オリオン村(跡地)

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絵に描いたような展開

2009-01-09 19:30:35 | 千葉ロッテ

瀬戸山球団社長の井口詣ではとどまるところを知りません。
まさに最恵国待遇のような扱いで、ここまでする必要があるのか疑問に思えます。

ロッテ、井口に落合が付けた背番号6用意 (1/9 日刊スポーツ)

ロッテがフィリーズを退団した井口資仁内野手(34)にミスターロッテの象徴である背番号「6」を用意することが分かった。
瀬戸山球団社長は8日、那覇空港で「井口本人には(7日の)交渉で空番号を伝えているので、本人がその中から選べばいい」と話し、石川副球団代表も「本人の希望に添う形になるが、6は候補になる。井口にとっては高校時代以来になるだろう」と話した。
ロッテの背番号6といえば落合(中日監督)初芝ら右の強打者が背負っていた栄光の番号。
7日の初交渉で3年総額5億4000万円プラス引退後の「監督手形」も提示し、ミスターロッテ級の活躍を期待する球団の意気込みの表れだった。
さらに米国の永住権を持つ井口ならではの待遇も認めた。
永住権を持ち続けるために年に1回は渡米しなければいけない事情を井口から聞かされ、オフの期間は米国に滞在することを了承した。
瀬戸山社長は「井口はオフのファンサービスを気にしていたが、永住権とお嬢さんに英語教育を受けさせたい意向があるということなので、それについては問題ないと話した」。
最大級の誠意を示された井口は、国内ではロッテが最有力という状況だ。
今後は興味を示しているメジャー2球団の具体的な条件提示を待つことになる。
瀬戸山社長は「あとは井口が決めること。20日くらいまでには決めてほしいと話した」と、獲得に自信を深めていた。

背番号6は確かに落合、初芝とチームの主軸が背負った意味のあるものですが、ミスターロッテは言い過ぎで、その称号は背番号8が担っています。
しかしチームの顔とも言うべき選手、出来れば生え抜きにつけてもらいたい番号であることは確かで、背番号8が有藤以降はマックスに始まって外様がつけ続けた低迷時期をようやく今江で持ち直したのと同じような苦節の道を歩んでもらいたくはありません。
井口の獲得が決まればオーティズの解雇はほぼ決まりでしょうから4という選択肢もありますが、そこを考慮しなければ空いている番号は6、13、54、64、66、00ですから、普通に考えれば6となってしまうのも分かるのですが、やはり複雑な気分です。
昨年の暮れに「井口に背番号6を与えて浮かれるフロントが目に浮かぶ」と書きましたが、予想どおりの流れになってきました。
こうなればなるほど、井口がメジャーを選択して瀬戸山球団社長らが赤っ恥をかく姿を見てみたい、そんな思いがますます強くなります。

ロッテ・根元、井口に二塁譲らん  (1/9 サンケイスポーツ)
ロッテ・今江、根元の両内野手が8日、始動。
ティー打撃、ウエートトレなどで約4時間、汗を流した。
球団は井口獲りに力を入れており、昨季、二塁手として68試合に先発出場した根元の心境は複雑な様子。
同じポジションの井口について「勉強になることもあるけど…。今は自分のできることをやります」と真剣な表情で話した。

マスコミはそっちの方が面白いのでロッテ入団濃厚と報道をしているのでしょうが、西岡が再びラブコールを送るなど、ロッテナインは総じて歓迎の意向が強いようです。
そんな中で根元の「自分のできることをやる」という姿勢は買いたいですし、応援をしたいです。
福浦も石井浩郎の加入でピンチに陥りましたが、その危機をはねのけてレギュラーを奪い取りました。
もし井口の獲得が現実のものとなれば根元が苦しい立場になるのは間違いありませんが、根元には井口に無い若さをアピールして、めげずに頑張ってもらいたいです。

ロッテ大嶺“弟”獲り 今秋ドラフト指名へ (1/9 スポーツニッポン)

