今季初の二軍戦の観戦は親子ゲーム、ZOZOマリンでの開催になりますので姿は見かけませんでしたが井口監督はどこかにいたはず、そうなれば一軍でなかなか打席に立つことがない平沢や三木、昇格候補の中堅どころがスタメンに名を連ねるのは仕方のないところで、それでも普段に見ることが少ない選手の出番が少なかったのが残念ではあります。
試合前の練習は一軍と同じ動きなのは当然と言えば当然ですがやや声が小さかったのと動きももう一つだったような、若さをアピールして欲しかったのが正直なところです。
その練習後は諸積コーチを中心にミーティングでこういった積み重ねが大事ですので、継続は力なり、続けられなかった選手が淘汰されると覚悟をしてやっていってもらいましょう。
そんな御前試合はまずは投手、あるいは井口監督が一番に見たかったのかもしれない佐々木が5回零封でしたが、残念ながら内容はイマイチでした。
力でねじ伏せるタイプではないにしてもZOZO仕様での140キロ前後のストレートはあまりに力不足、二軍は抑えられても内田に二本打たれるなど一軍レベルではこれでは厳しい、フォームをいじったのか腕の出方が担ぎ投げとまではいかずともスムーズさに欠いたそれは本人が投げやすければいいのですが、しかしボールが走っているようには見えません。
風の手助けもあってかスライダーが異様に曲がり、またシンカーやフォークもまずまずなだけにストレートが惜しい、今日ぐらいの相手であれば上から目線であって欲しかったです。
六回からは安江、高野、大谷、東條の完封リレー、ただこれまたグッとくる投手はいませんでした。
安江は石垣島のときほどに悪くはありませんでしたがこれといった特徴も感じられず、高野はストレートに力はありましたが相変わらずにチキンなのか簡単に二死をとりながらも走者を出すとボールが散らばり、逆に大谷はテクニックはさすがですが重さの戻らないストレートが寂しい、東條のボールが一番に一軍に近いように感じましたが落ち着きがありません。
大谷の老練さに高野のストレートがあれば完璧なのですが無い物ねだりなのか、今日はボールボーイだった岩下、成田、種市、島をビシバシ鍛えるしかなさそうです。
一方の打線は御前試合モードでこの顔ぶれ、一軍でも展開によってはありそうなオーダーです。
しかし六回途中までノーヒットと尻がもぞもぞとする貧打にガッカリ、100球を超えても140キロ台後半のストレートをびしばし投げ込む古川はコントロール、変化球はもう一つながらもそのストレートが威力抜群なだけに高めのボールは振っても当たらず、ボール気味の緩いボールにタイミングが合わずと、やりたいピッチングにやられまくりました。
この一試合だけでは何とも言えませんが、全体的に振りが鈍かったように感じられました。
吉田などが顕著でしたが自分の土俵に引き寄せるのではなくボールを追いかけてしまうようなスイングで、結果を意識しすぎているのか、そこに魅力はありません。
安田はそれでも振っていましたがやや無茶振りのような、それでも今は思い切って振ることこそが大事ですので率が下がってもベンチにはフル出場を維持し続けてもらいたいです。
残念すぎたのがドミンゲスで数字はそこそこなのでちょっとだけ、ほんのちょっとだけ期待をしていたのですが、石垣島と何も変わっていませんでした。
顔はレフトスタンドで打球はファーストにどん詰まり、NPBの配球がまだ分かっていないのか、振ったところにボールがくれば強い打球は飛びますが、ただそれだけです。
平沢と加藤の長打で虎の子の1点をもぎ取りましたが、その加藤が二軍降格後初戦の初打席で死球退場、翌日に欠場で心配をしていたのですが元気にプレーをしていたこと、春季キャンプの打ち上げ後に消息不明だった伊志嶺が先日に姿を見せてからまずまずやれていること、が今日の一番の収穫かもしれません。
その今日に一番に楽しみにしていたのは和田でしたが、途中から入って最終回の一打席だけでした。
振りが鈍いとは言いましたがこの和田だけは例外中の例外、これでもかと振り切るスイングは魅力的に過ぎてよだれが止まりません。
ただ振ればいいわけではありませんが当てにいくそれに比べれば万倍マシ、ワギータなどとマスコミに命名されましたが、その豪快さとフォロスルーは確かに似ています。
ただ柳田は鋭いスイングとパワーで天まで届けと振り抜いているのですが、和田はパワーと言うよりは体のしなりで打球に力を乗せているように思えます。
まだ線が細いので筋肉と重さがついてくればまた変わってくるかもしれませんが、その振り切る基本だけは変わらずにいてもらいたいです。
親子ゲームのお楽しみ、今日の収穫は成田と岩下です。
今季初なのでおそらくルーキーだろう、安田と和田なら安田がA列、和田がB列になるはず、と狙いすまして石垣島でもらい損ねた和田にリトライとB列に並びました。
しかし案に相違してボールボーイの最後のお仕事、島と種市がA列、和田と岩下がB列、ともに石垣島でもらいましたのでこちらは陳列用で玄関に飾ることにします。
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◆4月10日(火) 千葉ロッテ−楽天1回戦(ロッテ1勝、10時59分、ZOZOマリン、1,082人)
▽勝 高野 6試合2勝
▽S 東條 5試合1敗3S
▽敗 古川 2試合1敗
▽バッテリー
千葉ロッテ 佐々木、安江、高野、大谷、東條—吉田、宗接
楽天 古川、久保—山下
それに比べてロッテの投手陣に魅力無しとは寂しい限り。
和田にもっと出場機会を与えてほしいですね。
シュート回転の矯正か、肩を壊したかのどちらかではないかと推測します。
矯正であればもとに戻したほうがよいと個人的に思いますが、肩の故障であれば担ぎ投げは致し方ないかな、と。
ロッテな投手へまっしぐらですね、心配です。
俺の千隼…ダメですね。
野村さんの言う事を聞いて、ウチのコーチは聞き流していいと思いますよ。
一応、石垣島のブルペンでそのコーチングを拝聴しましたけど。
のけぞりました
2時間ちょいの高校野球ペースは好きですが
内容が悲しい試合でした
ピッチングとしては佐々木より上でしたね、古川。
高卒4年目ですので飛躍のシーズンになるのではないかと、今江の補償で獲っておきたかったぐらいです。
和田は安田とともに使い続けて欲しい、三年後のクリーンアップを育てましょう。
>パンテーラさん
担ぎ投げは言い過ぎかもしれませんが、少なくともスムーズな腕の振りには見えませんでした。
本人がそれでよいと考えているのであれば構いませんが、ボールはきていなかったですしね。
>ひふみんAiさん
臨時コーチに呼びましょうか、野村さん。
今年の石垣島に来ていましたか、自分は石井一とか斉藤とかしか見かけず、残念。
>あきちゃんさん
早かったですね、五回を一時間ちょっと、二時間かからないかと思ったぐらいです。
そっか、安田、佐々木、平沢、伊志嶺とドラ1が4人ですね、まあ安田と平沢は高卒ですので順調にスタメンと言えなくもないですが、佐々木と伊志嶺は・・・
コーチングを拝聴していたのは、ウチのコーチの方で(変に丁寧語にすべきではありませんでしたね。)。
コーチの側にも、もちろん伝えたい事柄があるのでしょうが。伝え方がハタから見ていて「わかりずらくね?」「イメージ捉えにくくね?」みたいなカンジでしたし。実際、千隼は伸び悩んでしまっていますし…。
なかなか、上手くいきませんね。
佐々木の取扱説明を聞いていたのかしら。
神経質そうな感じもある佐々木ですので、難しそうだなぁ。