親子ゲームのジンクスから勝てずとも負けはしないだろうと信じてはいましたが、ザマーミロのサヨナラ勝ちです。
ぶつけながらも態度の悪い比嘉、逆ギレの西村ヘッドを筆頭にしたガラの悪いベンチ、サヨナラ犠牲ライナーにアピールプレーと往生際の悪い選手たち、因果応報です。
それにしてもすんなりと勝たなければならない試合を両チーム32安打の乱戦としてしまったのは酒居の乱調、と言うほどに悪いボールを投げていたようには思いませんし田村のリードも外一辺倒でもなかったのが逆に根が深いかもしれず、ただ盗塁を刺してくれたのにそこからの失点、あるいは守備妨害で助かったと思えばそこからピンチを招く、と強風に悩まされたにしても地元なのですから流れを相手に渡す醜態には頭が痛く、佐々木が手術、シェパーズの転向も先が長そうなだけに先発陣の苦しさはまだ続くのでしょう。
そのシェッパーズを先発に回している余裕はあるのか、とのリリーフ陣もまたしても内が追いつかれた懲罰でもないでしょうが2イニングは後先を考えていないような42球です。
そんな中でも松永が吉田正をゲッツーに打ち取っていなければ大変なことになっていた試合、ジョーカーの活躍に拍手、拍手です。
それでも今日はやはり打線が超苦手のアルバースがやはり強風に苦しんだこともあるでしょうが連打、連打で攻略できたのが大きい、黒星を付けられなかったのが残念ですがロッテからすれば苦手意識、アルバースからすればお得意様で楽チン、の構図を断ち切れたのではないかと、もちろん次の対戦が大切であることは言うまでもありません。
目立ったのは前日にミソを付けてしまった伊志嶺が相手のミスを見逃さずに好走塁、を含む3安打猛打賞が日照りが続く外野陣の慈雨になるのか、守りではヘボがありましたがチャンスを潰しまくっていた清田のサヨナラ犠牲ライナーも伊志嶺のマクリがあってこそのものだと思いたいです。
また鈴木などもそうでしたが平沢がサイクルヒット寸前にいくなど左腕でもハードヒッティングできていたことがアルバース攻略の材料を見つけた、のであれば的場コーチあたりは鼻高々な試合だったでしょう、井上も勢いが止まらずに4安打で3割が見えてきましたし、売り出し中の山本を攻略したのも喜ばしいです。
気になるところも少なくはなかったですがこういう試合を取る取れないは地味に効いてきますので、粘り強く勝ち抜いたことを誇りに思って次に臨みましょう。
親子ゲームの疲れもあってへろへろ、熱中症に近い症状で対策をとった上で早々に寝床に潜り込んだおかげで寝覚めは快調、ボル様も快調にショコラ井上の援護を受けて内らリリーフ陣を休ませられるような試合展開を是非とも、因縁カードとなったこの週末は一つも負けたくはありません。
|
◆7月20日(金) 千葉ロッテ−オリックス15回戦(オリックス8勝6敗1分、18時16分、ZOZOマリン、18,054人)
▽勝 内 41試合2勝3敗21S
▽敗 比嘉 16試合2敗
▽本塁打 ロメロ15号(酒居)
▽バッテリー
千葉ロッテ 酒居、陳冠宇、南、松永、大谷、益田、内—田村
オリックス アルバース、近藤、澤田、吉田一、山本、増井、比嘉—若月、山崎勝