キャンプも第二クールにして実戦形式のシート打撃が始まったようで、昨年に比べて天気に恵まれていることもあってか順調にスケジュールを消化できているようです。
橋本が大嶺から3安打と聞いて、橋本の好調さに喜びながらも大嶺が心配になるなど、味方同士の練習は紅白戦なども含めて悲喜こもごもと言いますか、喜んでいいのか悲しむべきなのかが分からなくなったりします。
ルーキー左腕の木村と坪井の投球が明暗を分けたとのニュースにも、じゃあ打者は誰だったのかと気になって仕方がありません。
そんな中で、年中行事と言ってもいいような大塚の故障の話題が到着しました。
まあ通過儀礼と思えば気にもなりませんし、それが大塚ですからビクともしないのがロッテファンだったりします。
また腰が…ロッテ大塚が2年続けてリタイア (2/7 スポーツニッポン)
沖縄・石垣島キャンプ中のロッテ・大塚明外野手(33)が7日、腰痛を訴えて選手宿舎で静養した。
6日の打撃練習中に痛めたもので、菊地チーフトレーナーは「2、3日様子を見ないと。今の状態では飛行機にも乗せられない」と説明。
近日中にも2軍調整となる可能性が出てきた。
大塚は昨年の石垣島キャンプ中にも腰痛を訴えて、2軍キャンプ地の鹿児島・薩摩川内に移動してリハビリするなど、腰に慢性的な不安を抱えている。
また、上半身に強い張りを訴えている昨季開幕投手の小林宏之投手(30)は2日連続ノースロー調整。
8日からブルペン投球を再開する予定だ。
無事に一年を過ごしてくれることに越したことはないのですが、それを望むのは大塚のこれまでの故障の歴史が許してくれそうにありません。
それであればペナントレースに影響がでない時期に済ませてもらった方がよいと、そう前向きに考えています。
昨年もキャンプ序盤の故障であったために影響は小さく、大塚としては異例とも言えるような万全のシーズンであったことを前例と捉え、今年も吉兆が訪れたと思うことにします。
大塚としてもこれで焦るようなプロ野球人生を送ってきてはいないでしょうし、幸か不幸か多少の出遅れで居場所がなくなるようなチーム事情でもありませんので、じっくりと治してから練習に復帰してくれればと思います。
それよりも気になるのが小林宏の上体の張りで、これは下半身を鍛えることで上下のバランスが微妙にずれたことによるものではいかと、そんな見方をしています。
もしそうであれば下半身の強化が順調に進んでいることの裏返しですので好意的に受け止めたいですし、バランスの調整は1ヶ月もあれば何とかなるでしょう。
そこは経験豊富な小林宏だけにあまり心配はしていませんが、昨年が不調だっただけに泰然自若とはしていられない心持ちだけが不安材料でしょう。
小林宏の人生にとっては非常に重要な1年となる2009年が、輝かしいシーズンとなることを願っています。