを狙う二木が5回無失点、川満も1四球にまとめての4回無失点、こちらもいい感じです。
明日もオリックスとのオープン戦、同一リーグには嫌なイメージを残したいので、足を使ったかき回す野球でいきましょう。


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千葉ロッテ

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オリックス

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◆3月2日(水) オリックス-千葉ロッテOP1回戦(ロッテ1勝、18時、京セラドーム、6,453人)
▽勝 西野 2試合1勝
▽敗 松葉 1試合1敗
▽本塁打 ボグセビック1号(石川)、鈴木1号(松葉)

バッテリー
千葉ロッテ
 石川、松永、益田、西野、阿部、南―吉田
オリックス 金子、松葉、佐藤達
―伊藤
 

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悪党の戦旗

2016-03-03 01:11:43 | 読書録

悪党の戦旗

日本経済新聞出版社

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楠木正成らとともに悪党、とも呼ばれた赤松則村、円心の名の方が通りがよいかもしれませんが、その円心は足利尊氏を助けて室町幕府の創業に大きな役割を占めて、三管領四職、細川氏、畠山氏、斯波氏、山名氏、一色氏、京極氏とともに有力大名として赤松氏は幕府を支えてきました。
しかし悪御所、6代将軍義教の強権政治に怯えて円心の曾孫の満祐が嘉吉の乱で義教を暗殺し、逆賊として赤松氏は滅ぼされます。
そこから赤松氏の再興を願う家臣たちの苦労が題材とされており、長禄の変で南朝から神璽を奪い取るまでの16年間の物語です。

この作者らしく、その名を知られた武将たちの華々しい活躍ではなく、下支えをする家臣たちの生々しさが描かれています。
基本的には史実に忠実に、小寺藤兵衛を中心に上月左近、間島彦太郎、中村弾正、石見太郎の5人が主要人物として登場をしますが、小寺藤兵衛は豊職、上月左近は満吉のことなのか、ともに播磨の豪族として戦国期まで家を繋いだ存在ですし、他の面々も赤松氏の遺臣としてその再興に力を注ぎました。
もちろん逆賊として滅ぼされた経緯からして簡単な道のりではなく、忠臣蔵と同じく生きる糧を求めて離脱をしていった仲間たちも少なくありません。
そんな中で堪え性のない主君に疑問を感じつつも「義挙」に参加し、お家滅亡の後は名を隠しながら、それまでとは天地の差の貧しさに耐えつつ、それでも心の支えは赤松氏の家臣たる誇りであり、もう少しは苦しい生活ぶりを強調してもよかったとは思いますが、その苦衷は充分すぎるぐらいに伝わってきました。
それだけに最後のオチ、と言いますか急転直下とも言うべき後始末がもったいなく、それまでの苦労は何だったのか、とのガッカリ感は否めません。
まるでページ数の関係で手仕舞いを強要されたかのような、もう少し最後まで丁寧に描いて欲しかった嘉吉の乱始末、でした。


2016年3月1日 読破 ★★★★☆(4点)


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スタートダッシュ

2016-03-02 01:38:01 | 千葉ロッテ

球団が公式に発表をしたことで昨日に一斉に各紙が報じた船橋東武のスタートダッシュフェア、その一週間ぐらい前からポスターは貼り出されていました。
こういうものはタイムリーに伝えてこそ意味があるわけで、このあたりのフットワークの悪さはどうにかならないのか、と思ったりもしています。
あるいは意図的であるにせよデスパイネの来日もそうでしたし、ファンが何を欲しているのか、そんな当たり前を意識した広報の構造改革が待たれます。

そのスタートダッシュフェア、フェアの名前は違えどこれまではルーキー全員がモデルだったものが昨年は中村と田中英、そして今年は平沢に成田、原が選ばれています。
どうやら球団はこの3人をイケメントリオで売り出すことを考えているらしく、観客動員にはまず女性のハートを掴め、が球界の流行でもあるのでしょう。
そうなれば一日でも早く一軍でプレーができるよう、そこに一番に近いのは平沢なのでしょうが、教育リーグで成田が投げるようなことがあれば面白くなってきます。
残念ながら原は故障だかで出遅れているらしく、ただ結果を求められているのはまず原かも、とは打者への転向は早いに越したことはない、との考えによります。
それにしても毎年、コンコースでの撮影なので反射して今年は平沢にかかってしまい、売り場に行けばもう少しまともな写真が撮れるのでしょうが、基本的には面倒くさがりです。


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閉じ込められた

2016-03-02 01:13:12 | 独り言

せっかく早く帰って映画の日を楽しもうと思ったところで、電車が車両故障で1時間ほど閉じ込められました。
そのため楽しむどころかチケットを無駄にしてしまい、疲れも倍増、月初から運が悪いです。
こういうときにこそ企業の底力が見えるのですがJR東日本は失格、止まってから5分以上も何のアナウンスもなく車内は殺伐とした雰囲気となり、影響を大きくしてしまいますしどんな理由があっても許されることではありませんが、線路に降りた人が出たのも仕方がないとすら思えてきます。
また帰宅時間帯だったのが理由か遅延証明も用意されずに駅では怒号が飛び交い、あまりの不手際続きに呆れてしまう、そんな不愉快な一日の締めくくりでした。


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