オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

赤い濁流に押し流される

2018-06-02 01:43:31 | 千葉ロッテ

 

江村が投げ込んだ伊志嶺がサインをしたボールをキャッチした夢を見たので何かいいことがあるかと期待をしたのですが、何もいいことはありませんでした。
またしても他の先発陣からすれば垂涎の援護をもらいながらも涌井が持ち堪えられずの逆転負け、勝ち越されたのは大谷ですしだめ押しとも言える失点を喫したのは益田ですが、しかし両投手ともに数字ほどにボールがきていないのは分かっていましたから驚きも失望もさほどのことはなく、やはりエースの不甲斐なさが一番のショックです。
不運なヒットはありましたし3割打者がずらりと並ぶ広島打線を相手にしてのものですから多少は差し引くにしても、5回で126球も要しての9安打4失点では言い訳もできません。
ただやはり打つだけではなくファールで粘って甘いボールがくるのを待てる広島の各打者の力量を見せつけられたのも実際のところで、球団の力量差を見せつけられた気分です。
金が無いなら的確な編成力と猛練習で育成に力を入れている広島こそ倣うべきなのですが、そこにすら考えが至っていないのではないかと思ってしまいます。
それであれば他球団に及ばないまでも丸に4年12億でも提示をして、かつ福浦に「この背番号9を託す、千葉に帰ってきてくれ」と言ってもらうぐらいのことはできないのかと、ダメであってもその熱意ぐらいは見せて欲しい、小手先の営業政策を打ち出しても肝心のチームに魅力が無ければどうにもなりません。
そんなこんなでドミンゲスの併殺打で終わり、のところを田中の後逸でもらったチャンスに畳み掛けての逆転は見事でしたがそこだけ、の打線もあまりに弱く、しっかりと走っていればセーフになったかもしれない福浦の走塁が今のチームを象徴しているかのような、全体的にもっさりとしています。
頼みのドミンゲスも変化球攻めを意識してかポイントが後ろになってストレートに振り遅れるという悪循環に陥りつつあるようで、また戦略的には好調であればまだしも初回の無死一塁で藤岡裕にバントをさせず、序盤だから、が理由であれば1点もやらないとばかりに三回の前進守備が矛盾になりますし、結果的にその前進守備のおかげで傷口が広がったのですから笑うしかなく、また左が並ぶにしても松永のイニング跨ぎで阿部を使わない継投にも気が重くなります。
さらには古巣贔屓にも思える主審のジャッジに下手すぎる一塁塁審がさらに試合をつまらなくさせて、ビジョンで見る限りでは丸はアウト、福浦は見るまでもないもろアウトでした。

チケットも三塁側はソールドアウト、一塁側は空席あり、膨張色であるにしてもそのとおりのスタンド風景は外野も同じと寂しさが漂います。
シーズンクーポンは巨人、阪神は別枠で2試合しか予約できないのですが、今年からそこに広島が追加をされて、今にビジターが元気なのは広島が一番でしょう。
明日は高卒二年目の高橋昂、初顔の左腕に手もなくひねられてプロ初勝利を献上してしまうのか、勝つ!勝つ!勝つ!勝つ!を聞かないで済むよう願いたいものです。



一日一クリック応援をお願いします

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

広島

0 1 2 0 1 0 1 1 0 6 15 1

千葉ロッテ

0 0 0 4 0 0 0 0 0 4 9 0

◆6月1日(金) 千葉ロッテ−広島1回戦(広島1勝、18時15分、ZOZOマリン、26,926人)
▽勝 大瀬良 10試合8勝2敗
▽S 中崎 23試合15S
▽敗 大谷 17試合2敗
▽本塁打 松山4号(涌井)、丸6号(涌井)、會澤5号(益田)

▽バッテリー
千葉ロッテ 涌井、南、大谷、益田、松永—田村、江村
広島 大瀬良、ジャクソン、中崎—會澤

コメント (18)