オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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前向きに考えられないこともない

2018-07-27 01:45:34 | 千葉ロッテ

現地はもちろんのこと日本全国のロッテファンの阿鼻叫喚、あるいは怒声が聞こえてきそうな、そんな酷すぎる逆転負けです。
内が上林にテラスランを打たれたときにベンチで二木が口を開けて呆然と、目が泳ぐような表情をしていたのがあまりに痛ましく、周りの選手も声をかけづらかったでしょう。
そもそもその気が無かったのか、足代をケチったのかは分かりませんが、岡田や西野らとともに二軍での再調整が必要に思える内と大谷で試合を落としたのですからある意味でベンチは本望でしょう、それにしても内はソフトバンクにどれだけサービスをする気なのか、かつての楽天を相手にした益田を思い出すぐらいに鷹に睨まれたカモメ状態です。
もっとも内は七月末にして昨年の50試合49イニングに迫る43試合44イニング、先日は2回42球を投げましたし、どうでもいい場面での登板もあり、ベンチの自業自得の感もあります。
もちろんプロなのですから気を使いすぎる起用もどうかとは思いますが、あっさりと反古にはしましたが小林コーチも「基本的には三連投は無し」とシーズン前に語っていたように取扱注意の選手であることは分かっているはず、プロ意識の高い井口監督がそんなことではダメとの意向を打ち出したことによるものであれば、その考えは分からないでもありません。
井口監督は配置転換を示唆したようですが、しかし現実を踏まえればまずは抹消をして半月程度の休養を兼ねた調整、状態が上がれば一軍で中継ぎ、メンタルも含めての回復が認められれば秋口ぐらいに守護神に戻す、といったシナリオがよいのではないかと、この段階で中継ぎに回すとさらに登板数が増えてまずい状況に拍車がかかるように思えます。
なかなか守護神の配置転換、二軍降格は決断できませんのでこの無様すぎる黒星を前向きに考えられなくもないと、そう思うためにも悔いを残さない決断をお願いします。
何にせよ4点リードを守れなかった内の不甲斐なさに第一義の責任があるのは明らかではあり、調整登板の感覚で何かを掴んで欲しかったのであろうベンチの期待を豪快に裏切ったわけでこの惨劇を予想できなかったのは自分も同じ、取らぬ狸の皮算用、「二木が復活ののろし」のタイトルで書き出した文章が以下のものですのでその甘さを笑ってやってください。

二木が久しぶりの勝利で復活ののろし、藤岡貴は6勝の壁を乗り越えられずにチームを去りましたが、二木はここから7勝超えを狙ってエンジン全開でいきましょう。
危惧をしたとおりに打線が石川を攻めきれずに五回まで零封をされるも六回に3四死球と乱れたところで4得点のプレゼント、キモになるその裏を2奪三振から三塁打を浴びるも藤岡裕改め藤岡が背後の打球にダイビングキャッチの超ファインプレーにも助けられて抑えたのが大きい、これで流れが決まりました。
さほどに数値は出ていませんでしたがストレートにキレがあってソフトバンクの各打者が差し込まれていましたし、そのストレートが走っていたことでフォークをくるくると空振って、それならばとフォークを意識すればストレートがズドンとは二木の真骨頂、柳田がいたとしても三振の数が増えただけだったのではないかと思います。
それだけに100球ちょっとで二死からのヒット一本での交代があまりに残念、最後まで投げるのは厳しかったかもしれませんがイニング途中での交代は先発としては面白くないとも聞きますので二木の上げ潮に水を差してしまったような、二回はともかく八回の無死一塁での強攻など締めの手を間違ったような気がしないでもありません。
攻撃面での六回は死球の直後に甘く入った初球を見逃さずに右中間にはじき返した井上がくすぶっていた打線に着火、前の打席でチャンスを潰していた福浦にも1987安打目となるタイムリーと一気呵成な攻撃で4安打3四死球の大爆発で二木の復活を後押しができたのは大阪での鬱憤を晴らすかのようでスッとしました。
岡の加入でライバルが増えた伊志嶺は好調な打撃を評価されてか二回の無死二塁でバントではなくヒッティングのサイン、には応えられませんでしたが次の打席ではヒット、2四死球も含めてマルチ出塁と生存競争が激化、井口監督が一番固定を明言した平沢もノーヒットながらも持ち味を発揮の2四球を選び、いい感じでこのまま競い合ってください、加藤もね。



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◆7月26日(木) ソフトバンク−千葉ロッテ12回戦(ソフトバンク6勝5敗1分、18時、ヤフオクドーム、37,598人)
▽勝 森 38試合1勝3敗17S
▽敗 大谷 35試合3敗
▽本塁打 上林15号(内)

▽バッテリー
千葉ロッテ 二木、松永、益田、内、大谷—田村
ソフトバンク 石川、五十嵐、高橋礼、二保、森—甲斐、高谷

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