どうやら好天が続いていた石垣島キャンプも、ついに今日は雨に見舞われてしまったようです。
明日の休日を前に選手としてはいい骨休みかもしれず、第三クールに向けて英気を養ってもらいたいものです。
甲斐まり恵が5キロのチョコ持参しロッテ激励 (2/8 スポーツ報知)
テレビ朝日系「やじうまワイド」でお天気キャスターを務めている甲斐まり恵(28)が8日、ロッテのキャンプ地・石垣島を激励に訪れた。
甲斐は6日早いバレンタインデーの贈り物として、重さ5キロのチョコを持参。
バレンタイン監督、西岡に手渡した。
この日は、キャンプに入ってから初めての大雨だったが、甲斐は「マリーンズを応援しているので、優勝してほしい」と声援を送った。
甲斐まり恵なるお天気キャスターは初めて聞く名前なのですが、バレンタインのチョコレートを持参にキャンプ訪問をしたようです。
バレンタインと言えば今まではロッテのCMに出ているタレントが、最近では小倉優子などが営業で訪れるのが恒例でしたが、この甲斐嬢にはそういった繋がりは思い浮かばず、本当にロッテファンなのかもしれません。
もしそうであれば時代は変わったものだと、年寄りのファンとしては感慨にふけってしまうような大事件です。
昨日もちょこっと書きましたが、坪井がシート打撃で好投をしたようです。
これで先発陣に殴り込みとは早計に過ぎますが、若い選手は早い時期からのアピールが必要ですから、坪井としてはまずまずのスタートを切ったと言ってよいでしょう。
坪井2本折りデビュー (2/8 スポーツ報知)
ロッテのドラフト4位・坪井俊樹投手(22)が、先発ローテ入りへ名乗りを上げた。
シート打撃に初登板。
打者のべ7人に47球を投げ、被安打1。
バットを2本折るなど、球威もアピールした。
筑波大出身のインテリ左腕が、初のテストで満点を得た。
キャンプ前に、パの主力打者を収録したDVDを入手。
これを右打者、左打者に分け、さらに長距離砲、短距離打者の4つに分類した。
「こう分けるのが、大学時代からの方針だった」
自己最速は144キロながら高い分析力でカーブ、チェンジアップを見せ球にして内角を攻めた。
渡辺正、田中雅のバットを折ると、外野にも2本しか飛ばさせない。
予習の成果を存分に発揮した。
ロッテの計算できる先発左腕は成瀬だけ。
バレンタイン監督は「紅白戦でも投げる機会はある。今後を見て決めたい」と起用法の明言を避けたが、坪井は「どこでも投げるけど、自分の中では先発で」とローテーションの一角に食い込むつもりだ。
どうやら主力を相手にしたわけではないようですが、それでも坪井としては満足のいくピッチングであったと思います。
頭でっかちになられるのも困りますが、自分で研究をするという姿勢はきっと成長の助けになるでしょうし、筑波大というイメージも相手打者を疑心暗鬼にさせるには充分なアイテムですから、そこを上手く利用をして逆手にとるなど、頭脳派投手という立ち位置で頑張ってもらいたいものです。
逆に同じルーキー左腕の木村は甘いボールを痛打されたとのことですが、コントロールの重要性を身をもって体験することは重要なことですから悪い話ではありません。
若い投手が競い合ってこそレベルアップをしていきますので、香月も含めてフレッシュな話題がどんどんと続いて届くことを心待ちにしています。
また入団発表と同じく出遅れ感のある私の一押しルーキーのスマイル上野ですが、きっと第三クールで満面の笑顔を見せてくれることでしょう。
井口 左へ右へ貫禄の猛打ショー (2/8 スポーツニッポン)
ロッテ・井口が貫禄の猛打ショーだ。
今キャンプ初のアウトカウント、走者を想定してのケース打撃。
初打席の初球、ドラフト6位・香月の外角直球をライナーで右前に運んだ。
5年ぶりの日本球界復帰を祝う“初安打”は井口らしい右方向への痛烈な当たり。
1死三塁を想定した場面だったため初打点のおまけ付きだった。
「バットに当てるのに精いっぱいでしたよ。でも久しぶりに投手相手に打った割には、いい感じでした。とりあえず芯に当たったんでね。最初にしては上出来です」
謙そん気味に振り返るが、打席では余裕しゃくしゃく。
左腕・根本からも左へ右へとコースに逆らわず3方向に快音を響かせ、格の違いを見せつけた。
投手の仕上がりの方が早いキャンプ序盤。
各打者が久々の生きた球に苦戦する中、計10打数5安打と元メジャーリーガーの力を見せつけた。
早くも結果を出したニューリーダーに、バレンタイン監督は「ダイエー時代に見た、自分が覚えている通りの姿をそのまま見せてくれた」とご満悦。
西武・千原スコアラーも「さすが。見下ろす感じで余裕が感じられる」と警戒を強めた。
順調な調整ぶりを示しても、おごりはない。
連日午前6時に起床し朝食会場へ一番乗り。
アーリーワークも欠かさず、夜は各球団の主力投手のビデオ研究を続ける。
「余裕あるように見せているだけ。あとは連係プレーですかね」。
どん欲な姿勢も、また頼もしい。
記事中にもあるとおり、この時期はどうしても投手の仕上がりの方が早いので投手の話題が多いのは仕方がないところではあるのですが、それでも野手では井口と西岡、それに橋本ぐらいしか名前が伝わってこないのは寂しいところです。
金澤、細谷、神戸あたりの名前が紙面を賑わすようでなければ困るのが今シーズンですから、若手の奮起に期待をしたいところです。
そんな中で井口は始動が早かったこともあってか調子は上々のようで、まずは一安心というところでしょうか。
メジャーとは開幕の時期が違うためにピークの合わせどころに心配はあるものの、トリプル3はさておき、ズレータの二の舞だけは避けてくれそうです。
アーリーワークに参加者殺到というニュースが届かないのが気がかりと言いますか、チームメイトの評判や評価がどうなのかが気にはなりますが、あとは「井口には負けない!」みたいな根元の頑張りぶりが伝わってくれば言うことはない、そんな感じです。
その他ではサブローや早川、福浦あたりは徐々に調子を上げてくれれば問題はないですし、昨年のように早々に帰京なんて愚挙をしなければ普通にやってくれるでしょう。
あとは来日時の画伯や新妻の話題以降はランビンの守備ぐらいしか聞こえてこない両新外国人選手が、そろそろ爆発をしてくれることを期待したいところです。
そうこうしているうちにオープン戦まであと3週間、球春はすぐそこです。