オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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好きだからこそ全力で倒す

2018-06-06 02:39:01 | 千葉ロッテ

石川はドラフトでロッテと巨人が入札で重複をしたときに「(中日と対戦する)セントラルには行きたくなかった」というぐらいの中日ファン、その石川が中日を相手に投げるのはどんな気持ちなのかは本人にしか分かりませんが、好きだからこそ全力で倒す、そんなピッチングを見せてくれました。
鮮やかな初回の先制の直後にいきなりの無死満塁のピンチは併殺打で最少失点に切り抜けたのが大きく、以降はストレートが走ってこそ、緩急を上手く使っての7回HQSです。
それにしては球数が多かったのでまだ一昨年の状態には戻りきっていないようにも思いますが、中日打線の拙攻は石川の状態が良かったからこその焦りもあったのでしょう。
その石川を継いだ八回は益田ですからベンチは相当にこのポジションに迷っているようで、ピシャリと抑えるタイプではないものの状態から言えば田中を推したいのですが今日は益田、そして内ともに三者凡退、ただ益田は30球も要しての四苦八苦ですからこれで決まりとはなかなかいかないのではないかと、悩みは続きそうです。
打線は初回の先制以降も毎回のように得点圏に走者を進めながらもあと一本が出ないいつもの構図、そこから久しぶりの中村の一発があまりに効果的でした。
3割は維持しながらも井口監督は長打も期待をしていますので、ツボにはまったときの飛距離を見せられたのはよかった、オールスター前までに二桁に乗せましょう。
その中村で終わらずにそこから畳み掛ける4連打の十八番は併殺で締めくくるおまけ付き、しかしこの1点がもしかしたらこの試合で一番に重いものだったかもしれません。
それにしても岡田はヒットはおろかまともにバットに当たる気配すらないのが寂しい、まだまだ秀でてはいるものの衰えも見え始めた守備、走塁を考えるとスーパーサブが岡田である必要はあるのか、伊志嶺や細谷ではダメなのか、ここにきてまた存在感が薄れつつあるドミンゲスとともにベンチ枠を使い切れていない気がする今日この頃です。



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◆6月5日(火) 中日−千葉ロッテ1回戦(ロッテ1勝、18時、ナゴヤドーム、24,922人)
▽勝 石川 10試合6勝3敗
▽S 内 23試合1勝2敗11S
▽敗 又吉 9試合1勝2敗
▽本塁打 中村3号(又吉)

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、益田、内—田村
中日 マルティネス、又吉、祖父江、木下雄、藤嶋—松井雅、大野奨

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