オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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記録ずくめのボル様

2018-06-17 03:24:10 | 千葉ロッテ

スミイチでの完封勝利は園川以来の26年ぶり、外国人投手の7連勝はミンチーを抜いて球団新記録、記録ずくめの勝利でハーラーダービーのトップに並んだボルシンガーです。
初回は守備の乱れで、また二回は自らの四球で得点圏に走者を背負いましたがそこを切り抜けてからはとんとん拍子、適度に高めに抜けるストレートで目線を動かされた上に落差のあるナックルカーブ、コーナーに決まるスライダーとなれば対戦をすることが少ないセントラルの打者にはかなり厳しかったでしょう。
春先にあれだけ苦しんだ制球も打たせてとるスタイルには充分なところにまとまってきましたし、その春先からやたらと気遣いを見せていた田村との呼吸も万全、3タコでお立ち台に呼ばれるとはと恐縮の田村は捕手としての本分を考えれば妥当な選出、こうなったらベストバッテリー賞を狙いたいです。
涌井が沈んでイヤな雰囲気になりましたがリーグ戦までの5割復帰に徳俵、二軍でのピッチングを見ていないので数字だけでの判断では疑問でしかない明日の酒居がそれに続けるのか、田村にはベストナイン、ゴールデングラブ賞までをも手にするためにも復活のリードをお願いしたいです。
そんな捕手のリードよりも必要なのは打線の援護、今日もタイムリーが出ずに内野ゴロの間の1点しか取れませんでした。
その虎の子の1点もセンター左への打球にセカンドを陥れて、かつ前進守備の内野ゴロでホーム返球をためらわせるだけのスタートを切った荻野の足がもたらしたもので、本人が言うようにギャンブル的な要素が強かったプレーですし初回という特殊事情がなければ無理だったかもしれません。
前日の若手を使う、に続いて明日は大幅に打線を入れ替えることを示唆したらしい井口監督がどう動くのか、まさか伊東前監督のように左腕の内海に対して右打者をずらりと並べるわけでもないでしょう、ベテランにはベテランで福浦を使うのか、あっと驚く宗接の抜擢なのか、宗接は酒居と入れ替えで落ちそうですがサプライズを期待したいです。
それはさておき敵ながら田口も天晴れ、糸を引くようなストレートに低めを丹念に突くコントロールでロッテ打線をきりきり舞いに、同じぐらいの上背で高校のときよりもストレートの数字が落ちたところなどは似ていますので成田が弟子入りをするのも分かりますが、あのストレートの質感と制球力とはまだまだ雲泥の差、めげずに頑張れ。



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◆6月16日(土) 千葉ロッテ−巨人2回戦(1勝1敗、14時、ZOZOマリン、28,512人)
▽勝 ボルシンガー 10試合8勝1敗
▽敗 田口 12試合2勝4敗

▽バッテリー
千葉ロッテ ボルシンガー—田村
巨人 田口—小林、宇佐見

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