オリオン村(跡地)

千葉ロッテと日本史好きの千葉県民のブログです
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いざ北国へ 旅程篇

2009-01-19 23:56:21 | 独り言

 

別に私は鉄道マニアではありませんが、記念ということもあって訪れた駅の写真は撮ることにしています。
今回の旅でも史跡巡りの目的地だけではなく、乗り換えなどのために多くの駅で乗降をしました。
乗り換えの時間がなくて撮れなかったり、往復で同じ駅を利用した場合などは割愛をしていますが、今回の3日間で乗降した駅の一覧を掲載します。
たいした写真ではないので小さなサムネイルの表示としていますが、クリックいただければ拡大しますので、私の旅程を探る興味がある方はクリックをしてみてください。

旅の主目的である国盗りも25ヶ国をゲットし、「天狗様の武者修行」イベントでも無事に15ヶ所の神社仏閣を制覇して「武神」の称号を手に入れることができました。
史跡巡りも予定よりは多くの地を訪れることができましたし、次の課題は1週間以上の旅に耐えられる体力を取り戻すことです。
今夏はCSへの不出場を見越したわけではないのですが、四国への1週間程度の旅をしようと目論んでいます。
それまでに今回以上に重い荷物を背負って動き回れるだけの体力増強に努めなければならないので、何か運動でも始めようと心にもないことを思っています。

非常にあっさりとしていますが、本篇はこれで終了です。
これらはそもそも旅程篇として独立させるつもりはなく、本来は旅情篇の最後におまけで書いたのですが、gooブログの文字数制限の都合で掲載ができず、かと言って捨てるには惜しいので旅程篇として編集をしました。
旅情篇と合わせてチェックいただければと思います。


【2009年1月 東北・北陸の旅】
いざ北国へ
いざ北国へ 旅情篇
いざ北国へ 史跡巡り篇 白石の巻
いざ北国へ 史跡巡り篇 山形、上山の巻
いざ北国へ 史跡巡り篇 新発田、長岡の巻
いざ北国へ グルメ篇

 

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いざ北国へ 旅情篇

2009-01-19 23:51:48 | 独り言

 

1月16日から18日にかけて2泊3日で、東北・北陸地方への旅をしてきました。
目的は例によってケータイ国盗り合戦の国盗りと、学生時代からのライフワークである史跡巡りです。
冬場の旅は数年前の3月に鳴子温泉に行ったぐらいで、スキーなどをやらないこともあって寒いときに寒いところへ行く意味が分からない、というのが私のスタンスでした。
しかし年末年始の出社の振替休日で5連休を取得することになり、ケータイ国盗り合戦のイベントを消化したいニーズと旅に出たいという発作が相まって、この1月下旬という未体験の時期に北国へ旅立つことを決意しました。

天気予報では仙台あたりは晴れだったものの、山形などは16日から17日は降雪確率が80%以上で最低気温は氷点下、しかも18日の夜には関東地方は雨と、まるで私の決意を腰折るかのような悪い予報のオンパレードでした。
ところが傘を差すようなことは1度もなく、もっとも傘などは持っていってもいないのですが、史跡巡りの目的地では快晴、移動中は多少の吹雪いた天候に遭って北国を体感するという、私にとっては非常にラッキーな3日間となりました。
心配をしていた雪による運休や大幅な遅れもなく、時刻表片手の旅には申し分のない正確な電車の旅をすることができました。
よくよく考えてみれば旅に関して言えば私は晴れ男で、学生時代から都合100日以上の旅程で雨にあったのは数日でしかありません。
学生時代は天気を横にらみで日程を決めていたので当たり前と言えば当たり前ですが、それでも20日近く雨に降られなかった卒業旅行なんてのもありましたし、社会人となってからは自由度が低下したために本州に上陸した台風に向かうように西上して、名古屋ですれ違って目的地の四国は快晴なんてこともありました。
まあこれも小さく運を使ってジャンボ宝くじの当選から遠ざかっていることの一因なのかもしれませんが、今回も小さな幸せを噛みしめています。

とは言え、トップに掲載した写真のような光景には千葉県民としてはなかなかお目にかかれませんし、新庄駅での夜の雪の美しさ、かみのやま温泉駅での朝焼け、そして米沢から新潟に向かう途中のプチ吹雪など、いろいろな体験をさせてもらいました。
ちなみに私のブログに掲載した写真はクリックすると大きなものを見られますので、興味がある方は是非ともクリックをしてみてください。

