オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

外国人枠の譲り合い

2016-03-11 01:45:40 | 千葉ロッテ

一軍の外国人枠が、壮絶な譲り合いの様相を呈してきました。
ナバーロの出場停止でデスパイネ、スタンリッジ、陳冠宇、李大恩でとりあえずのスタートになるかと思いきや、もしかしたら空席が出るかもしれません。
なかなか調子の上がらない陳冠宇、李大恩は教育リーグでそれぞれ6回2失点、5回5失点で力の差を見せつけられず、これは機関紙の憶測なのでしょうが開幕ローテーションの5番手、6番手に古谷、二木と報じられていますから、明日に二木が結果を残せばその通りになるのでしょう。
個人的には李大恩は中継ぎ推しなので先発から外れても何とも思いませんが、しかしここまでずっとピリッとしていませんので中継ぎでもあるいは厳しいかもしれず、香月良も似たような感じですので滑り込めるかもしれませんが、いずれにせよ陳冠宇ともども心配な状況ではあります。
一軍の開幕までそれぞれもう一度は投げることになるでしょうからそこで好投ができるかどうか、唐川、関谷も諦めていないでしょうし、奪い合う形まで持っていってもらいたいです。
また毎試合のように守備でミスを犯している平沢に伊東監督は「今のままでは厳しい」と開幕二軍を示唆したとはこちらも機関紙の見方で、いいとこ探しで我慢をして育てるのも指揮官としてはあってよい選択ですが、こちらも一足早く開幕をする二軍での結果次第といったところでしょう。
球団としてもベンチとしてもできれば平沢を引っ張り上げたかったはずで、しかしそれでもこの発言なのですから今のままであれば開幕スタメンなどは夢のまた夢、一軍スタートとなってもベンチを温めるぐらいであれば浦和で実戦経験を積ませる方がよい、との判断も当然にありです。
明日のスタメンに名を連ねるのは三木なのか高濱なのか、それともやはり平沢なのか、そこで方向性が見えてきそうです。


にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
一日一クリック応援をお願いします。

コメント (6)

猫弁

2016-03-11 01:31:36 | 読書録

猫弁

講談社

このアイテムの詳細を見る

かなり前に吉岡秀隆でドラマ化をされていたのをチラ見したことがあるのですが、原作を読むのは初めての猫弁シリーズです。
読んでみればなかなかにジャンル分けが難しく、ミステリーと呼ぶには奥深さ、謎解きの楽しみがありませんし、ホームコメディとでも呼べばよいのか、殺人などのどきつさはありませんし根っからの悪人がいませんから、2時間ドラマとしてのお茶の間向けにはピッタリかもしれません。

東大を主席で卒業をしながらも弁護士として最初に携わった仕事が猫屋敷事件、そんなこんなで猫弁と揶揄をされるぐらいに猫関係の訴訟が持ち込まれる天才百瀬が主人公です。
霊柩車が柩ごと盗まれる事件をきっかけに百瀬に持ち込まれる複数の依頼が一本に紡がれていく、その紡がれ方が半端ないです。
ある意味で水戸黄門であり、予定調和な展開と言ってしまえばそれまでですが、いくら何でも世間が狭すぎで、容易に先が読めてしまうわけですからわくわく感が足りません。
こうなるんだろうな、やっぱりこうなった、よかったね、とほのぼのとした雰囲気が売りなのか、そう考えれば百瀬の吉岡秀隆はピッタリですし、亜子の杏もツンデレな感じでよし、七重は今で言えば高畑淳子か、なんてことを思いながら読めばまた違った楽しみにはなります。
とりあえず勢いで全シリーズを買ってしまったので、次巻以降はもう少し謎は謎として撒いてくれないかなと、そんな願いを込めて★3つ、本音は★2つです。


2016年3月8日 読破 ★★★☆☆(3点)


ブログランキング・にほんブログ村へ
明日への活力にクリック応援をお願いします。