オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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僕が決める

2018-06-18 01:49:58 | 千葉ロッテ

 

ぼけぼけの写真で申し訳ありません、サヨナラ勝ちの歓喜ではしゃぎまくる選手たちにピントを合わせるには撮影技術もカメラのスペックも足りていないので奇跡の一枚は生まれず、それであれば中途半端なものよりも躍動感があるものをチョイス、辛うじてどれが誰かが分かるレベルではありますが少しでも伝わればと思います。
敗色濃厚な試合を最後の最後でひっくり返しての交流戦の勝ち越し決定、かつリーグ戦再開前の5割復帰に向けてギリギリで踏み止まりました。
その最後の一打は平沢のサヨナラヒット、そのヒットはもちろん嬉しいのですがお立ち台での「僕が決める」の言葉がより嬉しい、こういう選手を育てなければなりません。
シチュエーションとしては四球でなければ自分で決めるしかないのですが「繋ぐ気持ちで」なんて優等生な発言をこれまで何度も聞かされてきましたから、なおさらです。
打線をてこ入れする、との井口監督の動きがこの平沢のスタメン起用だけだったのには肩すかしでしたが左腕の内海に対しての平沢に昨年までとの違いが感じられましたし、そこまで3タコであっても福浦や加藤ではなく平沢に任せたのはしっかり振っていたからか、そうなれば「若手にチャンスを」との言葉を信じたい、信じさせてください。
まだまだ急造の域を脱しませんがそこそこ外野手としての動きも板に付きつつありますし、ショート藤岡裕にこだわるのであれば本腰を入れてのコンバートを視野に入れたいです。

そんな終わりよければすべてよし、で片付けてはいけない試合はカミネロの独り相撲で白星をプレゼントされたようなものです。
数字だけを見ればなぜにマシソンではなくカミネロが守護神なのかが分かりませんが巨人には巨人の事情があるのでしょう、ロッテとしてはラッキーとしか言いようがありません。
力任せのストレートを角中にはじき返されてバントの構えの清田にはストレートの四球、そして鈴木のバントにはどたどたと鈍い動きで内野安打としてしまい、三木のゴロに飛びついて同点、そして平沢にサヨナラヒットを浴びるのですから守っていた巨人の野手たちはシラケた気分だったでしょう。
三木のゴロは本人も悔しがる素振りでしたが吉川尚に任せていればホーム封殺ができたかもしれず、もちろんタイミング的にはそれでもセーフくさかったですがカミネロが捕れば間違いなく1点を失うのですから吉川尚に委ねるのが正解だったような、これで流れが完全にロッテのものになりました。
巨人ベンチとしても邪道ではありますが一呼吸を置いて流れを変えるためにも鈴木の内野安打にダメモトでリクエストをする選択肢もあったはず、また平沢のところで次が江村でしたので守りやすくするためにも敬遠策は考えなかったのか、押し出しが怖かったのかもしれませんが自分だったら申告敬遠としたでしょう。
そういう意味では有吉の抹消が激しく不安ですが、宗接を残しておいたことが高橋監督の判断に微妙な影響を及ぼしたのかもしれません。
それはさておきストライクゾーンが彼我で違いすぎたのでは、と僻み根性もありますが、それにしても同じ攻めに対して同じように打ち取られる打線が惨めすぎます。
六回に円陣を組むようでは遅いですしセーフティーの構えで揺さぶるなどの搦め手からの攻めが欲しかった、真っ正面からぶつかるには力不足が目立ちます。

その起用を不安視していた酒居は、しかしベンチの見る目が正しかったことを裏付けるだけのピッチングで復活を印象づけてくれました。
いつにも増してZOZO仕様なスピードガンはMAX149キロを叩き出しましたが実質140キロ台前半から半ばのストレートをコンスタントに投げられたのが一番の収穫、カウントを悪くしても簡単には歩かせないところなども昨年終盤の酒居でしたし、これでリーグ戦に戻ってもこれぐらいのボールを投げられれば昨年超えも充分に狙えます。
ストレートが走るようになったことで自信が出てきたのでしょう、それが攻めの気持ちに繋がっているように思います。
そんなこんなでなぜにストレートが戻る投手と戻らない投手がいるのか、戻ってよかったで終わらせるのではなく、組織としてしっかりと分析をしてくれることを願ってやみません。

できれば酒居には七回まで投げて欲しかったですが100球近かったですし6連戦の最後ということもあり、大谷、益田、南のリレーです。
大谷は不運なヒットが続いてピンチを招くも老練な配球で切り抜け、また南も得点圏に走者を背負うも最後は力強いストレートでねじ伏せました。
かなりなブーイングを浴びましたがいずれも坂本との勝負を避けたことが結果的に成功で、先の巨人ベンチの動きと併せて今日はベンチの差も勝因の一つでしょう。
とは言いながらも細谷に代打三木、の采配はどうにも意図が掴めず、腹に落ちる理由があればご教示いただければ幸いです。
ちなみに写真集を持っている荻野目ちゃんは佐倉市出身の親善大使、All for CHIBA 佐倉市デーにちなんでの国歌独唱は、こぶしの利いた演歌調の君が代でした。



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◆6月17日(日) 千葉ロッテ−巨人3回戦(ロッテ2勝1敗、14時、ZOZOマリン、29,266人)
▽勝 南 25試合2勝1敗
▽敗 カミネロ 18試合1勝1敗10S

▽バッテリー
千葉ロッテ 酒居、大谷、益田、南—田村、江村
巨人 内海、澤村、マシソン、カミネロ—小林

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