意外だったのは覚悟をしていたほどの寒さを感じなかったことで、決して雪国の寒さを甘く見ているわけではありませんし、本格的な冬の時期は別なのかもしれませんが、手袋にニット帽、マフラーに携帯カイロを装備したのが肩すかしを喰らった感じで、寒さに身を切られるようなことにはなりませんでした。
ほぼ無風だったこともあるのでしょうが、ビル風が吹きすさぶ東京の寒さの方が体感温度的にはきついというのが正直なところです。
また内陸部はさすがに積雪量が多かったのですが、海よりの地域の市街地はほとんど雪が残っておらず、仙台や新潟などでは拍子抜けをしてしまいました。
新発田などでは歩き回ったこともありましたが汗ばむぐらいで、一言で北国とひっくくることが雪の少ない地域に住む人間の偏見であることがよくわかりました。

それでも当然ですが寒いことは寒く、雪の量も私としては半端でないところも多くありました。
上山城では朝一番だったこともあってか通路も雪かきがされていない状況で、そこを踏み分けて歩き回る羽目となりました。

そんな中で、以前に訪れたときには気がつかなかったのか、あるいは最近にできたのかは分かりませんが、足湯があったのには助かりました。
むこうづねぐらいまで雪に沈んで歩き続けるとじんわりと足先が濡れてきてしまい、そのままにしておくとしもやけになってしまうところでした。
直ぐにでもつかりたい気持ちを抑えて先に城の周りを一回りして足先を冷やすだけ冷やして、開館まで10分ぐらいの待ち時間で足を温めて生き返りました。
夏場には味わえない快感であり、また温泉地ならではサービスに感動しました。

ちなみにかみのやま温泉では1月25日に霊感タレントの稲川淳二を迎えて「真冬の怪談ナイト」が開催されるようで、あちらこちらにポスターが貼ってありました。

ところで温泉と言えば冬場の旅にはかかせないアイテムですが、今回は残念ながら温泉宿に泊まることは日程などの問題でできませんでした。
こればかりは行き当たりばったりの旅のマイナス面で、仕方がないので大浴場のあるホテルを探して泊まりました。
温泉でなくても体を一直線に伸ばして浴槽につかることなどは滅多にないことなので、相当の長風呂で1日の疲れを癒すことができました。
短期間の旅で荷物が少ないとは言っても、5キロ以上のカバンを背負っての階段の上り下りや乗り換えのためのダッシュ、史跡巡りの地ではひたすら歩くという私のスタンスもあり、足腰がヘロヘロになった体へのご褒美はやはりお風呂が一番です。

旅先でちょっと気になったのは、土日にも関わらず学生服が異様に目についたことです。
当日はどうやらセンター試験であったようですが、試験を受けに行く時間帯でも雰囲気でもありません。
さすがに北国で女生徒はほぼ全員がタイツをはいているな、しかも黒、これは学校の規則なのかな、などといった感想はさておき、なぜに休日に学生服でうろちょろしているのかが気になって仕方がありませんでした。

人生初体験もありました。
新発田城の三階櫓は周りを自衛隊駐屯地に囲まれており、城の周りをぐるっと回って近づこうとしてもなかなか近寄ることができませんでした。
そうこうしているうちに駐屯地の入り口があったので、守衛に立っている迷彩服に同じ迷彩模様のヘルメットを被った若い自衛官に「あの櫓は近づくことはできないんですか?」と聞いたところ、「そういったご質問には答えられません」とつれない返事を無表情でされてしまいました。
しかも質問しようと近づいたら、小走りで道まで出てきての応対です。
まさか見るからに旅人という感じの単身者が襲撃でもすると思っているわけでもないのでしょうが、そうするのが規則なのでしょうか。
近寄れないのかなと思って駐屯地越しに撮った写真がこれなのですが、その時も何とも言えない表情でこちらを見ていました。
仕事柄から言って仕方がないのかもしれませんが、愛想を振りまけとは言いませんが、愛される自衛隊を目指すのであればもう少し応対のやり方があるのではないかなと、これは私の勝手な考えではありますが、生まれて初めて自衛官と会話をした感想です。
ちなみに三階櫓はもう少し歩いたところ、何のことはなく普通に近寄ることができました。

こちらは完全に余談ですが、昨秋の各駅電車の旅では富山県知事選にぶつかりましたが、今回は山形県知事選でした。
だからどうという話しでもないのですが、47都道府県しかない中で知事選に度々ぶつかるのは珍しいかなと思った次第です。

