これといったネタが無いので、やや早いですが今季の推しメンです。
2013年から始めたこの企画、推してきた面々を見てみれば初年度の西野は大当たりでしたが翌年の清田は一年遅れ、となると昨年に推した大嶺翔が今季にブレイクをするのかと期待をしたくもなりますが、しかしここまでのプレーからすれば残念ながらその予兆は感じられません。
プレ推しメンだった大嶺祐をそのまま推しておけばよかった、とは後の祭り、今年は悔いを残さないよう二木を全面推しです。
昨年の春先に見た二木は上体に頼った突っ立ったようなフォームでボールに伸びが感じられず、まだまだ時間がかかるとの見方でした。
それが夏前には別人のように上下のバランスが良くなっており、140キロ前後のストレートで空振りを奪えるそのピッチングへの驚きを昨日のことのように覚えています。
そこからはとんとん拍子にプロ初登板での好投、今春も一軍の開幕ローテを狙えるぐらいの好投が続いており、あるいは開幕カードでの先発があるかもしれません。
男子三日会わざれば刮目して見よ、まさにこの言葉がぴったりな二木です。
プロ初勝利を早い段階で手にできれば、それこそとんとん拍子で西野のデビューと同じような軌跡を描けるのではないかと、下位指名の投手がホープとして期待をされる、そんなこれまでのロッテではなかなかに考えられなかった状況を長く楽しませてください。
先日に車両故障で1時間ほど電車に閉じ込められたことでチケットを無駄にした「シャーロック」を、意地になって観てきました。
そもそもが予定になかったものを本命に間に合わずに選んだものですのでこだわる必要もなかったのですが、これも何かの縁、といった感じです。
ただテレビドラマのスペシャル版ですから一見さんには厳しいかな、との危惧がドンピシャで、ちんぷんかんぷんなところもままあったベーカー街221bでした。
シャーロック 忌まわしき花嫁 |
ロバート・ダウニー・Jrの斬新なホームズもよいですが、こちらのステレオタイプなホームズも落ち着きがあります。
自殺をした花嫁が生き返って連続殺人事件を起こす、その謎に挑むホームズとワトソン、メインのストーリーも悪くはありません。
ただやはりドラマを見ていなければ分からない、そう思えるシーンが少なくありませんし、そもそものドラマが現代に生きるホームズですのでそこにまず違和感があります。
ホームズがドラッグ常用者、とは定説になっているようで、そのトリップぶりが縦横無尽に活かされているのも引っ掛かりがあるかなと、結局はホームズは何を解決したのか、あるいはワトソンの方が活躍をしたのではないか、と思ってしまうのも正直なところではあります。
プロローグとエピローグ、というわけでもないでしょうがメイキングやインタビューのおまけ映像が30分ぐらいあったことで本編は90分前後だと思われ、それであれば映画にする必要があったのか、それよりも何よりも全てを楽しむにはドラマで予習をせずに、その世界観に触れないままに映画のみを観ることはお奨めできません。
2016年3月4日 鑑賞 ★★★☆☆(3点)