オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

ZOZO前澤社長のつぶやきに思うこと

2018-07-18 00:19:31 | 千葉ロッテ

ZOZOタウンの前澤社長が「プロ野球球団を持ちたい」とTwitterでつぶやいたことから、資金投下を渋る球団経営に不満を募らせるロッテファンが騒然としています。
千葉市美浜区に本社があり個人的にも千葉マリンスタジアムの改修工事に1億円を寄付したことのある前澤社長は資産3000億円に迫るとも言われており、そのネーミングライツにも10年間31億円を投資していますので球団経営ともなればロッテがターゲットになると考えるのは自然の流れで、また鎌ケ谷市出身の前澤社長ですからリクシルなどこれまで球団買収が噂された企業が本拠地をやれ静岡だ、新潟だとぶち上げたのに比べればハードルが低くなるのもアドバンテージになるでしょう。
ただ個人的には懐疑的と言いますかどこにその本意、真意があるかを掴めずにいて、実のところこれまでの騒動とさして変わらないのではないかと考えています。
そもそもこの手の話は南海や阪急、あるいはオリックスの近鉄吸収もそうでしたが水面下で交渉をして決定後に明らかにするのが一般的で、そうでなければ関係者と名乗る輩のちゃちゃなどで難航するのが常、決定前にコンペのような形でオープンになったのは近鉄から楽天、横浜からDeNAなど売り手事情によるもので、今回のような買い手事情ではまれです。
もし既存球団に手を出すのであれば事前にオープンにするメリットは皆無ではないかと、球団経営への意欲が本物であったとしてもホリエモンが「16球団化のキーマンを前澤さんに紹介しときました」、また前澤社長も「シーズン終了後に球界へ提案するためのプランを作ります」ですのでこれまでの型にはまらない動きになると見るのが妥当だと思います。
そうなれば昨今の日本経済、そして保守的なNPBですので実現性はかなり低く、今年の10月に社名をスタートトゥデイからZOZOに変更することでの売名行為、このタイミングであれば半年近くは勝手に世間がZOZOの名前を連呼して浸透させてくれることを狙って、ネーミングライツでの効果を見極めた上で仕掛けてきたと言えなくもありません。
山室球団社長が立場上は当たり前ですが「交渉のテーブルに着くこともない、これは本社も含めた総意」と強く否定をしているのもそれを裏付けているような、その本社からすれば重光家の持ち物でしかないお荷物球団を売り払いたいのでしょうが、重光ジュニアが塀の中にいることからして大きな判断ができないのが実際のところだと思われます。
また前澤社長が野球に情熱を持っているとは寡聞にして承知しておらず、ファンにとっては愛すべき対象であってもそこは冷徹な経営者としての視点での行動ではないかと、その人となりは知りませんが女性遍歴をアクセサリー感覚とも揶揄されるように功成り名遂げる、ステータスとしてのものでないことを願うばかりです。
さっそくに中村紀洋が貢献を申し出るなど有象無象なものを含めていろいろな人物が登場してくるであろうことは想像に難くなく、どの段階でロッテがターゲットから外れるのか、意外にもターゲットとなるのか、いずれにせよチームをおもちゃにして弄ぶようなことだけは避けてもらいたく、2004年の球界再編騒動に心痛めた二の舞だけは勘弁をしてください。
前澤社長に期待をするロッテファンが多くいることを承知の上での後ろ向きなもので申し訳ないのですが、もちろんマリーンズを買収してくれて千葉にそのままで、球団経営に熱意を持って当たってくれるのであれば大歓迎、土下座をしてでもお願いをしたいのものの、その手のひらの上で踊らされないよう今後を冷静に見守ります。



一日一クリック応援をお願いします

コメント (33)

石川の二桁勝利が遠い

2018-07-18 00:10:52 | 千葉ロッテ

すっかりとZOZO前澤社長のつぶやきに吹っ飛ばされた感もありますが、今日も試合があって、そして負けました。
二桁勝利に王手をかけてから二度あることは三度の足踏み、7回2失点のHQSでも勝てない石川は補強に資金投下をしてくれる企業への身売りを心待ちにしているかもしれません。
ただ1試合に1本ペースとこれまでと変わりはしませんがこの3試合で痛いところでの被弾が目立ってはいるような、一時期に球数が減って一昨年の勢いを取り戻しつつあるかと期待をしていましたがそれも影を潜めつつあり、ジリジリとイライラと、本人と周りとで鬱陶しい夏が続きそうな不安があります。
そもそもが則本、美馬を打ち崩せない貧打線がガンなのは明らかですので明日の古川の豪球に沈黙して3タテを食らうようであればますます外野がうるさくなりそうで、ようやく核として育ちつつある井上が今日もタイムリーツーベースを放つも孤立をしてしまえばもう一門への欲求がさらに強くなります。
それにしても青山、高梨ごときと言ってしまえば身の程も知らず、ではありますが7者連続三振での試合終了とは何の冗談か、またしてもミスも目立ちましたし井口改革、鳥越改革も一段落、最初の手立てで最後まで上手くいくなどとは当然に考えてはいませんので勇気を持って次の手を打ってくれることを願ってやみません。
失敗をしてもいいのでいろいろと試行錯誤をしてやっていきましょう、脳内停止で同じことを繰り返すようであれば前政権、前々政権の二の舞ですのでチャレンジあるのみです。



一日一クリック応援をお願いします

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

楽天

0 1 0 0 0 1 0 0 4 6 8 1

千葉ロッテ

0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 5 2

◆7月17日(火) 千葉ロッテ−楽天10回戦(ロッテ6勝4敗、18時15分、ZOZOマリン、16,319人)
▽勝 美馬 13試合2勝6敗
▽敗 石川 16試合9勝4敗
▽本塁打 島内5号(石川)

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、松永、大谷、陳冠宇—田村
楽天 美馬、松井、青山、高梨—嶋

コメント (14)