先発が踏ん張るも打線がチャンスをことごとく潰して、結局はリリーフ陣がひっくり返されての逆転負けは今季を象徴する、いろいろなものが凝縮をされた試合でした。
力の衰えが隠せない金子を7回8安打5四死球と攻め立てながらも僅かに2得点、そこは腐っても金子の粘投を讃えるべきなのか、決定力不足を嘆くべきなのか、これは後者でしょう。
井口監督も嘆いていましたが六回の一死満塁で犠牲フライ、を打つのも簡単ではないにしてもあそこがポイントだったかなと、あれでイヤな雰囲気になってしまったように思います。
前日と同じく終盤にはノーヒットで四球での得点圏に走者を進めての二度のチャンスも活かせず、本人も悔いていましたが七回に福浦のタイムリーを期待したロッテファンが全国に1千万人ぐらいはいたはず、ただその現状からしてどういう閃きかは分かりませんがスタメン起用での1978安打目が得点に絡んだだけでもよしとしなければならないのかもしれません。
同じくチャンスを潰しまくったオリックスに助けられはしましたが有吉が五回まで1失点もそこで降板となったのは9連戦を考えれば痛い、益田らが最後まで走りきれるかが心配です。
そして明日は唐川の先発、は候補としてはいの一番で外していましたのでビックリ、二軍での数字だけを見ればありえない起用がオリックスとの相性ではなく内容を考慮したものであることを願いたく、そしていい加減に笑っちゃうぐらいにタイムリーが出る試合が見たい、チーム打率がよくてもね、と言われないよう山岡を血祭りに上げてください。
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◆7月4日(水) オリックス−千葉ロッテ13回戦(オリックス8勝4敗1分、18時、京セラドーム大阪、15,972人)
▽勝 山本 33試合4勝1S
▽S 増井 38試合1勝22S
▽敗 益田 35試合2勝2敗
▽バッテリー
千葉ロッテ 有吉、田中、大谷、益田—田村
オリックス 金子、山本、増井—山崎勝