序盤のリードに石川ですので楽勝かと思いきや一発攻勢で追いつかれてしまい、前日の再来に恐怖するも敵味方ともに四球は怖い、を再認識をしつつ逃げ切り勝利です。
それにしてもボールがよく飛ぶなぁ、一試合に4発も食らって勝つなんてのはあまりないことですので前向きに考えることにします。
荻野の離脱で藤岡裕、平沢と並べた核弾頭は機能をしたとは言い難いですが勝ち越しはミスター四球のそれで始まりましたし、ショートを争っていた若手二人を辛抱強く我慢をすることが井口ロッテの未来を紡ぐと思えば慈父、慈母の思いで見守ることこそがロッテファンとしての作法なのでしょう。
それにしても今年こそ規定打席、100安打は確実と信じていた荻野は年中行事の呪いから脱せられなかったのが哀しすぎる、全治二ヶ月が順調にいけば閉幕間際に復帰であと9安打には届くかもしれませんが、いや、無理矢理にでも届かせてこそ呪いを振り切って次のステージに進めるのだと、七転び八起きで焦らず、でも焦ってください。
福浦も今季初のマルチヒットで折り返し地点を越えての1982安打、春先の快調な出足に梅雨時の停滞とアップダウンが激しいですが珍しくも好調をアピールしているようですからここは一気に、FA対策を考えれば角中のDHも悪くはありませんが隠居をするには早すぎますのでレフトを守ってもらって、また加藤や菅野、伊志嶺らと荻野の穴を埋めていきましょう。
その福浦に左腕が出てくれば代打ドミンゲス、右腕に代われば代打の代打で菅野とベンチは大張り切り、また松永の1球勝利もあり終わってみればイベントが盛りだくさんな白星でもあり、こうなったら意地でも9連戦の最後を締めて勝ち越しで終わりたい、いい加減に榎田を血祭りに上げてロッテキラーを一掃する嚆矢としたいものです。
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◆7月10日(火) 西武−千葉ロッテ14回戦(西武8勝6敗、18時1分、メットライフ、12,490人)
▽勝 松永 30試合1勝1敗
▽S 内 39試合1勝3敗21S
▽敗 ウルフ 8試合2勝2敗
▽本塁打 中村5号(石川)、源田1号(石川)、山川23号(石川)、浅村17号(益田)
▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、松永、益田、内—田村
西武 十亀、ウルフ、野田、平井、松本—岡田、炭谷