そう言えば前回の旅で新潟を訪れたときにも書きましたが、大河ドラマこそが最高の公共事業であるとの思いを、今回の旅でも強く感じました。
どこへ行っても今年の大河ドラマである天地人ののぼりやポスター、おみやげがずらっと並んでいました。
大河ドラマの題材は全国持ち回りとなっているという話しも、こういったものを見てしまうとなるほどと思えてしまいます。

そんなこんなで直江兼続とどれだけの関係があるのかと、突っ込み芸人並の突っ込みをしたいぐらいの商品の数々が店頭に並んでいました。
確かに旅人としてはこれ以上にないタイムリーなおみやげになりますので持ちつ持たれつなのでしょうが、きっとお菓子などは来年になれば中身は同じでパッケージが変わるのだろうなという意地の悪い感想をもって眺めていました。

おみやげと言えば、これも以前から気になっていたのですが、ご当地キャラクターといった商品が幅を利かせているのは私的には面白くありません。
キティやキューピー、まりもっこりなどが地方に合わせた衣装などをまとっているもので、そこそこ安価ということや種類が多いこともあって、収集家が多いとも聞いています。
それ自体を否定するわけではないのですが、それがメインになっているようなおみやげ屋も少なくはないのには非収集家である私としては閉口してしまいます。
中にはそれしか取り扱っていない店もあり、店としても売上げが多い商品を取り扱うのは当たり前の話ではあるのですが、ちょっと考えさせられる昨今の状況だと思います。

旅情篇と銘打ってはみたものの、何のことはなくつらつらと書き連ねただけに終わってしまいました。
少しでも雰囲気が伝わればとは思いますが、矛盾するようですがやはり旅は自分の足でその地を踏み、空気を吸うことが一番であり、また醍醐味であると再認識をしたことが、私としての今回の最大の収穫でした。


【2009年1月 東北・北陸の旅】
いざ北国へ
いざ北国へ 旅程篇 
いざ北国へ 史跡巡り篇 白石の巻
いざ北国へ 史跡巡り篇 山形、上山の巻
いざ北国へ 史跡巡り篇 新発田、長岡の巻
いざ北国へ グルメ篇

 


やたらに目立つ石川球団副代表

2009-01-19 16:11:11 | 千葉ロッテ

バレンタイン監督との権力闘争に勝利した瀬戸山球団社長と石川球団副代表ですが、ここのところ両者のマスコミへの露出ぶりが際だっています。
権力を掌握したことの誇示ではないかとの懸念をしていますが、瀬戸山球団社長が兼任をしている球団代表の座をいつ石川球団副代表に譲り渡すつもりなのか、その時期を早めるために実績作りに焦っているのではないことを願いたいものです。

ロッテ、2010年「佑ちゃん1位指名」決めた (1/18 スポーツ報知)

ロッテは2010年のドラフトで、早大のエース・斎藤佑樹投手(20)を1位指名する方針を固めていることが17日、分かった。
石川晃副代表(47)はこの日、今秋ドラフト候補に約200人をリストアップしたスカウト会議後、「絶対に行く。実力もさることながら、ファンにも人気がある。トータルにおいても最高の選手」と佑ちゃん狙いを断言した。
斎藤を巡っては、すでにヤクルトや日本ハム、ソフトバンクが獲得を目指すとしており、重複指名は必至。
そこで、ロッテは独自のプロジェクトチームを立ち上げた。
石川副代表は言う。
「プロの目で見るために、全員で見る。スカウトによって考え方は違うし、プロで成功する確率を高くするためにも、この方がいい」
今年から採用の新プランではスカウトだけでなく、編成部に所属する全9人が視察。
これまで担当でないスカウトはビデオ確認だけということもあったが、あらゆる角度から佑ちゃんを“丸裸”にするという。
そのチームには、かつてダイエーのスカウトとして松中、小久保、井口らを獲得した石川副代表自身も参加。
4月開幕の東京六大学リーグ戦にも、直接出馬するという。
ロッテは逸材の獲得へ全力を尽くす。

