オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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オーティズを解雇するとは!

2009-01-16 17:20:25 | 千葉ロッテ

アブレイユ、呉、そしてオーティズの解雇が決まりました。
基本的に再契約するつもりだと瀬戸山球団社長が言っていたものの、年が明けてもはっきりとしない状況に不安を感じていましたが、私的には最悪の結末です。
合わせてランビンとバーナムの獲得も発表され、何がしたいのか理解に苦しみます。

ロッテ、オーティズら3選手と契約更新せず (1/16 サンケイスポーツ)

ロッテは16日、ホセ・オーティズ内野手(31)、ウィンストン・アブレイユ投手(31)、呉偲佑投手(26)の3選手と契約を更新しないと発表した。
オーティズは03年オリックスに入団、33本塁打をマークしてチームの中軸として活躍、翌年も24本を放ったが解雇。
07年のシーズン途中にロッテに入団、3シーズンぶりに日本のプロ野球に復帰して打率.284、昨季も打率.288、11本塁打、37打点とまずまずの活躍を見せていた。
アブレイユはロッテを支えてきた「YFK」がそろってチームを去った昨季に入団、最速150キロの速球で抑えが期待されていたが、20試合で1勝2敗、防御率3.32。
呉は台湾プロ野球のラニューから07年に入団、快速左腕としてローテ入りが期待されていたがケガもありその年は1軍登板なしに終わり、08年も2試合に先発しただけに終わっていた。

アブレイユと呉は昨年に結果を残せなかったこともありますし、解雇も仕方がないかなと思えなくもないのが正直なところです。
ただここまで決定を引っ張ったのですから、悪くても春季キャンプで残留テストをやるのかと思っていました。
両投手ともダメダメだったわけでもないですし、それなりの期待もしていましたので非常に残念です。
それでも代わりの新外国人投手の獲得がないのであれば、若手投手に出番を与えるためのリリースであると、そう前向きに考えることで自分を納得させることもできます。

ロッテ、バーナムとランビンの2内野手を獲得 (1/16 サンケイスポーツ)

ロッテは16日、チェイス・ランビン(29)、ゲイリー・バーナム(34)の2選手と契約を結んだと発表した。
年俸はともに出来高付きでランビンが2000万円、バーナムが1300万円。
ともに背番号は未定。
2人とも内野手登録だが、外野も守れるユーティリティープレイヤーで昨年11月にロッテの入団テストを受けていた。
ランビンは昨季、米大リーグ、マーリンズ傘下3Aのアルバカーキに所属していた右投げのスイッチヒッターで、打率.300、14本塁打、54打点をマーク。
球団を通じ「千葉のファンはとても素晴らしいと聞いています!ファンと一丸となって、フィールドに立つときはいつも全力を尽くしてプレーすることを心から楽しみにしています」とコメント。
左投左打のバーナムは昨季、台湾プロ野球のラニューでプレー。
バーナムは「キャンプでチームの皆と、ファンの方と知り合えるのを今から楽しみにしています。日本語や日本の文化を学ぶのも楽しみです」とコメントしている。

しかしオーティズのリリースはどう考えても合点がいきません。
井口の獲得を受けてのものであるならまだしも、昨秋の入団テストで合格できずに保留扱いだったランビンとバーナムとの入れ替えとは驚天動地です。
フェルナンデスのオリックスへの入団が決まったようですし、既に来季への戦力補強が一段落した球団が多いでしょうからオーティズもシーズン当初はないとしても、シーズン途中に他球団に入団することは充分に考えられます。
そして楽天のリックも含めて、リリースした選手にボコボコにされるという悪夢が待っているような気がしてなりません。

