サッカーにもワールドカップにも興味が無い自分であっても「西野シネ」「本田イラネ」といった世間の厳しい評価が聞こえていたものが、それがコロンビア戦に勝った途端に豪快な手のひら返しとなるのは世の常、それに苦言を呈するコメンテーターもいるようですがファンなどはそういうものです。
地上波でナイター中継が珍しくなかったころには酒場でテレビを見ながら「なんでこいつを出すんだよ」とくだを巻いていたおっちゃんが、その選手が打ったら「やると思ってたんだよ」「ほら、言っただろ」みたく、それも一つの野球の楽しみでもあり、またブログを始めたころに「酒場での与太話」のできる場を目指したい、と書いた記憶があります。
そんなこんなで日々、スナップを利かせた手のひら返しをしたいのですがなかなか嬉しい期待ハズレは多くはなく、ドミンゲスの連発に手首をクイックイッと準備をした方もいらっしゃいましたが残念ながらの現況、そして今はアジャ井上の覚醒に向けて多くのロッテファンが右手にするか左手にするかを悩んでいることでしょう。
ただ井上は開幕からほぼずっと出場をしていましたのでこと今季についてはフロックではなく積み重ねの結果ではないかと考えていますし、だから我慢をしてもっと使えばよかっただろ、とはこれまた与太話の一つではありますが、ここにきて加藤の不甲斐なさがあるにせよ平沢のスタメンも続いていますし、井口監督が石の上に座ったと思いたいです。
そして今日は石川vs古川と勝って当然の名前ではありますが梨田監督の退任で勢いが出たようにも見える楽天、そして威力のあるストレートに垂涎だった古川は昇り鷲の勢いでプロ初勝利からとんとん拍子で3勝1敗、防御率も2点台ですから舐めてかかれば痛い目に遭わされるでしょう。
こういう投手が出てくるのが羨ましい、ロッテであれば岩下が筆頭候補ですし150キロを投げられるようになった種市も大事に育てたい、とにかく使わなければ何も始まりません。