オリオン村(跡地)

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いい感じの成瀬

2009-02-07 00:38:19 | 千葉ロッテ

 

先日も球威よりコントロールと発言をして期待をさせてくれた成瀬ですが、順調な仕上がりを見せているようです。
大嶺や唐川など若手が「トリプルYU」ともてはやされる中で、老成している雰囲気を醸し出しながらも実はまだ24歳、木村と同い年の成瀬の反攻が始まります。

ロッテ・成瀬、生命線の直球に復活の気配! (2/6 サンケイスポーツ)

成瀬が生命線の右打者への内角直球に、復活の気配を漂わせた。
ブルペンで早川に対し、正確な制球を続けた。
昨季痛打される要因となった、体が開いてシュート回転する球もなく「自分でもびっくりした」という仕上がりの良さだ。
自主トレで体重を絞り、昨年の同じ時期より6キロも軽い。
下半身に粘りと切れが戻り、軸足のためも十分。
それが今の球筋につながっているという。
一昨年の16勝から昨季は勝ち星が半減。
真価が問われる今季に「よく動けているので」と手応えを感じていた。

頬がこけているように見えるのは写りの加減なのでしょうが、記事にもあるように昨年が今ひとつであった原因の1つと言われているウェイトオーバーによる体のキレの無さが解消されているようで、走り込みによる下半身の安定とともに、一昨年の好調さを取り戻すためのアイテムが揃いつつあります。
今の主力投手がいるうちでなければ開幕投手となっても意味がないとの発言をするなど意識の持ち方にも変化が出てきているようで、何やら大人の自覚のようなものを感じます。
もしかするとプライベートで頑張らなければと思うような出来事があったのかもしれませんが、とにかく成瀬がしっかりとしないことには2010年以降の投手陣のイメージが出来上がってきませんので、充実したシーズンを送ってくれることを願っています。

 

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10 コメント

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成瀬に超期待! (伊予カモメ)
2009-02-07 02:40:54
成瀬のこの記事を見て、これはオリオンさんがブログに書くだろうなぁと思っておりました(笑)
去年と比べると明らかに顔がスッキリしていますねー。
成瀬がマウンド上で首を傾げる仕草が個人的に大嫌いなので、今季はとにかく快投の連続をお願いしたいですね!目指すは大きく20勝!
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Unknown (カズワン)
2009-02-07 07:54:08
成瀬君にはちょー期待ですよね。
軽く10勝、そんな感じでよいですので、安定した活躍をしてほしいです。それにしてもプロ野球選手の肘はとてもやわらかいのでしょうね。ちょっと前に元ヤクルトの伊藤投手のYouTubeの映像を見ましたが、肘関節がはずれてるんじゃないかと思うほどの投げっぷりを見ました。逆に言うと伊藤投手はちょっとあれでは怪我をしそうだ、と感じましたが。
成瀬君はいくらなんでも怪我をしそうとまでは思いませんし、掲載された写真はブレも手伝ってと思いますが、非常に柔らかい肘だと思います。

あれ、まさか現地にいかれてらっしゃるわけではないですよね。
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いいですね! (JF)
2009-02-07 08:55:56
今年の成瀬はあまり大きな記事では取り上げられていませんが、逆にそれが本人にとってはいいかもしれませんね。昨年の不調の原因を自分なりに分析して消化できているようなので安心しました。もともとクレバーな投手だと思いますので、今年はやってくれるでしょう。期待してます!

>もしかするとプライベートで頑張らなければと思うような出来事があったのかもしれませんが
おぉ、これは私は全く思い付きませんでした(笑)。実際どうなのかはわかりませんが、意識を変えるきっかけは何でもいいと思います。
それにしても、24歳とは思えないくらい落ち着いた雰囲気がありますね。頼もしいです。
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Unknown (YUKI)
2009-02-07 09:37:38
次期エースに最も近い存在ですよね

唐川大嶺などなど…数年後を考えただけでワクワクしてしまいます

投手王国を作って欲しいですね!
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Unknown (キャラメル)
2009-02-07 12:10:17
成瀬は余裕で2ケタ勝てるピッチャーだと思っています。

16勝した時のように、構えたミットにズバッっと決まる制球力を期待したいです。
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Unknown (やはり・・・)
2009-02-07 16:00:28
昨年の成瀬は太りすぎだったということなんですね。
いずれにしても、現在ロッテで期待されている若手投手達がそろって活躍してしまったら・・・と想像しただけでも、よだれが出そうになります。
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お返事 (オリオン)
2009-02-07 23:20:13
>伊予カモメさん
分かりやすいですよね、私(笑)
自分では軸がぶれていないからこそだと思っているのですが、水戸黄門のようなブログでありたいとも思っています。

成瀬に限らず打者に弱みを見せる仕草をマウンド上でやるべきではないと常々主張をしている私ですので、とにかく自信を持った素振りが自然とできるようになることはいいことだと思います。
また不調であってもハッタリでもいいので自然に振る舞える性根を養ってくれれば、もう言うことはありません。

