ロッテでも声出しで選手間の金銭授受があり、またそれ以外の金銭授受も調査中とのことです。
各球団とも右に倣えの声出しによる「ボーナス」は、他球団がやっているのを聞いて始めたとのロッテのケースで状況が明らかになりつつあります。
選手の常識は世間の非常識、とはソフトバンクの長谷川の言葉ですが、NPBとしてどう対処するのか、コリジョンルールのように見境もなく監督賞までもが無くなるのかもしれません。
そんな中での今日の巨人戦、涌井が開幕に向けて準備万端なピッチングを見せてくれました。
これまでの登板は打ち込まれたりイニングが短かったりと不安が無いわけではなかったですが、本人の言葉どおりにキッチリと仕上げてくるのですからさすがです。
前回に続いて2試合連続の完封勝ちとロッテも真っ青な貧打の巨人が相手ですので差し引かなければならないものの、7回85球と涌井らしからぬ省エネピッチングで5安打零封、投げ合う大谷が初回に打ち込まれましたので開幕戦が楽しみ、その開幕カードはかなり冷え込むとの予報もあるようですが、スタンドの熱気で盛り上げていきましょう。
打線は新鋭の田口を打ちあぐねましたが、中盤に何とか1点をもぎ取っての勝利です。
死球を食らった角中が心配ではありますが悪いニュースが流れていないので大事なかったのか、この時期だけに故障だけは勘弁です。
また先日は江村、今日は吉田と涌井の田村離れが面白いと言えば面白く、バットで貢献ができる分だけ開幕マスクに吉田が一歩前進ともなればさらに面白くなってくるでしょう。
そして井上の頑張りで目立ちませんが井口がさりげなく3割を打ち、5割を超える出塁率となっています。
そうは言いながらも使い続ければ数字を落としそうな井口ですので、井上を軸に、ところどころで福浦とともにベテランの味を出せる演出ができれば理想的です。
核弾頭、センター、サードもまだ流動的ですし、ナゴヤの陣での最終アピールを楽しみにしています。
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◆3月17日(木) 千葉ロッテ-巨人OP2回戦(ロッテ2勝、13時、QVCマリン、8,055人) ▽バッテリー |