井口にメジャーから具体的なオファーがあったとの話も聞きませんし、おそらくは獲得に相当の手応えがあるからこそのオーティズのリリースだとは思います。
そしてランビンとバーナムは一塁や外野も守れるというユーティリティぶりを評価したのでしょう。
そういう意味では井口の獲得が成れば悪い補強ではないのかもしれませんが、チーム全体としての戦力アップになっているかと問われれば、ちょっと首を傾げたくなります。
控えとしてベニーも含めて3人もの外国人野手がベンチを占めることで細谷や神戸、角中や佐藤らの出番が減ることのマイナスの方が、中長期的に見れば大きいと考えます。
もし今回の件がユーティリティプレーヤーを好むバレンタイン監督への譲歩か、あるいは穏便にシーズンを乗りきるためになだめるための措置なのかはわかりませんが、もしそうであればバレンタイン監督の続投による弊害が出始めたことになります。
いずれにせよ年俸を見れば主軸としての活躍を期待しての獲得ではありませんし、大化けしたとしてもそれは嬉しい「誤算」でしかありませんので、今季に向けての補強活動の迷走ぶりが浮き彫りになった今回の外国人選手の入れ替えだと思います。 

キャンプ直前という補強が後手に回っていることを象徴するようなタイミングや、獲得した新外国人選手が入団テストで一発合格できなかったレベルであるという事実からくる不安が、単なる杞憂に過ぎないことを願っています。
またこうなったら何がなんでも井口を獲得してもらわなければ困りますので、一日も早く朗報が届くことを願っています。

 

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いざ北国へ

2009-01-16 03:13:10 | 独り言

年末年始に出社した振替休日で、今日から5連休となります。
例によって発作的に旅を思い立ち、2泊3日で北国へ旅立つことにしました。

昨秋の各駅電車の旅は国盗りが9割を占めて史跡を訪れたのは長浜城と富山城だけだったのですが、今回は史跡巡りの比率を上げてみようと思います。
学生時代から繰り返してきた旅と同じで、今回も計画を立てずに時刻表を片手に行き当たりばったりとなるのでどうなるかはわかりませんが、行ったことがない白石城と、3年ぐらい前に二の丸東大手門が再建されたらしい山形城には行ってみたいと思います。
仙台から山形、そして新潟を抜けて長岡あたりをぐるっと回ってくるつもりです。

この寒い時期になぜに北国と自問自答をしながらも、雪の中での温泉もいいかと自分を納得させています。
もっとも冬場の北国は数年前の3月に鳴子温泉に行ったことしかなく、ここ数日はこの冬一番の寒さとも言われているだけに不安がないと言えば嘘になります。
天気予報を見るとどうやら雪のようですし、もし吹雪いている場合は史跡巡りはパスをして、単なる国盗りと温泉の旅になってしまうかもしれません。

とは言え、3ヶ月ぶりの旅ですのでウキウキとしています。
基本的に今回も各駅電車の旅で始発での出発になるため、昨日は帰ってすぐに就寝し、0時に起き出してきて準備を始めました。
既に準備万端、あと1時間もしたら家を出ます。
3日間ほどブログもお休みとなりますが、井口ネタなどタイムリーな話題が勃発した場合は携帯からアップをしたいと思います。
無事に史跡巡りができた場合は写真の掲載を予定していますので、日本史ファンの方はあまり期待をせずにお待ちいただければと思います。


【2009年1月 東北・北陸の旅】
いざ北国へ 旅情篇
いざ北国へ 旅程篇
いざ北国へ 史跡巡り篇 白石の巻
いざ北国へ 史跡巡り篇 山形、上山の巻 
いざ北国へ 史跡巡り篇 新発田、長岡の巻
いざ北国へ グルメ篇

 

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新チーム結成へ

2009-01-16 01:50:13 | 千葉ロッテ

地方リーグへの選手派遣や、マリーンズカップなる選手権の開催など、いろいろとプランをぶち上げては続報がないといった消化不良気味のロッテの選手育成計画でしたが、ようやく具体的な次の手が決まりつつあるようです。
正直ベースで言えば諸手を挙げて賛成とは言いかねるのですが、何もやらないよりは半歩でも前進することは歓迎したいと思います。

巨人、ロッテとファーム限定で混成チーム結成へ (1/15 読売新聞)

巨人が育成選手を含む若手選手の出場機会を拡大するため、ロッテとファーム限定の混成チームを結成することが14日までに決まった。
イースタン・リーグの空き日程を利用し、今季は社会人チームとの25試合前後を予定。
両球団でチーム名称やユニホームのデザインなどを検討している。
両球団は、二軍で出場機会の少ない若手や育成選手らの鍛錬を目的に、2007年から始まったイースタン7球団の混成チーム「フューチャーズ」結成の際にも主導的役割を果たした。
現在、巨人が11人、ロッテは14人の育成選手を抱えており、一軍で通用する選手を育てるためには二軍公式戦とフューチャーズ戦だけでは試合数が不十分として、昨年から新チーム結成に向け意見交換を続けていた。