来年のドラフトで斎藤佑樹が超目玉になることは間違いがないでしょうし、強い獲得の意思があれば早々にそれを表明することで誠意を見せることも大切なことではあるのですが、球団副代表たる要職にある者が軽々に「絶対」などという言葉を使うことは感心できません。
ドラフトまでの2年間に斎藤がどういった軌跡を描くかは不透明ですし、彗星のように新星が現れる可能性もあります。
もし前言を翻すような事態になれば言葉の軽さを指摘されて信用を失うことになりますし、そこまで考えての発言とは思えません。
そもそも絶対と言いながら、丸裸にするための特別プロジェクト体制を敷くこと自体が矛盾をしています。
あまり知られてはいませんが石川球団副代表は元プロ野球選手でもあり、これまでの実績を見れば選手を見る目も確かなのかもしれませんが、スカウトの領域に足を踏み入れて中心的な役割を担うことは組織の混乱をもたらしかねません。
やはり冷静に見ると暴走をしているのではないかと、そんな気がしています。

さて肝心の斎藤ですが、確かに人気は抜群ですから球団としては獲得をしたいであろうことは分かりますが、果たしてその人気に実力が伴っているのかどうかは微妙なところです。
東京六大学リーグで抜群の成績を残してはいますが、同リーグで三冠王を獲った選手ですらプロからは声がかからないというレベルの低さや、リーグ30勝をマークしたヤクルトの加藤のルーキーイヤーを考えれば、即戦力としてエース級の活躍を期待するのは難しいと思われます。
これは東京六大学リーグに限った話ではなく、6球団の重複入札のあった大場ですら3勝しかできなかったことを見ても、プロとアマチュアとのレベル差は大きいということです。
しかし人気はエース級ですから球団としては1軍で起用をしたい、しかし実力は伴わないと、かつての人気選手が辿った道を歩んで成長しきれないのではないかとの不安もあります。
ことロッテの獲得という点から見れば、甲子園でハンカチ王子として有名になる前からドラフトでの指名を噂されていたのはロッテぐらいでしたし、早大進学を表明するまでは1巡目での指名を公表していました。
そういったことは斎藤も当然知っているでしょうから、早い時期から手を挙げていたロッテに悪い印象は持っていないと思われます。
また青いハンカチを使う前は黒木の54番のタオルを使っていたらしいので、これが斎藤が黒木のファンであると言われている所以であり、全く脈が無いというわけでもないでしょう。 
来年のドラフト制度がどうなるかは分かりませんが、現在の仕組みが維持されるのであれば、おそらくは明確な拒否反応を示されることなく特攻となるのだと思います。
バレンタイン後を考えれば人気もチームにとっては必須なアイテムですから反対はしませんが、仮に交渉権を獲得できても入団後の育成には不安が残ることだけは確かです。

ロッテ新恋人!NTT東日本・清田を指名へ (1/19 サンケイスポーツ)

ロッテが今秋ドラフトの上位指名候補として、NTT東日本の清田育宏外野手(22)をリストアップしていることが18日、わかった。
昨年のドラフトでは2位指名したホンダの長野(ちょうの)久義外野手(24)が入団を拒否。
右打者の外野手が補強ポイントの1つだけに、早くも“ポスト・長野”として白羽の矢を立てた。
球団では、17日にスカウト会議を行いドラフト候補選手203人をリストアップ。
中でも清田は、長打力と50メートル5秒9の俊足が持ち味の逸材で、今秋ドラフトで争奪戦になるのは必至だ。
球団幹部も「(清田は)右打者で一発がある。右の大砲はぜひほしい。肩が強いし、足(の速さ)もある」としている。
昨季のロッテ外野手で、規定打席に到達したのは左打者の大松のみ。
清田が千葉県出身ということもあり、ことしこそ右の強打者獲得に向け万全の態勢で臨む。

来年のドラフトよりもまずは今年のドラフトですが、先日の大嶺翔太と言い、隠密ドラフトは今や昔と思えるぐらいに名前がこぼれてきます。
今度は阪神らも上位での指名を検討していると言われているNTT東日本の清田で、地元出身ということもありネタとしているのでしょう。
素材としては長野との比較はともかくとして、守備力がある右の外野手というのは最優先補強ポイントですから外せない選手であることは確かです。
パンチ力のある打撃についてはプロでものになるには数年は見てあげる必要があるでしょうが、他紙の1巡目はさておき、2巡目ぐらいでの指名はあるかもしれません。
外国人選手を全て野手で揃えるぐらいに投手はもういいだろうというスタッフになってきていますので、今年こそ野手中心のドラフトにして欲しいですし、その中に大嶺や清田の名前が入ってくればとても楽しみになってきます。
決して既にシーズンに興味を失ったからドラフトネタというわけでもありませんが、なかなか面白みのあるニュースでした。