ロッテが今秋ドラフトの指名候補に、八重山商工・大嶺翔太内野手(2年)をリストアップした。
同選手は同校出身で06年高校生ドラフト1位でロッテに入団した大嶺祐太投手(20)の実弟にあたる。
翔太は兼任する投手としても140キロ超の速球の持ち主だが、ロッテは高校通算30本塁打以上の打撃力を生かすため、野手として育成する方針。
獲得に成功すれば、大嶺ブラザーズとして注目を集めそうだ。
兄・祐太は最速151キロの快速球で“南海の怪腕”と呼ばれたが、弟・翔太も潜在能力では負けてはいない。
投げては140キロ中盤を記録し、スイッチヒッターとして高校通算30本塁打を超えるパワフルな打撃を誇る。
球団関係者の1人は「力強さは祐太よりも上。球も速いが、打者としてかなりの素材。打球の速さ、飛距離は目を見張るものがある。体つきも祐太よりいいのではないか?当然、(ドラフト)リストの上位に入ってくる選手」と語り、プロ入り後は野手として育成していく方針だ。
翔太は1年夏から捕手などでレギュラーとして出場しており、既にロッテ以外にもソフトバンクなど複数球団がマークしている。
兄弟を最も知る八重山商工・伊志嶺監督は「2人の違いは、簡単に言えばカミソリとナタ。投球も打撃も祐太は切れが素晴らしく、翔太はドッシリとしてドーンと重い感じ」と表現する。
その翔太は新年早々、2日にOBとの交流試合に出場。
投げては最速139キロを記録、打っても2打席連発とドラフト候補に違わぬ実力を見せつけた。
ロッテが獲得に成功すれば、営業面での効果も期待できる。
兄・祐太は昨季にプロ初勝利を挙げるなど着実に成長。
また昨春からの石垣島キャンプの誘致にも一役買った。
球団の日本人兄弟プレーヤー誕生は毎日時代の50年の今久留主以来60年ぶり、ロッテに改称されてからは初めてとなる。
もちろん、話題性だけではない。
ロッテは昨年ドラフトで2位指名したホンダ・長野に入団を拒否され、2年連続で新人補強は投手のみ(育成選手除く)。
大型新人野手の獲得は急務で、来年には千葉マリンで祐太が投げ、翔太が打つ、夢の競演が実現するかもしれない。
◆大嶺 翔太(おおみね・しょうた)1991年(平3)9月17日、沖縄県生まれの17歳。小2から野球を始める。ポジションは遊撃など内野が多かったが、小6から投手兼任。兄・祐太にあこがれて、石垣二中から八重山商工に入学。捕手、三塁、投手などもこなし、現在は遊撃のレギュラー。1メートル80、78キロ。右投げ両打ち。

井口の話題とは違いますが、ちょっと気になったニュースですので取り上げてみます。
この時期のドラフトネタなどはあてになりませんし、昨年もやはり大嶺繋がりで同じ離島の宮古の下地をリストアップと報道されましたが、噂だけで終わりました。
この大嶺の弟は大嶺の入団発表の際に一緒に上京をしてきて、その時にも話題になりました。
当時は捕手として兄弟バッテリーと記事になりましたが、今は内野手をやっているようです。
2年生で既に30本を越えるホームランを放っているのであれば確かにドラフト候補になってもおかしくはないのですが、守備位置を転々としているのが気になりますし、まあ実現すれば面白いなという程度で構えておけばいいのかなと、そんな感じで見ています。
さすがに今秋のドラフトでは野手を中心とした補強となるでしょうから、ちょっと楽しみな話題ではあります。

それよりも先日も書きましたが、ここのところスポニチがやたらとロッテネタを連発していることの方が気になります。
ロッテと言えばなにげにスポーツ報知が正確な情報を流すことが多いのですが、量的には日刊スポーツがやや多いというのが今まででした。
そんな中でかつての繋がりでスポニチがロッテの機関紙的な存在になってくれれば嬉しいのですが、なんて思ったりしています。

 

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