千葉では8連勝、菅野はロッテに3戦3敗と相性からすれば勝てる可能性はあったのですが、あっさりと粉砕されてしまいました。
涌井がお話にならない乱調、球数が多くボール先行でも帳尻を合わせてこその涌井はいつもどおりと言えばそうなのですが、ここぞでど真ん中に投げてしまえばどうにもなりません。
四回にして坂本は3安打猛打賞、陽岱鋼は2安打3打点、長野も2安打と同じ打者に打たれまくったので田村にも責が無いわけではないでしょうが、構えたところに投げられずに吸い寄せられるように打ちごろにいってしまえばリードのしようもないでしょう、さすがにヤバいです。
予報では試合が始まるぐらいから降り出して成立するかどうか、だったので普段よりも早く行ったのですがこんな拷問に遭うとは、これならば土砂降りになってくれる方がマシでした。
菅野がいわゆる菅野ではなく攻略の糸口はあっただけに、足は使ったものの序盤の大量失点でただ打つだけのようになってしまったのがもったいなかったです。
あるいは奇跡の交流戦優勝も、なんて夢を抱いてしまったのがいけなかったのか、5割に戻してリーグ戦に戻りたかったのですがイヤな流れになってきました。
雨の降り出しが遅くなったので怪しい感じもありますが明日のボル様にすがるしかないのか、ボルシンガーが投げる試合で5発の井上の離脱が響かないことを願います。
涌井が中盤から持ち直したので主力のお休みモードにはなりませんでしたが、それでも平沢にヒットが出て宗接はプロ初出場、初打席、またピッチングとしては昨年とあまり変わりが感じられずにやや落胆ですが今季初登板の成田が三者凡退に抑えたのを前向きに、ただあの球威であればもう少し低めにボールを集められないと厳しそう、しかしそれも経験です。
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◆6月15日(金) 千葉ロッテ−巨人1回戦(巨人1勝、18時15分、ZOZOマリン、24,130人)
▽勝 菅野 12試合7勝4敗
▽敗 涌井 12試合4勝5敗
▽本塁打 陽岱鋼2号(涌井)
▽バッテリー
千葉ロッテ 涌井、成田、阿部—田村、江村
巨人 菅野—小林