オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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リクエスト合戦を制する

2018-06-14 02:28:17 | 千葉ロッテ

 

苦労をするかと思っていたDeNA戦は東らのいない裏ローテかつラミレス監督が送り出すニュージェネレーションも2割前後の数字のままに大怪我をさせられることもなく、かつ難敵の筒香を抑えきっていることであっさりと勝ち越しを決めての5割復帰、交流戦もあと5試合ですので貯金を作ってリーグ戦に戻りたいです。
もっとも今日も楽天以外はパシフィックが勝ったことでリーグ内格差への影響はほぼ皆無、ロッテが勢いをつけてしまったヤクルトの躍進は意外でしたがいつもどおりの展開です。
そんな中で有吉が先発での2勝目は7回1失点で防御率も2点台、ボルシンガーや石川に勝るとも劣らない安定感、先発陣の不振という誤算からコマ、文句のつけようがありません。
その顔つきどおりの強気のピッチングは立ち上がりにファールで粘られるなど見た目よりもキレが無いのかと心配もしましたが、しかし走るストレートとチェンジアップの緩急にスライダーも低めに決まって中盤以降は危なげのないピッチングで、先発としての調整をしていないのに100球近くになっても140キロ台を維持できる馬力こそが有吉の持ち味でしょう。
当然に今後に壁にぶつかることもあるでしょうし昨年の活躍で二桁勝利が期待をされた酒居の現状からして不安もありますが、しかし酒居とは違って昨年は開幕からずっと一軍でそれなりに研究をされた上での今ですので目指すは同じく遅いプロ入りに下位指名、中継ぎから先発に転向して大輪の花を咲かせた攝津です。

七回のピンチは左打者だったので松永を投入するかと思いましたが有吉の続投、これは松永のためにも有吉のためにも正解でしょう。
そして得点差があったことで継投は益田と田中、ようやくに普通の継投をしてくれました。
数字ほどの安定感はありませんが益田は貫禄のピッチングで田中も然り、筒香はあのボールに手を出すようであれば調子は悪いのでしょう、もうあと一日だけ眠っていてください。

試合としては五回のリクエスト合戦に連勝したのが大きかったです。
あの位置で見ていてミスジャッジをした審判には辟易しますが荻野が生き残り、中村の死球はジャッジどおり、そして清田が低めに落ちていくボールを技ありでライト前に運んだ2点タイムリーでほぼ決まったかなと、だめ押しとなる5点目のタイムリーも鈍い当たりではありましたが逆らわずに効果的な打点でした。
どこかフォームと打球の方向が今江に似てきた中村の先制タイムリーツーベースはバリオスの出鼻をくじきましたし、その中村の打球を宮崎が送球ミスをしたことで波に乗りかけていたバリオスが明らかにカリカリしていたところで流れを引き寄せた角中の勝ち越しタイムリーと、久しぶりにクリーンアップで勝った試合です。
田村の打球を避けるのではなく痛手を抑えるように身構えたドミンゲスは勝ってみれば笑い話ですし、岡田の足の著しい衰えもベンチの決断には前向きと考えたいです。
あとはお願いですから大塚コーチ、今日も深追いで荻野との接触にはヒヤリとさせられましたので藤岡裕と周りの選手にしっかりと指導を、また打席での角中を見ていてください。



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DeNA

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千葉ロッテ

1 0 1 0 2 1 1 0 X 6 11 0

◆6月13日(水) 千葉ロッテ−DeNA2回戦(ロッテ2勝、18時15分、ZOZOマリン、22,601人)
▽勝 有吉 18試合2勝1敗
▽敗 バリオス 5試合2勝2敗
▽本塁打 佐野3号(有吉)

▽バッテリー
千葉ロッテ 有吉、益田、田中—田村
DeNA バリオス、武藤、国吉、砂田—高城、嶺井

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