地元での8連戦が始まりました。
今日から一軍に合流をしたデスパイネがいきなりの、しかも右方向への一発が最大のトピックスでしょう。
前の打席でも右中間へのツーベース、上手く合わせることができた、とのコメントを信ずれば右への意識があってこそのバッティングで、誰か右打ちを教えてやってくれ、と昨年に嘆いたことからすれば大きな一歩、こうなると他球団には大きな脅威となるキューバの大砲です。
これを一線級を相手に同じバッティングができるかどうか、チームにとってもデスパイネにとっても大事な3年目、ちょっと楽しみになってきました。
そしてそろそろ長打が欲しい、と思っていた細谷にもアーチが飛び出し、狙っていた、と自信の一振りです。
出遅れていた角中もスタメンでマルチヒット、そうなれば押し出される伊志嶺、前日とは打って変わって4タコの荻野、この細谷の外野転向が気になっていないはずがありません。
一方で平沢は粘っての犠牲フライで地元初打点ながらも守備でまたしてもエラー、そして内野安打を演出するなどじわじわとプロの壁にぶつかりつつあります。
勢いが止まりかけている井上も気がかり、すぐに一軍に戻すかと思っていた岡田と田村が教育リーグに残ったままですのでベンチの視野はまだまだ広いこの今を逃すことなく、ただの凡退を意味のある凡退に、いろいろと言い訳もあるでしょうが4つの見逃し三振に怒るべきでしょう、立花コーチ。
先発の石川は5回1失点、は平沢のエラーがきっかけで自責ゼロ、前回ほどではないにせよ変化球のコントロールに納得がいかないようで、確かに83球は多すぎます。
これが関谷あたりであればナイスピッチなのでしょうが、裏のエースを期待される石川に求められるところは結果だけではなく内容も、です。
その変化球が多かったのは前回を踏まえての配球だったのか、石川に限らず今日はストレートに数字が出ていなかったのが理由なのか、藤岡や松永あたりには1イニングであれば140キロ台半ばを投げて欲しい、とは相変わらずの嗜好ですが、バースが150キロを出したなんてことには目をつぶり、スピードガンがシビアだったと思うことにします。
|
|||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
◆3月8日(火) 千葉ロッテ-日本ハムOP2回戦(1勝1敗、13時、QVCマリン、4,852人) ▽バッテリー |