>カズワンさん
残念ながら船橋でくすぶっています。
来春こそは貯まったANAマイルを使ってキャンプ訪問をするつもりです。

何だかんだ言っても昨年は8勝できたのですから、今年は自分自身の手応えがあるようですから仰るように10勝などは通過点でしかない成瀬であって欲しいものです。
木村、坪井の突き上げを軽くいなせるぐらいの存在感、それこそが成瀬ですので、順調な調整を続けてくれればと思います。

>JFさん
体重コントロールが出来ていること、自覚を持った発言が出来ていることから、ちょっと勘ぐってみました(笑)
やはり守るものが出来ると人間は大きく成長をしますので、バラ色のオフを迎える成瀬であってもらいたいです。

>YUKIさん
3年後は清水も小林宏も渡辺俊もおそらくは軸からは外れているでしょうから、成瀬と久保に頑張ってもらわなければなりません。
そこにクインテットYUを中心とした若手投手がひしめき合う、そんな投手王国も夢ではありません。

>キャラメルさん
抜群の制球力と、伸びのあるストレート、これこそが成瀬です。
打者が首をかしげながらベンチに戻っていく、そんなシーンを多く見てみたいものです。

>やはり・・・さん
それだけが原因ではないでしょうが、ぷっくりと膨らんだお腹が腰のキレを悪くしていた一因でしょうし、それによって微妙に狂ったフォームが制球力の悪さを生んだのだと思います。
もちろんスピードを求めた心根も影響をしていたと思われますし、いずれにせよそれらの悪い要素がなくなった成瀬の今季は非常に期待できると楽しみにしています。
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当然でしょう (マッサン)
2009-02-07 23:33:00
成瀬投手、今年はやってくれるでしょう。
スピードアップ問題などもありましたが
これは、毎度同じ事を言っていますが、去年は北京五輪予選で12月まで野球をさせられたこと、
必然的に走り込みも不足したでしょうし、
体のキレが悪く見えたのもまた必然でしたし
マークも凄かったでしょうし僕の中では去年はあのくらいの成績は僕の予想通りだったので、今年は
マークも緩み、WBCにも選ばれ無かった=開幕までじっくり調整できるので、何か変な事でもない限り
まぁ普通に活躍してくれるでしょう。
さらに今年より期待したくなるのは、コントロールへの意識とエースを目指した発言でしょうか。
ただプライベートは知りません(笑)
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ベストコンディションで開幕投手を! (放浪カモメ)
2009-02-07 23:39:32
まずは「トリプルYU」のコメントで09年ドラフトで斎藤佑を指名と間違えて記載してしまった事を訂正します。10年ですね。すみません。

成瀬ですが、ご指摘の通り、下半身が使えなければ左投手はナチュラル・シュートが掛かり、真中に集まり易くなります。その典型が昨季だったのではないでしょうか。球速はそれほど速くなく、球威と制球力で勝負する成瀬にとって、体のバランスはまさに細やかな気配りが大切になります。その辺りの修正を減量や走り込みで調整してきているみたいですね。
高校時代に培った腕の出所が見づらいフォームとプロに入って増した球威、制球の良さで一昨季16勝をあげましたが、体に関しては毎年変わりますから、同じ調整をしてもしっくりこない事も多々あります。その辺りの調整の失敗と球速アップなど高望みをしてしまった点で、昨季の悪影響につながったのでしょう。
今季は体の微調整の仕方も分かっているはずですし、今季は今季でベストの状態に持っていくことができれば、彼の力からして2桁(14~18勝程度)は勝てるでしょう。
安定した先発左腕が居ない現状からして、彼の活躍はチームにとって大きな価値を持ちます。是非ともベストコンディションで開幕投手の座を掴んでもらいたいと願っております。(彼に続く先発左腕にも大いに期待!)
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お返事 (オリオン)
2009-02-08 15:34:29
>マッサンさん
やろうと思えば走り込みなどは何処ででもできるはずなので、やはり昨年はどこか油断があったのだと思います。
大活躍によってオフにはいろいろなお誘いもあったでしょうし、ウェイトオーバーもそんなところに理由があったのではないでしょうか。
しかしその状態でも8勝に防御率3.23の成績を残せるわけですから、やはり成瀬の持っている力は群を抜いていることは明らかです。
今年は思うような調整が出来ているようですので、ローテーションの軸としてフル回転してくれるでしょう。

>放浪カモメさん
同じような調整をしていてもダメなときがある、まさに仰るとおりだと思います。
投手はそれこそ指先の感覚が変わるだけで全然ボールがいかなくなるとも言いますので、ましてや急激な体重増加の影響がピッチングに与える影響の大きさはもの凄いものがあるでしょう。
徐々に増えていくのであれば対処のしようもあるでしょうが、おそらくは成瀬本人もどうにもならない1年であったと思われます。

体型的にいかにも太りそうな感じのする成瀬ですから、昨年はいい経験を積んだと考えればよいのではないかと思いますし、同じ過ちを繰り返さなければ問題はありません。
成瀬がこければ投手陣全体が失速するという立場にありますから、今年は躓くことないスタートを切ってくれることを願っています。
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