 

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黒木を1日でも早く指導者に

2009-01-19 15:09:08 | 千葉ロッテ

旅先のホテルでもらった朝日新聞の朝刊に、黒木を取り上げた記事が載っていました。
黒木が全国で野球教室を開いていることは知っていましたが、記事を読んで1日でも早く指導者としてロッテに戻ってきて欲しいと感じました。

野球の原点を小学生に伝える「魂のエース」 (1/18 朝日新聞)

グラウンドにユニホーム姿の小学生の歓声が響く。
黄色やピンクのボールを素手でキャッチボール。
子どもたちに交じり、「相手が受けやすい場所に投げる思いやりを」と、繰り返し声をかける。
98年のリーグ最多勝、最高勝率をはじめとする数々の記録。
イチローが「パ・リーグ1」と呼び、投げ負けた松坂大輔に「リベンジ」を誓わせた千葉マリーンズの元エースだ。
けがに泣き、一昨年、引退を余儀なくされた。
無念さの中で、よみがえったのは宮崎での子ども時代。
野球との出会いだった。
自然に空き地に集まりボール投げ。
雨の日の学校の廊下での手打ち野球。
その楽しさが原点だった。
「何かと大人の指示が多く、管理されがちな今の子どもは、あの体験をしているだろうか」
選手時代の愛称からとった「ジョニープロジェクト」を昨年4月、ボランティアで始めた。
地元・千葉県の市川市の小学校には、100人を越える子どもが集まった。
まずは怖がらずに楽しめる柔らかいボールを使い、ルールも三角ベース、2アウトチェンジなど、子どもたちに任せる。
「伝えたいのは自分で決めることと、コミュニケーションの大切さ」。
現場を見た指導者は目を見張る。
「子どもの表情が生き生きしている。普段は上から与えられた野球だったのか」
長女の小学校の保護者チームでソフトボールも楽しむ。
エース?
「ひんしゅくを買うのでレフトです」

プロでも同様の指導ができるとは限りませんが、多くの名選手が陥った自らの経験を押しつけるようなことにはならないであろうと思います。
相手の考えを尊重し、アドバイスはするが最後の決定は選手に任せる、これは指導者としては理想の姿ではないでしょうか。
もちろん純真無垢な小学生とは違って、一癖も二癖もあるようなプロ野球選手にこういった姿勢が受け入れられるかどうかは分かりません。
しかしロッテの選手たちの指導を任せてみたい、私はそう考えます。

新聞記事を手打ちするのは面倒だったのでwebニュースにも載っていないかを探したのですが、残念ながら有料コンテンツ扱いでした。
代わりと言ってはなんですが、似たような記事を見つけましたので掲載します。

「心の練習をしよう」元ロッテ黒木投手、広州で野球教室 (1/17 朝日新聞)

元千葉ロッテマリーンズ投手の黒木知宏さん(35)が17日、中国・広州市の広州日本人学校で野球教室を開いた。
父母らが運営する野球チームの小中学生約90人が参加し、野球の楽しさや心構えを学んだ。
黒木さんは「相手を思いやる気持ちが大事。心の練習だと思ってキャッチボールをしよう」。
子どもたちは2人1組になり、黒木さんが持参したカラーボールを投げ合った。
バットやグラブを使わないミニゲームもあり、黒木さんは子どもたちに交じってボールを追いかけた。
「どうしてプロ野球選手になったの?」との質問に、黒木さんは「高校生までプロになれると思っていなかった。でも、野球が好きで努力を続けたら、速い球が投げられるようになった。楽しいと思って続けていれば、きっといつか夢はかなう」。
小6の後藤昌克くん(12)は「(黒木さんは)すごいプロの選手だったのに、とってもフレンドリーで楽しかった」と話した。
黒木さんは07年末に現役引退を表明。
「野球の楽しさや思いやりの心を伝えたい」と全国各地で野球教室を開いている。
海外での開催は、広州が初めて。

内容はさほど変わりませんが、それだけ黒木の考えにブレがないということでしょう。
年齢も選手に近いですし、兄貴分として2軍で若手投手を育てる姿を早く見てみたいです。
バレンタイン監督の去就とも絡んで一足跳びに監督への就任を期待される黒木ですが、まずは投手コーチとしての実績を積むことが黒木にとってもチームにとっても、そして何より若手投手にとってプラスになると思います。
背番号54の後継者を育てるべく、黒木の2軍投手コーチ就任を強く推します。

 

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