オリオン村(跡地)

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今度はIT革命ですか

2009-02-12 14:41:51 | 千葉ロッテ

 

何やらチーム内で命名が流行っているのか、「トリプルYU」に続いて今度は西岡が自らと井口とのコンビ名を「IT革命」と名付けたようです。
オフのテレビ番組でおバカキャラを炸裂させた西岡がITの意味を理解しているかどうかはさておき、アライバに対抗したイグニシよりは聞こえはいい感じです。

ロッテ「IT革命」井口&剛が旋風起こす (2/12 日刊スポーツ)

ロッテが「IT革命」を起こした?
11日、石垣市中央運動公園で行われた紅白戦で、7回に1番西岡剛内野手(24)が左中間へ1号ソロを放つと、なおも1死一、三塁から5番に座った井口資仁内野手(34)が右翼ポール際へ3ランをたたき込んだ。
追い込まれてから外角直球を逆方向にとらえる井口らしい打撃で、2日連続本塁打をマークした。
初の実戦でいきなり飛び出したアベック砲に、西岡が自らアドリブの効いたコンビ名をつけた。
「井口さんのIと剛のTでIT砲はどう? 守備だけじゃないところを見せられて良かった。2人でIT革命を起こします! 」と旋風を約束した。
井口も「IT革命? (コンビ名は)剛に任せます。どんどん盛り上げていって、そろってゴールデングラブ賞とベストナインを取れたらいいですね」とまんざらでもない表情。
西岡はWBC日本代表から落選したことを発奮材料にして、今年は別人のような練習量をこなしている。
キャンプ中は毎朝6時50分に起きて砂浜ウオーキングから始まり、全体練習後も夕方6時近くまで居残り特打を行っている。
もともと天才肌の男が、一から鍛え直したことでスイングも力強さを増した。
打線のカギを握る2人の活躍にバレンタイン監督も「見たいものをすべて見られた。IT革命? 他の革命や改革よりいいんじゃないかな」とご機嫌だった。

井口が連日のアーチを放って大砲への期待感が高まるのは嬉しい限りですが、かと言って「IT砲」となると西岡が大振りをしそうですから、やはりここは「IT革命」に留めるのがシーズン200本安打を目指す西岡にとってはよいように思います。
ずいぶんと今年は練習量を積んでいるようですし、天才が努力をしたらどのぐらいの結果を残してくれるのかと、今からかなりのわくわく感があります。
こうなると西岡の最大の弱点である首を中心とした故障がないことを、心からそれだけを願うばかりです。

ところで最後のバレンタイン監督のコメント、これはどう考えても「球団の改革」を口にした瀬戸山球団社長への皮肉としか思えず、相変わらずだなと思わざるを得ません。
キャンプを訪れた黒木は監督問題での質問に閉口していたようですし、それを見ている選手たちも大変だろうなと心配になってしまいます。
さらには牛島や初芝が登場した日にはどうなることやらと、ファンとしても気苦労が絶えません。

その西岡と井口がホームランを放った紅白戦ですが、若手投手陣が頑張ったようです。
大嶺と唐川のローテーション入りを目指す両右腕に、ルーキーの木村、上野、坪井、香月がいずれも無失点と好投を見せました。
四死球があったかどうかが分からないのと、投手有利のこの時期ではあるのですが、それでも初の実戦でこれだけの結果を残せれば合格と言ってよいでしょう。
大嶺、唐川とも2回を1安打無失点、奪三振では大嶺が3で唐川が1と差があるようにも見えますが、唐川が主力の白組を相手に投げていることを考えれば互角と見てよく、若きスター候補の競い合いはまだ始まったばかりです。
一方で報道は大嶺と唐川に集中をしていたためにルーキーのピッチング内容が伝わってこないのが寂しいのですが、出遅れ感のあったスマイル上野もきっちりとデビューを飾ったことは私にとっては非常に喜ばしく、本人にも自信になったと思います。
一人だけ滅多打ちにされた根本も木村と坪井には負けていられないとネジを巻くでしょうし、今後も若手の競争による投手力の底上げに期待をしたいです。

野手では白組のオーダーが現時点でのレギュラー候補と考えてよいのでしょう。
まだ実戦は無理なのか今江が欠場をしているのが心配ですが、ここに今江が入れば開幕スタメンはこんな感じになるのではないかと思います。
井口に負けるものかと4安打の根元の踏ん張りに期待をしたいところですが、今の井口の調子ですとやはりレギュラーは厳しそうです。
またDHはベニーを含めた外国人野手3人と橋本と里崎のスタメンマスクから外れたどちらかが入ることになるのでしょうし、名前だけ見ればかなり強力に思えます。
紅白戦の初戦に4番を任された大松にはシーズンでも4番の期待がされているのでしょうから、その大松がきっちりと4番の任を果たせれば面白い打線になるでしょう。
外国人選手の守備力を考えれば大松がレフトをきっちりと守ってくれることがベストな布陣を敷くための条件になりますので、打撃だけではなく守備でも頑張ってもらいたいです。

南がキャンプ合流 (2/12 スポーツ報知)

ロッテの南竜介外野手(27)が12日、1軍の沖縄・石垣島キャンプに合流した。
9月上旬に左手中指伸筋支帯の縫合手術を受けた影響で2軍スタートだったが、急性腰痛で離脱した大塚明外野手と入れ替わった。
昨季21試合に出場し、今季プロ10年目の節目の年を迎える強肩男は「ここまで順調に来ている。年齢も年齢だし、すぐにアピールしたい」と意気込んでいた。

そうは言っても急に大松が守備の名手になるわけもなく、やはり守備固めとしての大塚の役割は非常に大きなものがあります。
その大塚が故障で2軍での調整となった代わりに、南が1軍に合流をしました。
昨年は課題の打撃に向上の兆しを見せながらも後半戦は怪我などもあってか2軍暮らしが続いた南ですから、今年に賭ける気持ちは強いものがあるでしょう。
右の外野手としては竹原との1軍争いになると思われますので、打撃の竹原を蹴落とすためには自慢の強肩に守備範囲の広さを加えてアピールをするしかありません。
実は竹原よりも若い南ですから、守備力を前面に出しつつ密やかにバットでも貢献をする、そんなシーズンになってくれればと思います。

 

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