選手にとっては実戦経験こそが育つための重要な栄養源ですから、とにかく試合数をこなす必要があることは間違いありません。
異様に多い投手の才能の芽を摘まないためにも、登板機会が増えることは非常によいことです。
2軍の公式戦も今年は試合数が増えるようですし、よい傾向だと思います。

ただ面白くないところもあります。
なぜ巨人との混成チームなのか、単独チームではだめなのかとの疑問が残ります。
フューチャーズは7球団混成とは言ってもロッテと巨人が中心であり、それであれば「フューチャーズ=巨人」「新チーム=ロッテ」と分けた方がよいように思えます。
もちろん野手不足から単独ではチームを作れないといった現実的な問題もあるのでしょうが、おそらくはコーチ陣はフューチャーズと同様に巨人勢が占めるものと思われ、結果的にいいように使い倒されるような気がしないでもありません。
いろいろとプランを出しても巨人の反対で潰されていることもあって、それなら巨人のご機嫌伺いに徹して利を拾おうとの目論見があるのだとは思いますが、そういう点においては巨人の方が一枚も二枚も上でしょうから不安が残ります。

今回の新チーム結成が3軍の創設という、ロッテ単独チームの立ち上げへの第一歩であることを期待します。
そのためにはコーチ陣の充実が必須で、今回の新チーム結成をきっかけにスタッフの充実を是非ともお願いしたいと思います。
どうしてもOB中心の起用となり、一昨年におそらくは高いレベルでの指導者としては失格の烙印を押されたのであろう佐藤兼伊知や園川一美、平井光親らにまずは声をかけることになるのでしょうが、巨人におんぶにだっこよりはましです。
私は指導者こそがチームの死命を握ると考えていますので、先々までを視野に入れた展開になることを願っています。

 


成瀬にちょっと期待

2009-01-16 01:09:48 | 千葉ロッテ

井口ネタが尽きたことで水面下に潜っていたロッテの話題ですが、久しぶりに「これは」と思えるニュースが流れてきました。
成瀬が本来の自分を取り戻すべく、制球力の向上を目標に2009年のスタートを切りました。

ロッテ成瀬 精密な制球力復活がテーマ (1/15 スポーツニッポン)

ロッテの成瀬善久投手が15日、千葉マリンスタジアムで自主トレーニングを公開し「球威よりコントロール。おととしのようなものが必要」と16勝を挙げた2007年に見せた、精密な制球力の復活をテーマに掲げた。
昨年は勝ち星が8と半減した。
北京五輪予選に参加したため、自主トレが不十分で「貯金できずにシーズンに入ってしまった」。
制球力の土台となる下半身の強化不足が最後まで響いた。
一方で今季は「走ることができている」と順調さを強調。
制球力が戻れば要所で粘りが増し、球数は減るだけに「完投を増やしたい。倍では少ない」と昨季3完投からの大幅増に意気込んだ。

昨年に「スピードアップ」を目標に掲げたことに不安を表明し、その不安が見事に的中してしまった昨季でしたから、今年のこの目標は私としては大歓迎です。
成瀬の持ち味は「打者から見えづらいフォーム」と「緻密な制球力」ですから、このポイントを磨き上げることで復調を目指すことは間違っていないと思います。
もちろん簡単に2007年のような破竹の連勝といった大活躍に繋がるとは思いませんし、そう一足跳びで物事を考えて欲しくもないのですが、制球を乱し球数を要して長いイニングを投げられなかったことを反省できていることだけを見ても、今年の成瀬には期待をしてよいと考えます。

怪我さえなければ10勝は間違いなし、まずは12勝を目標に今季の成瀬には頑張ってもらいたいと思います。
また「走り込み不足による不調」という事実を成瀬だけではなく、他の投手や野手が同じように考えてくれることを願っています。

 

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