オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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セイヤ、アイシテル

2018-07-08 03:31:34 | 千葉ロッテ

 

ボルシンガーが今日も勝って10連勝は外国人投手としてはスタンカ、郭泰源、マイコラスに続く史上4人目、10試合10勝は史上初、球団史だけではなく球史にその名を刻みました。
二回り目あたりから足元を引っ掛けるシーンが目立ってボールが高めに上ずったのが気になっていましたが右太もも付け根が攣ったとのことで六回途中での降板となり、しかしこれもオールスター戦に向けて工藤監督への牽制になると超前向きに、ボール先行でも安心をして見ていられるゴロシンガーはお立ち台にも出てきましたので大事ではないのでしょう。
そのボルシンガーを強烈に援護したのは今日も井上、これで14発のうち7発がボルシンガーへのプレゼントともなれば先日に授かった長男のミドルネームにセイヤと入れて欲しくなったりもして、ただの相性にしては続いていますしテンポのいいピッチングが肌に合うのか、バックスクリーンへの弾丸アーチにライトへの特大犠牲フライと無理に引っ張らずとも力強く叩けば強風をものともしない飛距離が出るのですから、シーズン半ばにして14発53打点ともなれば30発100打点への夢が広がります。

夢は夢としても地元初アーチの平沢とともに使い続けることで育て上げなければならない選手であることは間違いなく、疲労を溜めない程度に休ませつつレギュラー育成モードです。
その平沢は試合を決定づけたアーチも見事でしたが得点にこそ繋がりませんでしたが二打席目の四球、また四打席目にツーストライクに追い込まれながらもコースを見極めファールで粘っての詰まりながらのセンター前ヒットを高く評価したく、場数を含むことでボールが見えるようになってきています。
振り負けていた高めのストレートにも対応できるようになってきましたし、クッションボールの処理などまだ課題の多い外野守備もボルシンガーを助けたスライディングキャッチなど守備範囲はそこそこ広いのでこちらも我慢、平沢にとっては今江、西岡ロードに乗れるかどうかの大事な三年目ですので慎重かつ大胆にいきましょう。

ボルシンガーの緊急降板でスクランブル登板となった田中のイニング跨ぎを回避しての南は勘弁でしたが、点差が開いての西野、陳冠宇は久しぶりにまともな継投となりました。
超お久しぶりの西野はストレートこそ数字は出ていましたがキレは感じられずに棒球だったような、フォークを低めに投げられていたのが救いではあります。
こちらもお久しぶりの陳冠宇もインフレなZOZOマリン仕様のスピードガンで140キロ台後半をたたき出すも同じぐらいの数字の西野に比べればキレがあり、ただ珍しくも不満な態度を見せたコーナーのボールはストライクゾーンがどうのというよりは江村のキャッチングにも問題があったと思われ、密かな心配が広がります。
今のままでは万が一にでも田村の離脱があればチームとしてだけではなく投手陣の終わりをも意味しますので、井口監督の眼中に吉田はないようですが宗接なり柿沼なりもう少し視野を広げて第二捕手の底上げをしてもらいたく、もちろん江村にとってもチャンスではありますのできめ細かさを意識して頑張ってください。
そんなこんなでこの二人であるいは月曜日を乗り切るつもりか、とも思っていましたが中5日を発動するのか二木あたりを引っ張り上げるのか、失態続きの岡田をそのままにするなど何を考えているのかが読めない井口監督の次の手を憂いつつ、ど派手なサマースペシャルイベントデーの勝利の余韻に浸ります。



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◆7月7日(土) 千葉ロッテ−日本ハム14回戦(ロッテ7勝6敗1分、14時、ZOZOマリン、27,596人)
▽勝 ボルシンガー 13試合11勝1敗
▽敗 高梨 14試合5勝5敗
▽本塁打 アルシア8号(ボルシンガー)、井上14号(高梨)、平沢1号(高梨)

▽バッテリー
千葉ロッテ ボルシンガー、田中、南、西野、松永、陳冠宇—田村、江村
日本ハム 高梨、ロドリゲス—清水、石川亮

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