オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
since 2007.4.16
写真など一切の転用、転載を禁止します

王者広島に逆転勝ち

2018-06-04 00:36:04 | 千葉ロッテ

 

初回に土肥が2失点したところ、五回に阿部が勝ち越されたところ、それぞれで一気に広島に持っていかれるかと思っていたのですが、今日は中継ぎ陣、打撃陣が頑張りました。
広島からすればまさかの敗戦、そして負け越しでしょう、連日の満員御礼も赤色に押され気味だったスタンドの、その左側から漏れるため息が全てを表しています。
土肥は登板前の言葉とは裏腹に攻めのピッチングができなかったのは田村の外中心のリードも影響をしたと思われ、逆方向のヒットが多かったので見透かされていたのでしょう。
ストレートはそこそこ走っているように見えましたが田村からすればきていないとの判断だったのか、それが伝染をしたかのように土肥も弱気と言いますかこれまでの大胆さが失われて「打たれたくない」オーラが逆目に出てのボール先行、テンポの悪いピッチングとなってしまいました。
それでも負けが付かなかったことを前向きに、これも経験、気持ちで負けてしまえばどうなるかを感じ取ってくれていれば意味のある75球になります。
その土肥の残したピンチを切り抜けた阿部はMAX147キロと球速が戻ってきたようで、制球が甘いところもありますがスライダー、フォークもそれで活きてきます。
それだけに藤岡裕の送球ミスで絶体絶命のピンチに野間を見逃しの三振に切って取ったところでの南への継投はどういう意図だったのか、四回のピンチは相当なプレッシャーだったでしょうから切り抜けてのイニング跨ぎは気持ち的に厳しくも続投をさせたのは五回、もしくは六回まで投げて欲しかったはず、降板の際の阿部の悔しげな表情が印象的でした。
そして流れとしてはジョーカー松永が八回を簡単に三者凡退としたのが大きく、右左に関係なく今後に八回を任せるのもよいかもしれません。
打線は要所で流れをせき止める得点が効果的でしたが、やはり一番は六回の井上のタイムリーでしょう。
無死三塁から犠牲フライも打てずに二死となったところでのセンター返しがチームを勇気づけたであろうことは想像に難くなく、下位打線で湿りっぱなしの鈴木、そして田村に長打を浴びるとは緒方監督も想定外、九里を引っ張りすぎたことを後悔しているのではないかと思います。
ドミンゲスを落として福浦を入れたのはストレートに力はありながらも変化球の多い九里を考えてのことであれば来週にどうなるかは分かりませんが、打率は低いながらも得点圏打率は3割を超えてチームトップ、リーグ8位の31打点を誇る井上をどう使っていくのか、ドミンゲスvs井上の今後から目が離せません。



一日一クリック応援をお願いします

  1 2 3 4 5 6 7 8 9

広島

2 0 0 1 2 0 0 0 0 5 11 0

千葉ロッテ

2 0 1 0 0 4 0 0 X 7 12 1

◆6月3日(日) 千葉ロッテ−広島3回戦(ロッテ2勝1敗、14時、ZOZOマリン、30,043人)
▽勝 南 21試合1勝
▽S 内 22試合1勝2敗10S
▽敗 九里 10試合1勝2敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 土肥、阿部、南、大谷、松永、内—田村
広島 九里、今村、ジャクソン—會澤

コメント (18)