オリオン村(跡地)

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昨年の轍は踏まない

2009-02-27 20:02:16 | 千葉ロッテ
前日に続いて2日連続の練習試合、対戦相手は楽天だと思い込んでいましたが実は日本ハムでした。
昨年は服部が大口を叩いて中田に返り討ちにされてしまいましたが、今年はそれを振り払うかのような試合ぶりでした。

西岡が先頭弾を放ち、井口が2安打、福浦の連続試合ヒットも継続をしましたし、13安打ですから昨日の鬱憤をはね返してくれました。
投手陣もまずまずの結果を残し、昨年とは違って今年は順調な感じがします。
好天に恵まれたキャンプだったことも大きいですし、何より昨年の轍を踏まないような選手起用が大きいと思います。

昨年は投手はオープン戦の後半になっても5回を投げきる投手がいたかどうかを覚えていないぐらいに細切れの起用でしたし、野手は早々に主力を帰京させてしまいました。
投手に関してはYFKの解体でいろいろな投手を試したいとの意向があったことは理解をしていますが、それにしても野手とともに開幕にむけて準備不足であったことは否めず、開幕ダッシュは無理であろうと予想をした通りの結果となってしまったことはロッテファンの悲しい運命です。
その反省からか今年は紅白戦から主力選手を実戦に起用をしていますし、この時期に小野や清水に3~4回を投げさせているのはペースが早すぎではないかと、例年より遅い開幕を考えて逆に心配になるぐらいです。
バレンタイン監督としては今年が最終年ということで選手を試すという必要性を感じていないだけという気がしないこともないのですが、何にしても早く戦闘態勢に入れることは悪い話ではありませんので、適度に休ませながらも主力を中心とした実戦をこなしていけば、意外にも今年は開幕ダッシュを期待できるかもしれません。

そうなると控え選手は数少ない出番を確実にものにしなければなりませんが、渡辺正が失策で投手の足を引っぱってしまったのには頭が痛くなります。
渡辺正などは守ってなんぼの選手であり、ただでさえ井口の加入で根元すら控えに回されるという内野陣の状況を考えれば、こういったミスは致命的です。
本人もその自覚はあるでしょうし、ミスをしたくてしているわけでもないのでしょうが、とにかく派手さよりも堅実なプレーが求められることを忘れないでもらいたいです。
佐藤兼伊知ぐらいにはなってくれると期待をしていますので、こんなところで挫折をしてもらっては困ります。

ところで明日からオープン戦が始まりますが、初戦の対戦相手は楽天となります。
どうやら野村監督が試合前に相手チームへの挨拶をする選手にぼやいているようですが、明日は西岡がコーンロウ、ずっとコーンローだと思っていたのですが、この頭を引っさげて挨拶にいってくれると思いますので、どんな反応を示すかが楽しみです。
自分のところにはこないとも言っていたようですから、きてくれた喜びと、気に入らない頭を見て複雑な表情になるような気がします。
笑いをかみ殺しながらも強面で対する、そんな野村監督の明日のコメントに注目です。

 

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